翻訳と営業
先日のJTF翻訳祭パネルディスカッションのとき、「翻訳者も営業力をつけるべきだ」との意見がパネリストとして登壇された特許翻訳者の時國さんから出ました。話の流れとしては、「営業力をつけて、自分の翻訳を必要としているソースクライアントと取引をすべき」というものだったと思います。
ソースクライアントとの直接取引を翻訳者全員ができるようになるとも思いませんし、そうなるべきだとも思いません。この点については、できないよりはできたほうが選択肢が広がっていいだろうし、できる人はやればいいけど、できなければできないで生きてゆく道はあるはず、そういう道を残すべきだと思います。
このあたりについては昔『実務翻訳を仕事にする』(宝島新書)に書いたので、ここでくり返すのはやめておきましょう。
営業については、パネルディスカッションで時國さんが触れられなかったけど、けっこう大事だと思うことがあります。
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