『翻訳のレッスン』
翻訳フォーラムの関係者4人共著で本が出ることになりました。
『できる翻訳者になるために プロフェッショナル4人が本気で教える 翻訳のレッスン』(講談社)
刊行予定は5月27日ですが、アマゾンなどで予約が可能になっています。
書いているのは、高橋さきの a.k.a. Sakino、深井裕美子 a.k.a. miko、高橋聡 a.k.a. baldhatter、井口耕二 a.k.a. Buckeyeの4人。
この4人は、baldhatterさんと私が微妙にかぶっていることをのぞき、産業翻訳者としての守備範囲が大きく異なっています。産業翻訳の世界で言えば、守備範囲が違いすぎて共通の話題などなくてもおかしくないのですが、その4人が寄ると触るとカンカンガクガク、いつ果てるともしれず議論が続きます。内容は、翻訳の本質について。翻訳には分野によって違う部分もたくさんありますが、その根底には、どの分野にも共通する本質的な部分があると思うのです。守備範囲が違っても、そういう本質の部分だから共通の土台で議論ができた……いや、守備範囲が違うからこそ共通の土台となる本質部分に目を向けなければ話ができず、自然とそこに注意するようになったのかもしれません。
本書は、これから仕事を始めようという人、仕事を始めて間もないいわゆる駆け出しの人、さらには、仕事は順調に回っているがステップアップしたい中堅クラスの人までを対象とした内容になっています。勉強中や駆け出しの人には難しいかもしれない内容も含まれますが、そこは、長く楽しめる内容になっているのだと考えていただければ幸いです。
アマゾンのページもまだきちんとしていませんし、本自体もまだまだ手を入れている最中です。著者一同&編集さんなど関係者一同、いいものに仕上げようとがんばっていますので、お楽しみに。
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