表に出したら恥となる翻訳
このところ、単価下落とともにすさまじい翻訳というかなんというかが増えているといった話を聞いています。英日でワード単価が一桁の前半というような価格でもやる人が価格並みのものを出しているケースもあるでしょうし、日本語を母語としない人が英日をしているケースもあるでしょう。その背景として、海外の翻訳会社が安値を武器に受注し、その値段でやってくれる人に出すなどの形が挙げられたりします。よく聞くのは中国やインドの翻訳会社ですが、そのほかにもアジア各国、いろいろなところが動いているような話も聞きます。
どこをどう回ろうが、最後の最後は誰かが翻訳することになる。でもまともな人はまともな値段でしか仕事をしないし、そういう人にはまともな値段で仕事が集まる。結局、安く買えば安いモノしかあがってこない。それが当たり前だとどうしてわからないのか、ホント、不思議です。
私は幸い、そういう話と今までかかわりを持たなかったのですが……今回、「チェックしておかしい部分は修正して欲しい」と送られてきた会社紹介のファイルがそういうレベルでした。
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