ミスの少ないワークフロー:辞書引き
みなさん、辞書はどういう形で引いていますか? 私の場合、原稿ファイル上で引きたい言葉を選択し(あるいはカーソルを置くだけ)、ファンクションキーを押せば、主立った辞書、30冊ほどを一気に引けるようにしています。
紙の辞書には紙の辞書の良さがあるのですが、仕事として大量に引く場合、やはり、パソコン搭載の電子辞書が便利です。
このあたりについては、過去に(↓)の記事を書いています。
ついでに(↓)もお勧めします。
このような形で辞書を引くと入力の手間が省けてスピードアップが実現できます。それだけじゃありません。ミスを減らすこともできるのです。
まず入力ミス。ミスれば修正に時間がかかりますし、ミスって入力した単語が存在すれば、変な語義を無理矢理当てはめるような失敗につながるおそれもあります。
さらに。
人間、読み間違い、思い込みなどを完全に避けることはできません。似て非なる単語に読み間違っていたとき、手入力で辞書を引くと、思いこんだ単語を入力してしまいます。その結果、「やっぱりこういう意味だよなぁ。でもどうしてここでこういう話になるんだろう」と袋小路にはいってしまいます。それに対し、この作業を自動化すると、原文に書かれている単語が引かれるので、思いもしなかった語義が提示され、間違いに気づくことができます。
この読み間違い、ここしばらくはやった記憶がありませんが、何年か前まで、年に1回くらいはやらかしていた記憶があります。
なお、このような形で辞書を引くためのマクロは、いろいろな人がウェブに公開しています。私も、SimplyTermsに同梱する形で秀丸用のマクロを公開しています。
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