「and、or」と「と、か、や、も、……」
"and"と"or"の訳し方について、少し検討してみよう。
「産業翻訳とライティング」に“「and」と「or」”というエントリーがあった。このエントリーがもともと意図した部分と違うことは分かった上で、これをネタに、文脈というものについて少し考えてみたい。
内容は以下のような話で、「たしかに」って感じである。
You can get some good authentic Mexican food in California and Texas.
You can get some good authentic Mexican food in California or Texas.上記の2つは意味としてはどう違うのでしょうか。
前者は、一般的な話の場合に使われ、後者は具体的な話の場合に使われます。
これは、日本語でも同じようなことが言えると思います。前者は、一般的な話として、「本格的なメキシコ料理は、カリフォルニア州『と』テキサス州で食べることができます。」という具合に使います。
後者は、より具体的な話で、例えば、「本格的なメキシコ料理を食べるにはどこへ行ったらいいかな?」という質問に対して、「本格的なメキシコ料理だったら、カリフォルニア州『か』テキサス州で食べることができるよ。」という具合に使います。
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