ニセコ後の北海道旅行――day 3（復路）

ホテルの朝メシを食べたあと、苫小牧へ。

■札幌にはどんだけコンビニがあるんだか

まっすぐ行くのは早すぎるので、夕張に行ってみることにした。ずり山があるとのことだったので。

■石炭博物館があるなら立ち寄るか～

ここもよかった～。

実は、親父は新卒で三井鉱山に入社し、しばらく、三井三池炭鉱で働いていた。親父がもぐっていた三井三池炭鉱では、1963年11月9日に戦後最悪の炭鉱事故・労災事故とされる炭塵爆発が起きるのだが、その直前に、子会社に移籍して炭鉱を離れ、難を逃れたという話もある（あの事故では、知り合いがたくさん亡くなったらしい）。

私も、学部から会社員時代、代替エネルギーを専門にしていたわけだが、そのなかでも、結局、石炭を扱っていた。

そんなこんなで、私にとっては興味深い展示が多かったし、展示に関連して親父の話や私の話をすることもできた。長男にとっては、知らなかった話が多く、それはそれでなかなかに興味深かったらしい。

■ロングウォールの実機

実機を見るのは初めて、かな。ルームアンドピラーの炭鉱は見学したことがあるが、ロングウォールはもぐっていないと思う。

■天龍坑口跡

炭鉱という事故・死者がすぐに浮かぶのだが、長男も「何年かに一度はけっこう大きな事故があっているし、事故では死者の割合がとても大きい。なにかあったら助からない職場ってことじゃん」と驚いていた。そうなのよ、坑内掘りは、事故ったらアウトなのよ。

■おみやげに夕張メロンを買う

おみやげにいいものを1個買い、追加でカットメロンなるものを頼んでみた。「少し待ってね」と言われて待っていたら……どうやら、お店に並んでいるメロンを奥に持っていってカットしてきたらしい。おいしかった。

苫小牧19時発で出航2時間前までに乗船手続きをしろとのこと。なので、16時すぎ、いったん港に行って乗船手続きをすませてから街にとってかえし、晩ごはんを食べにいくことにした。

■苫小牧駅そばのカレー屋さん

■18時15分ごろ乗船の列に並ぶ

■ほぼ最後に乗船

　

メインが満杯になったら後部に乗せるのだが、そちらでも、ほんとに最後のほう。でもこれ、出るとき順番待ちがなくていいのよね。

乗ったらすぐにデッキへ。

■「落陽」の世界――苫小牧発仙台行きフェリー

サイコロふたつを手の中で転がしつつ。

「ニセコクラシック2025――往路」に書いたように、サイコロふたつを持って苫小牧発仙台行きフェリーに乗れ、大満足の長男。ちゃんと「落陽」の時間帯だし。

サイコロは、昔、奇石博物館で買ったタイガーアイのサイコロを嫁さんが用意してくれた。金運がいい石らしい。

翌朝は、コンビニで買ってきたもので簡単に朝ごはん。このところ、食べ過ぎなので(^^;)

■お昼は仙台港近くで

■人気店らしく、回転の少し前に行ってもちょっと待つことになった

■いくら大袋ったって限度があるだろう

5キロのキュウリってのはすごい。野辺山あたりだと、たまねぎが10キロ一袋で売られていたりするけど。

■サクランボ3種もおみやげに

■羽生のPA

初めてきたんだけど、こんなふうになってるんだ。SAとかPAとか、めったに止まらないんだよな(^^;)

夕方、無事に帰着。やっぱり、ふたりいると運転も楽だな。このパターン（仙台～苫小牧のフェリー）、アリだな。