うんのさんの辞書新版発刊記念オフ
昨日の夜、うんのさんの辞書新版発刊記念オフ(『ビジネス技術実用英語大辞典V5』発売記念オフ)に出てきました。オフ会には、30人強が集まり、3時間近くもわいわいと楽しくお話しをしてきました。その後、数人で2次会に流れ、帰宅は午前様……
会場に着いて、まず、発売になった『ビジネス技術実用英語大辞典V5』を買い、うんのさんご夫妻のサインもいただいてしまいました。
CD-ROMにペン書きするのは、データがうまく読み出せなくなる危険があると言われていてあんまりお勧めできないのですが、まあ、たいがいは大丈夫なのは私はお願いしてしまいました。外箱もCD-ROMケースも捨ててしまうので、CD-ROMそのものにでもしていただかないと残らなくて(^^;)
今朝、さっそくパソコンにコピーして使っていますが、とりあえず、問題なく読み出せているようです。
会場でご夫婦にお聞きしたのですが、やはり、辞書を作り、改訂してゆくというのは大変な作業で、こうして辞書として販売できてもその元が取れるというか、ビジネス的に成立するかどうかはかなり難しいようです。たくさんの辞書が同梱された携帯型電子辞書が最近は人気ですが、あれは、1冊あたり、著作権者にはいるお金は微々たるものとのお話もありました(掲載冊数が多いから、でしょうか)。セット販売だからほかの辞書を目当てにした人も買ってくれるという面は、一応、あるわけですが。
先日の「翻訳通信100号記念セミナー・パーティ」で山岡さんも、「最近は辞書を新しく作れる状況にない」と言われていました。
辞書を引いたとき、うんのさんの辞書をほぼ必ずチェックするユーザーとしては、できれば、何年かあと、V6が出てほしいなぁとは思いますが、さてさて、そのころ、こういう業界はどうなっているのでしょう。
この辞書、買おうかなと思った方は、(↓)の直販サイトへどうぞ。アマゾンなどでは、今のところまだ、買えるようになっていません(ISBNもありますし、そのうち買えるようになるとのことです)。
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コメント
佐藤信彦です。スッカリご無沙汰ですね。音楽以外では完全に出不精になってしまいました(^^;)
ときに、
> CD-ROMにペン書きするのは、データがうまく
> 読み出せなくなる危険があると言われていて……
って、そんなことありますか? ボールペンや鉛筆のような硬いものレーベル面を傷つけると記録層が壊れるけど、フェルトペンなら問題ありませんよね。
投稿: 佐藤信彦 | 2010年9月 6日 (月) 09時36分
どうも~。
昔はレーベル側からも染みて問題になることがまれにあるって言っていた時期があって、その記憶で書いてしまいました。最近は柔らかいペン先なら大丈夫なようですね。
投稿: Buckeye | 2010年9月 6日 (月) 10時16分
もっと昔には、フロッピーディスクのラベルに書き込むための専用ペン、なんてのも見たことがあります。
投稿: baldhatter | 2010年9月 7日 (火) 18時17分
そんなんあったんだ~。知らなかった。
投稿: Buckeye | 2010年9月 7日 (火) 20時40分