« 『ふだん使いの言語学:「ことばの基礎力」を鍛えるヒント』 | トップページ | 『「編集手帳」の文章術』 »

2022年8月23日 (火)

好きな言葉

  • 為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり
  • 足るを知る
  • 人間万事塞翁が馬

この三つが並んでいるのは支離滅裂に感じると言われることがあるのでちょっと説明しておきます。

人間、努力すればそれなりのことはできるようになるものです。できないことがあるのはできるようになろうとしなかったから。できないという現状が気に入らないなら、できるように努力すればいいだけのことです。

ただし人間の一生は時間が限られています。何から何までできるようになれるほどの時間はありません。だから、「足るを知る」ことも大事です。こっちができるようになったのだから、あっちができなくてもいい、いや、こっちができれば満足だからあっちはやらないって考えるわけです。そうしないと、がんばりすぎて体なり心なりをこわすのがオチでしょう。

また、「為せば成る」といっても、その道のりは長かったり紆余曲折があったり、いろいろです。瞬間瞬間に一喜一憂せず、「人間万事塞翁が馬」と長い目で自分を見ることも必要です。

「足るを知」って現状に満足しつつ、「人間万事塞翁が馬」とゆったり構えながら「為せば成る」と次の目標に向けて一歩ずつ歩いていく……そんな人生がおくれたら幸せかなぁと思っているわけです。

|

« 『ふだん使いの言語学:「ことばの基礎力」を鍛えるヒント』 | トップページ | 『「編集手帳」の文章術』 »

雑記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『ふだん使いの言語学:「ことばの基礎力」を鍛えるヒント』 | トップページ | 『「編集手帳」の文章術』 »