日本翻訳連盟の理事を退任
昨日の社員総会をもって、一般社団法人日本翻訳連盟(JTF)の理事を退任しました。全部で7期14年、後半の5期10年は常務理事という肩書きになっていました。
理事になったのは、とある理事さんから、「JTFのイベントは翻訳者の参加が少ない。特に若い翻訳者が少ない。若い翻訳者が参加できるようにしたいので手伝ってくれないか」と言われたからです。それから15年ほど。最近は、翻訳祭などのイベントに翻訳者もかなりの人数が参加するようになっていますし、若い人の姿もかなり見られるようになりました。まあ、増えた理由は、私のみの功績ではもちろんありませんし、それどころか、私の功績が多少なりともあったのかなかったのかもわからないわけではありますが。
それはともかく。
団体の役職というのはある程度の周期で交代していくほうがいろいろな意味でいいと私は思っています。組織の新陳代謝という面でも交代すべきですし、役職が人を作るという面でも交代してなるべく多くの人がその恩恵に浴したほうがいいでしょう。どこかでしゃべる機会を与えてもらえる、話を聞いてもらえるという面でも、肩書があるほうがよかったりします。そんなこんなを考えると、常務という役付理事になって10年というのは長すぎたくらいだろうとも思います。
実現したいと思って根回しをしていた案件を最終的に形にできていないのが心残りですが、今回の役員改選で新たに個人翻訳者理事になった方々を含め、あとは残る方々に託すことにします。
今後は、一会員として日本翻訳連盟にかかわっていくことになります。
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