しばらく前に「やりたい」とブログ記事を書いた『iSteve』、実はやれることになり、いま、必死になって翻訳を進めています。「やれることになりましたぁ」と書きたいのはやまやまだったのですが、この本についてはなんだかいろいろとうるさい話が多いらしく、誰が翻訳するのかもしばらくは伏せるから言ってくれるなと講談社さんに頼まれまして。
翻訳者についてはようやく解禁になったようです(というわけでこの記事を書いています)。講談社さんのページに私の名前が載った書影がでましたし、ネット上でもぽつぽつ翻訳者が私という情報が出始めています。
アマゾンでも予約が始まりました。
わたしにとって初の上下巻。合わせて4000円でお釣りが来るというのは破格値だと思います。厚みからして上下5000円じゃ足らないと踏んでいたのですが(編集さんからも「それが当たり前の厚さです」と言われました)。講談社さんとしてはいろいろがんばっての値付けということのようです。
スティーブ・ジョブズというのはいろいろな意味で時の人なわけですが、やはりすごく注目されているようです。予約開始とほぼ同時で上下巻ともにアマゾンのベスト10入り。
それにしても……ふつう、日本語版はゲラ修正もおわり、あとは印刷・製本とどうまちがってもまず遅れることがない段階まで作業が進んだ時点で発売日が決まり、予約も始まるものなのですが……この本については世界同時発売(20カ国前後のようです)ということもあり、まだ翻訳さえも最後まで行っていない段階で予約が始まったわけです。発売日は11月21日です。
遅れるなよ、こけるなよってことですね、これは(^^;)
翻訳自体はもう何日かで一通り終わります。といっても、ふつうにやったのではまにあわないと1週間くらい前からひとりで山ごもりをして仕事ばかりしています。こんなめちゃくちゃ、独立以来わずかに2度目です。
って、このレベルのめちゃくちゃを経験ずみっていうのが我ながら信じられませんが。ちなみに前回は、嫁さんに子どもたちを連れて実家に帰ってもらいました(^^;) 私はもともと、子育ての時間的やりくりを家庭内でつけられるようにって、会社員を辞めてフリーランスになったわけで、フリーの仕事が忙しくなりすぎていろいろな負担を全部嫁さん側に押しつけるのは本末転倒なんですが。今回は案件が案件なので、非常事態として認めてもらいました。
というわけで、現在、こんなんなってます。
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