JTF翻訳祭2009来場者アンケート
来場者アンケート、改めて見てみました。私の講演については、「あまり参考にならなかった」(5段階評価で2)という方もおられましたが、「とても参考になった」「参考になった」(5段階評価で5と4)が大半だったようです。今回は準備にかなり苦しんでしまいましたが、その甲斐があったかなとホッとしています。
自由記述欄では「私のPPTを印刷した配付資料が欲しかった」とのご意見をたくさんいただきました。
すみません、これが配布できなかったのはすべて私の責任です。レジメ締め切り日には講演の流れさえも固まっておらず、PPTを作ることはないだろうと思っていました。講演の流れがなんとか固まったのが前日お昼過ぎ。急がなければならないバックログはなかったので(できたら翻訳祭の朝、無理なら週明けに納品という仕事はありましたが)、そこからPPTを作りはじめ、全体の形が整ったのが夕方。翌朝、最終調整。もっと早くに流れを固められていれば、みなさんに配付資料をお渡しできたのですが……力不足で申し訳ありませんm(_ _)m
ところで、来場者アンケートの項目の一つ、講演者やパネリストに対する質問の欄で、私宛に以下の質問をいただきました。
翻訳品質の最終的な管理責任は翻訳会社にあると考えますが、翻訳会社が翻訳者に求める品質管理のレベルは、どの程度が適当と考えますでしょうか? 「スタイルガイドに関する調整は翻訳会社の仕事」と翻訳者から言われたことがあります。住み分けの標準はどのようにお考えでしょうか? また、MTの修正作業は翻訳者の仕事とお考えでしょうか? どのくらいのクラスの翻訳者なら、きちんとした品質を確保できるものでしょうか?
内容が多岐にわたるので、以下、分解して回答します。
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