なつき、逝く(T_T)

昨年夏のかりんに続き、なつきも逝ってしまった。昨日の夜遅くというか今朝早くというか、そういう時間だったらしい。嫁さんが起きてきたときには、もう、体が硬くなっていたという。

我が家に来たのは2009年の秋、16年も前だ。享年は推定で18～19歳になる。人間なら90歳すぎか。元ノラなのに、たいした病気もせず、よくぞここまで長生きしてくれたものだ。

■ノラ時代のなつき

■長男の手から餌をもらうノラなつき

なつきがこんなだったから、飼いたいという話になり、なつき、かりん、ゆきのの3にゃんを家に入れることになったのだ。

■ウチに来て、まず洗われたなつき

■ウチに来てまもないころのなつき

■とにかくじゃまなところに居座るなつきクオリティー

オンラインの会議や勉強会にも、よく参加していたんだよな～。

■最近のなつき

私がAttack! 299を走っているころ、なつきは、嫁さんのあとをついて回るような感じになっていたらしい。もともと、同じネコより人のほうが好きだろうというくらい人なつっこい子なのだが（だから「なつき」）、それにしてもこんなについてくるのは珍しい、体調もいまいちのようだし、心細いのかもって嫁さんも言っていたのだが……。逝ったのも、このところいつも寝ていたスライド書棚ではなく、嫁さんがいつも座っているところの足元だったらしい。最後の最後、やはり、人のそばにいたかったのかもしれない。

かりんも連れていったお寺さんに葬儀の手配をして、お世話になった動物病院の院長先生にも連絡を入れて……なんどか、涙が出て言葉に詰まってしまった。

ネコはあんまり手がかからないと言われるが、ここしばらくは、「かまえ」と寄ってこられてなでなきゃいけないとかと違うレベルでいろいろと手がかかった。

2年前から甲状腺の薬を飲ませなければならなくなってしまい、薬をふりかけても食べてくれる餌を探したり、どうしても食べないときは、口の奥に薬を直接放り込む形で飲ませたりとなかなかに大変なことになったのだ。トイレも、だいぶ前からネコトイレでしてくれなくなり、しかも、ネコトイレ近くの床（ここはリノリウムだから掃除がまだしも楽）から、廊下や階段（こちらはフローリングなので掃除が大変）へと広がっていったしで、こちらもなかなかに大変だった。体調不良で餌をまったく食べなくなり、強制給餌なんてものも体験することになったりもした。要するに、トシ取ったから介護が必要になったってことなんだろう。ネコは人より体が小さいからまだしも楽って面もあれば、言葉が通じないから大変って面もある。そんな感じだ。

投薬や強制給餌はあったけど、病気で苦しんでってことではなく、おそらくは自然な老衰で天寿を全うしたんだろうと思えるので、まだしもだろうか。

向こうでも、いっぱいなでてくれる人をみつけてくれい＞なつき