『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』-見本が到着
『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』の見本刷りが届きました。
初版の刷り部数全部が一度にできあがるわけではなく、一部が先行して出版社に届くのですが、それを見本刷りといいます。訳者・著者への献本(最大で10部くらい)のほか、書評を書く人たちに配布するなどに使われるようです。本が書店に並ぶころ、書評が出てくるためには事前に読んでもらう必要がありますからね。
今回は、この見本刷りを使い、一部書店で先行販売をしているようです。7月15日には丸の内の丸善本店で本書の刊行を記念して「外村仁さん×林信行さん トークショー」というのが開かれるのですが、このイベントの入場整理券は、この先行販売分(あるいは林信行さんの新刊、『iPadショック』)を丸善本店で購入した人がゲットできる。そういう仕組みになっているようです。
余談ながら、このイベント、私も顔を出す予定です。JTFの理事会から回ればちょうどというタイミングですし。といっても、別に話をするわけではありません。後ろのほうで外村仁さんと林信行さんのお話を楽しませていただくつもりです。
……って書きながら、今、ふと確認したら、アマゾンも「在庫あり」になってて発送が開始されたようです……発行日は7/15のママなんですけど……先日、コメントで紹介しましたけど、アマゾンはポイント10%還元の対象にもなってますし、けっこうお得かもしれません。
それはともかく。
仕事もしないといけないのだけれど、とりあえず横に置いて(^^;)、外村仁さんの解説だけ読んでしまいました。解説というのは訳者が関与する部分ではないので、私に送られてきたゲラには含まれていなかったのです。
この本は、ホント、訳していて楽しかったので、こうして本の形になったところでもう1回読みたいところだったりします。本のレイアウトからくる印象とかもありますし。もちろん、ゲラもきちんとレイアウトされているわけですが、印象が違うんですよね。本にするとき裁ち切る部分までゲラは紙があるからだと思うのですが。
でも……遅れ気味の仕事から進めておかないとまずいでしょうね……
| 固定リンク
「翻訳-出版」カテゴリの記事
- 日本語の文末表現(2019.01.28)
- ゲラ読みに使う道具(2019.01.24)
- マネージャー、マネジャー、マネージャ(2017.11.06)
- 『リーダーを目指す人の心得』-誤訳の指摘(2012.09.30)
- 『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』-誤訳の指摘(2012.11.11)
コメント
アマゾンさん、見本刷りは全部、はけてしまったようで、ステータスが「ただいま予約受付中です」に戻ってしまいました。15日発行ということは、もうちょっと前に通常配本分が届くのでしょうから、そうなったらまた発送が再開されるのだろうと思います。
やはり先行販売をしている丸善さんも、通常配本が届く前に売り切れになりそうな状況のようです。
よくできた本だと思うし、多くの人の役にたつ本だとも思うので、たくさんの人が買ってくれているのはうれしいですね。
もちろん、これで増刷になってくれれば、私の懐も助かります(^^)
投稿: Buckeye | 2010年7月11日 (日) 10時34分