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2009年2月10日 (火)

『トライアル現場主義』

これからトライアルに挑戦したい、トライアルに挑戦中である、あるいは、トライアルに通ったり落ちたりしていて合格率を上げたいという人にお勧めの本。

プロ翻訳者として一応活動しているが「売れる訳文」とはどういうものであるのかよくわからないという人にも一読をお勧めします。題材がトライアルなのでレベル的には低めになりますが、それでも商品として売れる翻訳の片鱗が見えるはずです。

翻訳会社である伝株式会社の近藤さんが書かれた本で、実例が豊富に載っています。近藤さんは2年間、日本翻訳連盟の理事としてご一緒した方なのでそれなりによく知っているのですが、さすが、トライアルの採点を数多くこなしてこられた近藤さんが書いた本っていう感じに仕上がっています。トライアルに関する具体的な話はこの本が言い尽くしているといってもいいくらいで、ここまでまとめられてしまったらこのネタで他の人が書くことはできないなと思うくらいです。

実は『実務翻訳を仕事にする』の改訂版的な本を2010年春をめどに出すプロジェクトが進行中なのですが、この中でも、トライアルに関する具体的な話はこの本を紹介して終わりにしようと考えていたりします。『トライアル現場主義』に書かれていない部分は取りあげますけどね。

ぜひ、絶版にせず出し続けてください>丸善さん

読むときは、課題を自分で訳してから解説部分に進むことをお勧めします。通読するだけでもそれなりに得るものがあるはずですが、自分で訳してみないとわからないことも多いと思いますし、翻訳というのは手を動かさずに身につくものでもないと思いますから。

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