読むスピード
翻訳者にとって読むという作業は欠かせない。原文を読むとき、訳文を作るとき、訳文を読みなおすとき、そして、資料を探して読むとき……毎日、膨大な量のテキストを読むことになるのだから、読むスピードが速ければいろいろとメリットがある。
一方、世の中には速読法と呼ばれる手法がある。
英語では昔から速読法の習得がさかんだと聞いた記憶がある。日本語は漢字仮名交じりで書くのは大変だが読むスピードは上げやすいため、速読法など特に学ばなくてもそれなりの速読ができるのに対し、英語など少ない文字の組み合わせだけで書かれた言語は読むスピードが上げにくく、速読法を習得しないとスピードがあがらないし、速読法を習得した人としない人の読むスピードに大きな開きが出る、という本当かどうかはわからないがまことしやかな説明もどこかで読んだ記憶がある。
その日本語も、最近はいろいろな速読法が出ているようにも聞く。
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