« 翻訳が正しいか否かは翻訳後に決まる | トップページ | 欠陥表示で書いた人が責任を問われる »

2010年7月11日 (日)

複数PCの使い方

禿頭帽子屋の独語妄言 side A」に「# マシン 3 台、ディスプレイ 2 台 - # 現在の作業環境、その3」というエントリーがありました。

baldhatterさんの場合、キーボード・マウスは1セットとして、ソフト的に切りかえて複数台のPCを使っておられるようです。

私はハードウェアで切りかえています。やり方がかなり違うので、私のほうも紹介しておきます。

■仕事環境の全景

20100711_r0010116

体の正面にくる左側モニターの右半分が翻訳作業を行うエリア。その左側がウェブブラウザ。

右側のモニターは辞書を中心とするその他のウィンドウです。英語関係の辞書ブラウザとしてJammingが2ウィンドウ、国語辞典用DDWin、日本語シソーラス(独自規格)、KWIC Finder、SimplyTermsくらいは必ず開いています。あとは資料のPDFなども、必要に応じて開きます。

視線を移動するだけで辞書と翻訳原稿を見比べられるので、語義をざぁ~っと見る途中、あれ、これで文脈にあうのかな?と思った場合などに便利です。

あと、PPTのレイアウト調整を行うとき、英語版と日本語版を右と左のモニターに大きく表示し、見比べながら作業が進められるのも便利です。

デュアルモニターって、一度使いはじめるともう戻れないというくらい作業が格段にやりやすくなります。

■CPU切替器(複数PCから同じキーボード、マウス、モニターを使うための装置)

20100711_r0010119cpu

端っこがちょっと写っているのは今、翻訳を進めている書籍です。内容は公知なので、守秘義務の問題はありません(念のため)。

接続は以下のようになっています。(マウスが異様にでかい感じがするのは気のせいです^^;)

■接続図

Pc_4

PCはすべて、CPU切替器へつなぎます。つなげる台数はCPU切替器によって2台、4台……(カスケード接続でさらに増やすこともできます)となります。私は3台くらいつないでいることが多いので、いつも、4台用を買っています。

CPU切替器には、キーボード、マウス、モニター1(正面)をつなぎます。これで、CPU切替器のスイッチひとつで、キーボード、マウス、モニター1がPC1~4に接続されるようになります。

ここまでならCPU切替器を買ってきて接続を変えればすむ話なのですが、私の場合、デュアルモニターにしているので話が少しややこしくなります。作業環境は広いほうがやりやすいので、モニター1とモニター2が横に連結されているかのような形で使っているのです。

このため、モニター2は、入力2系統に2台のPCをつなぐ形としています。こちらの表示は、モニター2の入力切替で行うわけです。

こちらにもCPU切替器を使うという方法も考えられます。ただ、CPU切替器ってけっこう高いので、モニター側の切替でできるならそれでいいと割り切っています。余っているCPU切替器はアナログ接続だったりしますし。

ややこしいと言えばややこしいのですが、2台のモニターに別々のマシンの内容を表示させて見比べるなどができるので、便利な面もあります。

現実には、さらにもう少しややこしくなっています。キーボードがPS/2なので切替器はPS/2用となっているのですが、マウスはUSBにしてあげないと多ボタンマウスとして正しく認識されなかったりします(接続するマシンのうち、1台はマウス用PS/2のインターフェースが出ていないという問題もありました)。そのため、上掲の写真で、CPU切替器の上にマウスを切りかえるためのUSB切替器が載っています。

キーボードをUSBにしてUSB対応のCPU切替器にすれば、1台で切りかえられるようになります。ただ、USBの切替って少し時間がかかるんですよね。PS/2ならスイッチを切りかえた瞬間から使えるのですが……あと、2台のモニターに別々のマシンの内容を表示させたとき、マウスだけ切りかえられると便利だったりもします。

■補足

仕事環境全景の写真で2台のモニターの間あたりに2個目のマウスがあります。これは、CPU切替器経由のPS/2接続をしているマウスです。基本的に使わないのですが、2台のモニターに別々のマシンの内容を表示させ、両方をマウスで操作したいときとか、あると便利なことがごくごくたまにあるので、一応、つないでいます。

■余談

体の正面、モニター1の下、マウスのラインにくっついているのは「怪人ジブリブリ」です。スタジオジブリに発生する生き物で、ふだんは姿を見せないが、冷汗やあぶら汗が大好きで、仕事がはかどらないスタッフがいるとそこに集まってくるのだそうです(^^;)

20100711_r0010120

|

« 翻訳が正しいか否かは翻訳後に決まる | トップページ | 欠陥表示で書いた人が責任を問われる »

PC-ハードウェア」カテゴリの記事

コメント

ドシロウトの質問お許しください。私もできたら3台を2モニタで使いたいなと思っているのですが、4台のPCはネットワーク化されているんでしょうか。またデータのバックアップなどはどうされていますか?4台中1台にいつもバックアップする形とか、外付けHDとかでしょうか?

投稿: テデスコ | 2010年7月11日 (日) 22時09分

テデスコさん、

PCは基本的にネットワーク化しています(プログラム開発用に古いマシンを残してある場合、スタンドアロンとすることもありますが)。ルーターを介してインターネット用モデムにつながっている形です。

データのバックアップは、メインとサブの2台の間で相互に行っています。

メインマシンは翻訳作業用、サブは通信その他に使っています。どちらもデータ用のHDDを用意して(パーティションを切っているだけのこともあります)、backupedというフォルダを作って、そこにバックアップすべきデータは全部まとめてあります。このほか、othercompというフォルダも作ってあり、メイン側はサブマシンの、サブ側はメインマシンのデータがバックアップされています(基本的に1日1回)。

メインもサブも(外で使うためのノートなども)、フォルダをドライブに割りあてたり、他のマシンのドライブをネットワークドライブとして使ったりという形で、データ関連のドライブはどのマシンでも同じに見えるようにしてあります。こうしておくと、仕事用のソフトで設定を移動するなどのときに楽ですし、マシンがクラッシュして他のマシンで作業を続行するときも同じ感じで作業ができるので楽です。

投稿: Buckeye | 2010年7月12日 (月) 11時51分

なるほど、大変分かりやすくご説明いただき、ありがとうございました。データ関連のドライブがどこからも同じに見える、マシンがクラッシュしても他のマシンで同環境で作業が続行できるのは、すごく便利でなにより安心ですね!

投稿: テデスコ | 2010年7月12日 (月) 23時16分

baldhatterさんのところ、実はもう少しややこしい接続になっていたらしいです。詳しくは下にあるトラックバックからリンクをたどってくださいませ。

投稿: Buckeye | 2010年7月13日 (火) 07時50分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/111098/48848570

この記事へのトラックバック一覧です: 複数PCの使い方:

» # 現在の作業環境、その3 - 補足 [禿頭帽子屋の独語妄言 side A]
先日のエントリに、Buckeye さんから TB をいただきました。 見た目でい [続きを読む]

受信: 2010年7月11日 (日) 22時10分

« 翻訳が正しいか否かは翻訳後に決まる | トップページ | 欠陥表示で書いた人が責任を問われる »