Windowsメインの環境からMac上の物書堂で辞書を引く
だいぶ前に買ったMac miniをようやくセットアップしたのでメモ。こういうことができるってツイッター(当時)で教えてもらったのです。
■Macのセットアップ
MacはMac miniの一番安いヤツ(M2、256GB)。辞書引き専用マシンの予定なので。有線USB接続のキーボードとマウス、それとUSB-C接続のモニター(モバイルモニターを流用。外に出るときは外して持っていく)をつないで最低限のセットアップをしたあと、物書堂のアプリと辞書をダウンロードする。
物書堂アプリ上側右端の「…」→「設定」→「クリップボード検索」をオンにする。ついでに、文字サイズなども設定しておく。
■MacとWindowsの接続
サンワサプライのKB-USB-LINK4(↓)でMacとWindowsマシンをつなぐ。USB3.0ポートにつながないといけないらしいので、そこは注意。USB2.0ポートでも動作するようなことが書いてあるが、最初につないだポート(Windows)では認識してくれなかったようだ(つなぐポートを変えたり再起動したりといろいろやったので、なにが原因かよくわからない)。
■ドライバのインストール
環境によってはインストールが自動で始まるらしいが、ウチはWindowsもMacも自動では始まらなかった。
WindowsはSMARTLINK/SmartDataLink.exeを起動。
MacはデスクトップにSMARTLINKが見えたので、その中にあったU3SmartDataLink.appを起動。このアプリをインストールするにはなんだかっていうソフトウェアをインストールしなきゃいけない、するか?と尋ねられたので「する」と回答するとそのソフトウェアがインストールされる。その後、あらためてU3SmartDataLink.appを起動。
ついでに、以下の設定もしておく。
●Macログイン時にU3SmartDataLink.appと物書堂アプリを自動起動する
●Macを自動ログインにしてしまう
●Macのスリープを禁止
■SMARTLINKの設定
両マシンにドライバがインストールされると自動的につながる。
WindowsマシンのインジケーターからSMARTLINKの設定を調整。といっても、メインのマシンからマウスをどっちに移動するとMacにマウスが移動するかを設定するだけ。ほかはデフォルトでいいようだ。
動作が確認できたら、Mac側のキーボードとマウスはなくしていい。つまり、Macには、電源コード、モニター用USB-C、SMARTLINKさえつながっていればいい。
起動するとMac側は自動でログインし、SmartDataLinkでWindowsとつながる。
■辞書引き
クリップボード検索をオンにしているので、クリップボードになにかコピーするとそれを引いてくれる。いらんときまで辞書アプリが動くので少しうるさいっちゃうるさいが、メリットのほうが上回るので気にしないことにする。
どの辞書を見るかとか、ついでにほかの単語も引こうと思うときは、マウスを動かすとMac側に移動し、キーボードも使えるようになる。もちろん日本語入力はMacの環境に依存するので、Windows側と同じ環境が欲しければ日本語IMEをMacにインストールする必要がある。
■感想
少しいじってみたのですが、いや、これ、便利です~。さっさとセットアップすべきでした(なんだかんだできなかったからしかたないんだけど)。
モニターひとつ、Windows環境を拡張し、物書堂アプリが使えるようになったというイメージ。いまはまだ、Mac側の日本語入力環境が整っていないからイマイチだけど、それもMac用ATOKをインストールすれば、ほんとにWindows環境が拡張されたって感じになるんじゃないかと期待しています。
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