自転車用汗止め
山林が少なくなると山の保水力が低下し、降った雨水が一気に川へと流れ込んで洪水などの災害が起きやすくなる。人間の頭も髪の毛が少なくなると保水力が低下し、汗が流れおちやすくなる。というわけで、私の場合、ヒルクライムなどで汗をかくとすぐに顔へと汗が流れてきて、目に入ったり、眼鏡を汚したりと困ったことが起きてしまう(^^;)
そのため、最近は汗止めに(↓)を使っている。
前面がといのようになっており、ヘルメット前端の少し下、まゆげのすぐ上あたりにこれを巻いておくと、汗が顔の両側に流れてくれる。シリコン製なので汗を吸うわけではなく、顔の前面に流れるはずだった汗を側面へ流してくれるものだ。効果はばつぐんで、この汗止めをしてから眼鏡に汗が落ちることはほとんどなくなった。ちなみに、きつくしすぎると頭痛がしたりするらしい。つけているかどうかよくわからないくらいで効果は十分に発揮されるので、わりと緩くしておくのが吉だ。
なお、汗を吸収してくれるわけではないので、このスウェットガーターの場合、顔の側面に流れた汗が最終的にあごからトップチューブやトップチューブバッグへ落ちてしまう。
少しでも汗が落ちないようにしたいのなら(↓)のような吸水性の素材でできたものもある。
こちらも前面にゴム製のシールがついていて、吸収しきれなかった汗は顔の両側に流れることになっている。汗が少なければ吸収してくれるし、多くても両側に流してくれるわけで、こちらがよさそうにも思えるが……私の場合、少しでも涼しくしたい(涼しくして発汗をおさえたい)ので、風のあたりをおさえてしまうものは身につけたくない。
比較的平坦なところをかなりのスピードで走るロングライドならどちらでもいいのかもしれないが、私はどうしても坂に行きがちで、ヒルクライムだと汗は増えるわ、スピードが落ちて風は当たらないわ、なので、最初の製品のほうが合ってるんじゃないかと思う。
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