自宅から通勤に使う最寄りの駅までは、一帯が平野ということもあってどこを通っても淡々とした道だ。
「毎日ことば 第1007回・どこを直す?」で取りあげられていた文です。
自宅から通勤に使う最寄りの駅までは、一帯が平野ということもあってどこを通っても淡々とした道だ。
まちがいという意味では、解説に書かれている点になるわけですが……これ、それ以外にも突っ込みどころがいくつもある文だと思います。
前から「自宅から通勤に使う」まで読んだとき、このあとに「道」などを予測する読み手もいそうです。(自宅から通勤に使う)~という読み方をするわけです。でも、出てくるのは「最寄りの」なので、その時点で構成の判断を組み替えることになります。しかも、(自宅から通勤に使う)(最寄りの~)なのか、(自宅から)(通勤に使う最寄りの~)なのかと選択肢がある形で。そして、最終的に構成が確定するのは「自宅から通勤に使う最寄りの駅までは」まで読んだ時(「自宅から通勤に使う最寄りの駅」では確定しない)。
読み手に負担を強いる書き方と言えるでしょう。








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