JTF翻訳祭2016満員御礼
先日紹介したJTF翻訳祭2016ですが、22日の事前申し込み締めきりをもって満員御礼となり、はじめて、「当日の参加申し込みなし」となりました。
交流パーティーは多少の余裕があるので、当日の申し込みで参加できます。本会場側も参加費なしで入れる「翻訳プラザ(展示会)」、「プレゼン・製品説明コーナー」がありますから、そちらを一通り巡って話を聞いてから交流パーティーに参加ということは可能です。あるいは、とりあえず有料セッションだけ申し込んであるという人も、当日、受付に申し出ていただければ、そのまま交流パーティーに参加することができます。
翻訳祭などのイベントを紹介するたびに書いているのですが、交流パーティー、いいですよ。私は、講演とどっちが大事かと言われると答えに窮するくらい交流パーティーも大事だと思っています。
そら、知り合いが多いBuckeyeさんはいいけど、私は知ってる人もいないし……という方、おられたら、会場で私に声をかけてくださいませ。「こういう翻訳会社の人に紹介をお願いしたい」みたいな希望もあらかじめ考えてくるといいと思います。せっかく翻訳会社の人もたくさんいるのですから。
■私の写真はネット上にけっこう出ていますが、念のため、ここにも貼っておきます。ちなみに、いつもこんな感じの服装で参加してます。
私がだれかに捕まっていて声がかけられないといった場合は、実行委員の人たちに声をかけてください。詳しくは、baldhatterさんのブログ記事(「翻訳祭にいらっしゃるみなさんへ」)をご覧いただくのがいいでしょう。
■個人翻訳者の参加が史上最高を記録
申し込みのとき、個人翻訳者だと申告された方の人数が、今回、史上最高を記録しました。翻訳者に不評だった去年に比べると倍増、わりと多かった年と比べても3割増で、参加者数で翻訳会社にほぼ並ぶレベルです。人数そのものも過去最高なら、翻訳会社系の参加者数と肩を並べたというのも、おそらく、はじめてのことです。
ちなみに、翻訳会社からの参加が減ったわけではなく、そちらも過去最高レベルの去年から横ばいでした。つまり、個人翻訳者が増えた分、全体の参加者が増えたわけです。会場のキャパシティを考えると、当日の参加申し込みなしの対応やむなしという判断になるほどに。
先日の紹介で、「今年、個人翻訳者の参加が増えなかったらJTF翻訳祭もJTFも法人寄りが加速するかも」と危機感を表明していたわけですが、おかげさまで、たくさんの翻訳者に申し込んでいただくことができたようです。
来週の本番に向け、実行委員会と事務局は、いま、最後の準備を急ピッチで進めています。はい、みんな、いい翻訳祭になりそうだと意気軒昂です。
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