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2013年11月

2013年11月20日 (水)

JTF「翻訳業界の実態調査アンケート」 にご協力を

JTFの「翻訳業界の実態調査アンケート」 、今年は個人翻訳者も対象となっています。回答期限は2013年12月6日(金)まで。この調査で、単価など、業界全体の現状がわかれば、そのなかで自分がどういう位置にいるのかもわかることになります。ぜひ、ご協力を。

最初に名前や電子メールを入力すると、『2013年度 翻訳白書 「-第4回翻訳業界調査結果報告書-(PDF)」』が送られてきます。一応、年商などの回答内容と名前や電子メールなどの情報は切り離して処理されますが、気になる人は、名前や電子メールを空欄の匿名とすることもできます。名前や電子メールを入力しないと翻訳白書がもらえないわけですが、JTF会員であれば、事務局からもらうことができるはずですし、翻訳白書をもとに業界の現状をどう考えるのかといったことは、このブログでも検討することになると思いますので、それなりの情報は得られるはずです。

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2013年11月15日 (金)

JTF翻訳祭2013

今年もJTFの翻訳祭がおこなわれます。11月27日(水)に東京市ヶ谷です。

テーマ:大翻訳時代 ~Define Your Blue Ocean Strategy~
日時:2013年11月27日(水)9:30~20:30(開場9:00~)
会場:アルカディア市ヶ谷(東京、市ヶ谷)

詳細はJTFのウェブサイトで確認してください。下の画像をクリックすると、当該ページに飛びます。

Festival2013__1

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2013年11月13日 (水)

ノンフィクション出版翻訳忘年会の参加資格

先日、案内メールを発送したノンフィクション出版翻訳忘年会ですが、翻訳者については「実力と実績のある翻訳家」というあいまいな表現になっています。そのため、「~という状況なのですが、これで参加資格はあるでしょうか」などと聞かれることがけっこうあります。

回答としていろいろなことを言ってきました……違和感を覚えつつ。

なんといっても基準があいまいですからね。正直なところ、幹事間でも明確なコンセンサスがなく、人によって考えが異なっていたりもします。それはまずかろうとなり、どういう基準にするのがいいのか、幹事間で話し合ったこともあります。そのとき、私は、いっそのこと、訳書X冊以上などの外形的基準を導入したらという立場を取りました……これまた違和感を覚えつつ、でしたが。

実はこの会は、もともと、2011年に亡くなった山岡洋一さんが中心となっていたものなのですが、「実力と実績のある翻訳家」という表現にされたとき、山岡さんの頭のなかには外形的な基準があったそうです(この話は、亡くなる前年にうかがいました)。であれば、外形的な基準を表に出してしまうほうが参加者は迷わなくてすみますし、幹事の負担も減るはずだと思ったのです。

外形基準を決めたら決めたでややこしい面もあるんですけどね。「訳書X冊以上」としたらしたで共訳書は数えるのか、共訳書を数えるとき人数に上限は設けるのか(訳者がずらりと10人も並ぶようなものもありますからね)、監訳者の名前で出ていて監訳者あとがきに「翻訳は~さんに頼みました」とクレジットされているものは数えるのか、下訳は数えるのか、商業出版ではなく自費出版のものは数えるのか……ざっと考えても、このくらいは問題が出てきます。

いろいろと議論がありましたが、最終的には外形基準の導入は見送りとなり、今年も、「実力と実績のある翻訳家」という表現のママになったわけです。

そして、先週の土曜日に行われた洋書の森のセミナーと懇親会に参加したとき、ボランティアスタッフをしているという方からも冒頭の質問をされました。いつもの違和感を感じつつ、なんて答えようかなと考えたとき、息子が通っていた小学校での出来事を思い出しました。

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2013年11月12日 (火)

ノンフィクション出版翻訳忘年会2013

今年も、ノンフィクション出版翻訳忘年会があります。先日幹事会をおこない、今日、案内メールが発送されました。日時・場所は12月2日、月曜日の夕方から、東京都心です。

趣旨は、例年どおり(↓)。

日ごろ、なかなか顔を合わせる機会のない翻訳家、編集者が集まる場として、今年は12月2日に開催いたします。

短い時間ではありますが、単なる名刺交換の場ではなく、今後の糧になるような集まりにしたいと願っております。実力と実績のある翻訳家に、志のある編集者に、ぜひ声をかけていただき、お誘い合わせのうえお運びくだされば幸いです。

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