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2008年10月

2008年10月24日 (金)

SDL Tradosユーザーのつどい

10月24日は「SDL Tradosユーザーのつどい」にパネリストとして参加した。SDL Tradosが主催する「SDL Trados Discovery Day」のセッションとして開催されたものだ。

私のことをよく知っている人はびっくりだろう。私は、Tradosに代表される翻訳メモリの使用に基本的に反対という立場なのだから。パネリストにという話を打診してきたモデレーターの河野さんに「知ってるはずだけど、念のため確認。私が翻訳メモリの使用には反対だって知ってますよね?」と聞き返してしまったくらいである。それに対し、「話の幅を広げたいからお願いしようと思った」との返事が返ってきたので受けることにした。

3人のパネリストで1時間。15分ずつの持ち時間+質疑応答という形式だった。

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2008年10月23日 (木)

JTF翻訳祭2008

今週、10月22日にJTF(日本翻訳連盟)翻訳祭が開催された。理事をしていることもあって、毎年、参加しているのだが、その感想などを書いてみたい。

今年の有料セッションは、講演×2、パネルディスカッション×1。

●有料セッション

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2008年10月 3日 (金)

ワード数のカウント

単価設定が原文を基準としている場合でも訳文を基準としている場合でも、文字数・ワード数はカウントしなければならない。その場合、一般的にはWordのカウント機能を使うことが多いようだ。

英語なら「単語数」、日本語なら「全角文字+半角カタカナの数」+「半角英数の単語数」あたりを使うようだが、どの数字を採用するのかは少しゆれがあるようだ。

しかし、このWordのカウント機能、人間の感覚よりも少ないカウント結果が出たりすることは意外に知られていない。

以下、私の手元にあるWordによるカウント結果を示す。Vista登場後に出た最新のWordは持っていないので、そちらでどうなっているかの確認はしていない。

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2008年10月 1日 (水)

"or"→「と」

ひとつ前のエントリー(「and、or」と「と、か、や、も、……」)で、"and"も"or"も多様な訳し方があることを紹介した。実はその中にも出てきているのだが、"or"を「と」と訳したりすることがある。この部分について、もう少し検討しておこう。

"and"→「か」もあったように思うのだが、とりあえず、"and"を「か」と「訳してもいい」ではなく「訳したほうがいい」例を思いだせないので、今回は"or"→「と」をお題とする。

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