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2008年7月18日 (金)

一般産業翻訳と翻訳メモリ

昨日、『文脈に合わせて訳文を組みたてる』関連でJennyさんとお約束したランチミーティングをしてきた。1時間以上も話し込んでしまい、その後に予定されていたミーティングにふたりそろって遅刻しそうになった(^^;)

それにしても……会って話しても話がかみ合わないこと、かみ合わないこと。

Jennyさんの話をめちゃくちゃ乱暴にまとめると(↓)かな。

  1. 「翻訳メモリを使えば過去訳を資産として使い回せる」というのは幻想に過ぎない
  2. 幻想であることは、Trados登場の初期に判明した
  3. 翻訳メモリを使い込んでいる人なら、これが幻想だとわかっている
  4. 訳文を再利用するのではなく、表現形式を統一するなどには便利(自分が検索しなくても、ソフトが自動的に検索してくれる)
  5. 一般的な産業翻訳には導入しても、訳文リサイクルという意味では役に立たない

私のほうからは、主に(↓)のような話をした。

  1. 「過去訳を資産として使い回せる」を目的として、一般産業で導入する動きがある
  2. 翻訳会社から翻訳者へ、「Trados(などの翻訳メモリソフト)を使える人がいい」と(少なくとも思わせるような)話が来ることがけっこう増えているらしい
  3. ウェブを見歩いていると、「過去訳を資産として使い回せる」を目的に導入しようかなと言う一般翻訳の人をけっこう見かける

さらにさらに乱暴にまとめてしまうと、(↓)

ずっと使ってきてる人の実感として、翻訳メモリツールを適用できる範囲はかなり狭いよって話

vs

ギョーカイの動きとして、その適用限界外で導入しようと考える翻訳者や限界外にいる翻訳者に導入させようという翻訳会社が多いよって話

誤解を恐れずに言えば、今回、Jennyさんと私の話がかみ合わないことが、一般産業への翻訳メモリツール導入に問題点が多いことを表している。「なぜ、一般翻訳で翻訳メモリを入れるんですか?」「訳文再利用でコスト削減や効率アップができるから、でしょ?」「だって、できませんよ、そんなの」「でも、ローカリではできてるんでしょ?」「それはそうですけど、条件が違いますし」「ローカリという成功例があったら、一般翻訳でもって思う人がいるのは当然じゃん」「うたい文句ほど訳文再利用がきかないのは、もう、昔から分かってるし……」「ローカリの人たちはそうかもしれない。じゃ、一般翻訳の人たちは? 訳文が再利用できるのが利点って話はあふれてるけど、どのくらいが限界だとかって話がどれほど表に出てる?」…………

一般翻訳へも翻訳メモリを導入しようという動きが出る理由はいろいろあると思うが、主たる要因はちょうどbaldhatterさんがまとめられたので(『TRADOS - 普及の背景』)、そちらを引用しておこう。詳しくはbaldhatterさんの記事を読んで欲しい。

  1. メーカー側が巧みな営業を展開してきた
  2. ドキュメンテーションコスト削減のニーズに合致していた

Jennyさんと同じように、一般産業に広がる動きなんて、ホントにあるのかって思われた方には、翻訳センターがTraToolをベースとした翻訳プラットフォームの構築を推進するという計画を発表したプレスリリースを紹介ておく。このプレスリリースを読めば分かるはずだが、翻訳センターにおける翻訳メモリソフトの位置づけはローカリゼーションに進出するための戦略ではなく、「主力事業領域である特許・医薬・工業・金融の4分野を中心に翻訳事業の拡大に注力」する中長期的な基本戦略のひとつである。つまり、ローカリゼーションに対する「一般」という意味の一般産業翻訳に適用しようということだ。

翻訳センターがTraToolをベースとした翻訳プラットフォームの構築を推進
http://www.honyakuctr.com/pr/pr20080612_1.pdf

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コメント

ほんとにかみ合いませんでしたね……知っていることがお互いにまるで違っていて。そのうえ、わたしはわたしで、自分が話すようなことはBuckeyeさんなら薄々わかっているんじゃないかと思っていたし、BuckeyeさんはBuckeyeさんで、自分の話を「それ、ほんと?」みたいな顔で聞いているわたしに半ばあきれていたでしょう。

それでも会って話して、Buckeyeさんが警鐘を鳴らしたい相手が「一般翻訳に翻訳メモリを導入しようとしている翻訳会社や翻訳者」であることがはっきりして、それは良いことでした。だったら、ローカライズ畑の人たちと話がかみ合わないのは当然ですよ。

ローカライズ以外の産業翻訳に翻訳メモリを導入しても、翻訳者側のメリットはゼロに近いでしょう。だけど、そんな企てを持つ翻訳会社の社長さんが隣にいるとしても「あこぎなことはやめときなはれ」とは言えませんよね…向こうも商売ですから。

日本の製造業、とくに半導体などの先端製造業を支えているのは、過酷な労働条件(低賃金、長時間労働)で働く派遣労働者だと聞きますが、それを思い起こしました。

「これじゃあいかん」と思ったら、労働者(翻訳者)自身が賢くなって、何とかして力をつけなくてはいけないのですが、それはそう簡単ではないのかな。いや、そんなことはないんじゃないか、と思うのですが。陳腐なくっさ~いせりふですが、業界全体を良くしたい、と思う人たちがいますから。Buckeyeさんの警鐘もそういう気持ちからだと思っています。

投稿: Jenny | 2008年7月18日 (金) 18時01分

 私も、ローカライゼーションの現場のことは全然知らないのですが、「製品の質」という点は、どうなんでしょうね。TRADOSを使って作った訳文って、結構な割合で、「あぁ、使ってるな」ってわかるんだと思います。以前、ご縁があって、イレギュラーなかたちで下訳というか教育というか、そういうかたちである方の訳文を見てさしあげたことがありましたが、「あなた、使ったでしょ」と指摘してやりなおしてもらいました(そんな前のことじゃないというのに、細かい経緯は忘れちゃったんですが、「何よ、この細切れ!」っていって、そのままお返ししたのだったかもしれません)。なんでも、「せっかく買っちゃったので、使わなくてはもったいないと思った」とのことで、文単位でなく段落単位の表示としてやりなおしたそうです(下訳ですから、文や段落の順番等を変えるとすれば、それは、こちらの作業ということになりますので、まぁ、それでも別にかまわないのかな、と思いました。でも、それって、要するに使わなかったのと同じだと思いますが)。そしたら、まぁ、一般論として「文脈とは、段落とは、文とは、接続詞とは、文節とは、単語とは……」とか、「どこに目をつけて、その間の関係を調整するのか」といったはなしは「講義」しましたけど、当該部分の内容についてはまったく指摘しなかったのに、みちがえるようにきちんとした訳文があがってきまして、こちらがびっくりしました。「講義」の内容のせいだったのか、TRADOSを実質的に使用しなかったせいかは不明ですが、ともかく、それだけでほとんど別人のような訳ができたことだけはまちがいがありません。たぶん、突き返して戻ってきた後の訳文の方が、ご本人のほんもののスキルなんだろうと、その後何回かやりとりがあったこともあり思いましたけれどね。TRADOSの使い方の習熟の問題だと考えられる向きもあろうかと思いますが、「気づくまで・気づかされるまで」品質が落ちるようなシステムって、いかがなものかと思いますよ。
 このはなし、以前、Buckeyeさんにおはなししたことがあったか、なかったか、覚えていないのですが、Jennyさんのコメントを読んで、思い出したエピソードです。
 うぅん、ランチ、きっと噛み合わなかったんでしょうねぇ。
 でも、翻訳者のスキルを「別人」みたいに落としたうえで使い潰すようなシステムを導入するのは、会社経営者の階層にとっても得策じゃないはずですよ(スキルを落とさずに使い潰せばいいって言ってるわけじゃないんですが^^:)。このはなし、なんか、クチサキだけの経営コンサルにだまされて倒産に追い込まれる中小企業の親父さんてよくいるじゃないですか、それに近いケースじゃないんでしょうか。一般翻訳にこういうシステムを導入する企業の経営者って、自分の首も締めてると思いますよ。

投稿: Sakino | 2008年7月18日 (金) 18時47分

Jennyさん、

ああいう話は、やっぱり、会ってするのが一番ですね。オンラインでも時間とエネルギーをかければできますけど、あまりに効率が悪いと思います。

一般翻訳なのに翻訳メモリを導入しなきゃいけないんじゃないかと翻訳者、特に駆け出し翻訳者に思わせる原因のひとつに、翻訳会社から出されている翻訳者の募集条件があるのかもしれません。条件の一部に「Tradosが使えれば優遇」みたいな文言が入っているケースがけっこうあったりするようです。じゃあ、Tradosって何って調べれば、訳文が再利用できるソフトだ、業界標準に近くてTrados指定のジョブがある、みたいな話になりますから。

このあたり、ある程度以上、分かってる人はまどわされないはずだと思いますけど。

投稿: Buckeye | 2008年7月18日 (金) 21時59分

Sakinoさん、

ツールの話になると必ず出てくるんですけど、どういう環境であろうが、どういうツールであろうが、きちんとできる人はきちんとできたりするんですよね。逆に、どういう環境であろうが、どういうツールであろうが、できない人、できるようにならない人も、残念ながら、一定数、存在する。そしてまた、ある環境、あるツールにおいてはできる、あるいはできるようになるけど、別の環境、別のツールではできない、できるようにならないという人も、一定数、存在する。

で、この業界でそれなりの年数、食い扶持を稼いできた人間は、業界の先輩として、最後の部分に属する人たちがいい方向に行ける形を作ってあげるべきなんじゃないかと思います。そういう意味において、私は、Trados(に代表される翻訳メモリソフト)って、最後の部分に属する人たちに足かせをはめるモノなんじゃないかと疑っているわけです。

まあ、こんなこと、Sakinoさんには改めて言うこともないんですが……ツールに限らず、さまざまな側面で同じことがあるからこそ、二人して、いまだに翻訳フォーラムをやってるわけですからね。

投稿: Buckeye | 2008年7月18日 (金) 22時00分

  まあ、こんなこと、Buckeyeさんには改めて言うこともないんですが……というようなことを、わたくしも^^;

  長年(もう、そろそろこのことば、使わせてもらってもよいですよね)「仕事をはじめて2,3年の人たち」という層を、ハメをはずしているとき以外は^^;視野の中におさめながら皆さんとワイワイガヤガヤやってきたというのは、そういうことでもあるんだと思います。ちょうどこのころが一番「心が弱い」っていうのかな、仕事としての翻訳をはじめる前の蓄積がいろんな意味で賞味切れにもなってきて、方向性を見失う時期なんだと思います。この時期に使うツールって、方向づけに大きく関わりますよ。引っ張られやすい時期なんだと思います。

  ツールって、ガイダンスの役目も果たすのですよね。たとえば、自分の過去の仕事の中から過去に使った表現を探すときにKWIC finderを使えば、もともとが、コーパス分析用のコンコーダンス・ソフトウェア(コンコーダンサー)なわけだから、「過去に使ったときにどうしたか」「そのときにどう考えていたか」みたいなことがわかるだけじゃなくって、プラスアルファで、そのときの表現の使い方を「表現一般として」少し客観的に見るアティチュードが身につくわけで、ぐじゃぐじゃとことばを重ねなくても、ツールを推奨しておくだけで、翻訳者としてコーパス的な資料と向き合うときの姿勢について伝えることができるわけです。(わかりやすい文献を探してきたので、あとで、フォーラムに書いておきます)。ここで、KWIC表示の翻訳作業上の意味をうまく見つけられれば、たとえば、LSD(Life Science Dictionary)のオンライン版の用例検索(これもKWIC表示)なんかも、上手に利用できるオマケがついてくるわけです。(KWIC表示ができるツールは、他にもあるのかもしれませんが、とりあえず、説明用の例ということでご理解くださいませ

  これは一例ですが、ツールっていう存在には、「何ができるか・できないか」という機能以上の意味があるんですよ。

  

投稿: Sakino | 2008年7月18日 (金) 22時56分

 ■ ツールの使用の《ガイダンス》という《教育》的な面について触れたのだったら、ツールの使用による《逆教育》的な面についても触れておかないといけないのではないかな、と思います。
  ここで、Buckeyeさんといろいろな方のやりとりを読ませていただいて、その中でいくつか、「TRADOSやその類似ソフトを使うことによって(はじめて?)可能になること」のはなしが出てきますよね。
  その中のいくつかに、正直いって大変驚きました。

 ■ 翻訳では、今だったらワードは必ず使うわけですよね。(はなしをなるべく簡単にしたいので、「ワード」を出しますが、各種エディターや他のワープロソフトを駆使なさっている方は、適宜、読みかえてくださいね。)
  そして、ワード等もツールかもしれないけれど、ワード等+アレ+コレ……みたいなかたちで使うわけだから、ちょっと他のアレやコレとは性格がちがうわけです。

 ■ そのワード等で、ごくごく簡単にできるようなことが、「TRADOS等で(はじめて?)できるようになったこと」として挙がってきているのに、すごくびっくりしました。
   これは、TRADOS等のツールを頼ることで、ワード等を使う基礎作業の体力が落ちたというか、《逆教育》されちゃったというか、そういうことなんだと思います。

 ■ 落ちちゃった基礎体力は、元に戻らないわけです。《教育》《逆教育》が人によるのは、もちろん当然ですが、《メリット》《デメリット》をそういう方面から見ておくことも大切かな、と思いました。
   とまれ、「用語の~」「過去のジョブ~」みたいなはなしならともかく、こういう基本のところまでに影響が及ぶということ、これが、今回のやりとりを拝見して一番びっくりした点かもしれません。

投稿: Sakino | 2008年7月19日 (土) 09時19分

Sakinoさん、

「そのワード等で、ごくごく簡単にできるようなこと」っていうのをもう少し、具体的に書いてもらえませんか。

投稿: Buckeye | 2008年7月19日 (土) 10時53分

そうですね。ごくごく簡単にですが、具体的に書いてみましょうか。

■その前に、原文をデータでもらえるようになったこと。もしくは、スキャナーでとりこめるようになったことで、作業がどう変わったのかについて書いておくと、

  ⇒ まず、これで、ディスプレーの画面の中まで、原稿を持ってくることが可能になったわけです。
  ⇒ もう少し丁寧に説明すると、最低限、原稿を丸ごと左右に2つ並べて作業することはできるようになったわけです。(メリットは簡単なこと。デメリットは、シンクロさせて移動させるのが面倒なこと、原文と訳文との距離がそれでも遠くて、視線の移動が面倒なこと、もっと困るのは、フルに2つ並べると、どうしても字が小さくなっちゃって見にくくなることでしょうか。最後の点が、年齢とともに重た~くなってきます。)

■ということで、ワード1文書内で、段落ごとに、原文・訳文・原文・訳文というふうに縞々(シマシマファイル)に並べて作業をするようになりました。
 これだけで、視点の移動距離が短くなります。そして、たぶん、横書き文書同士を見比べるのは、シマシマファイル形式の方が原理的に楽です。
 デメリットとしては、原文だけ、訳文だけを通読しにくいという点かもしれません。原文は、元ファイルを通読すればよいわけですが、訳文だけを通読しにくいという人がいても、不思議ではありません。これは、慣れだとは思いますが、以下で述べる理由もあって、原文と訳文とでは色を変えておくようにしていますから、訳文だけ読みたければ(ここに一番視認性のよい色を使うと思うので「黒」ということになります)、黒い部分だけを読めばいいわけです。もっと読みやすくしたければ、一時的に、訳文以外の部分の色を薄い灰色等にでも一括置換してしまえば、訳文だけが浮き立ちますが、そこまでする必要はないと思います。
 ここから先は、いろんな形態での作業が可能かと思いますが、自分のやっている方法を書いておきますね。

 ただ、せっかく色を使うのなら、未作業部分と作業済み部分をパっとみて瞬時に判別できた方が楽なので、もう一工夫はしています。図解してみますね。


翻訳作業開始前:
 原文段落1(青:未訳)typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon
 原文段落2(青:未訳)typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon
 原文段落3(青:未訳)typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon

翻訳途中
 原文段落1(緑:既訳)clubclubclubclubclubclubclub
 訳文段落1(黒:既訳)newmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoon
 原文段落2(緑:既訳)clubclubclubclubclubclubclub
 訳文段落1(黒:既訳)newmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoon
 原文段落3(青:未訳)typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon
 原文段落3のコピー(★)cutecutecutecutecutecutecute(紫:未訳、上書き用)

翻訳終了時
 原文段落1(緑:既訳)clubclubclubclubclubclubclub
 訳文段落1(黒:既訳)newmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoon
 原文段落2(緑:既訳)clubclubclubclubclubclubclub
 訳文段落1(黒:既訳)newmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoon
 原文段落3(緑:既訳)clubclubclubclubclubclubclub
 原文段落3(黒:既訳)newmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoonnewmoon

  ⇒ これから緑部分を一括して削除すれば、訳文ファイルができるし、これは立派な対訳ファイルですから資産として(あるいは、反省のタネとして)後々利用できるということになります。見直した後の訂正も、この段階のもの(シマシマファイル)に入れておいて、再度訳文ファイルを作成すればよいと思います。

でも、実際には、別のファイルで、置換作業を行っています。SimplyTermsのお世話になることも、ワードで手作業だけで置換することもあると思いますが、いずれにしても、原文のファイルをお客様からいただいて、そこの化学式などが入っていると、原文のファイルは結構な頻度で不安定だったりするので、置換作業のような負荷の高い作業は、翻訳に使うファイル以外のところで済ませておいた方がよいという配慮です。つまり、上記の★のところに、置換済みファイル(字の色は紫)の当該段落を貼り込んだものを作成しているということです(★★)。

ということで、最初に↓のようなファイルをこしらえています。

 原文段落1(青:未訳)  typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon
 置換済段落1(紫:未訳)cutecutecutecutecutecutecute
 原文段落2(青:未訳)  typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon
 置換済段落2(紫:未訳)cutecutecutecutecutecutecute
 原文段落3(青:未訳)  typhoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoontyphoon
 置換済段落3(紫:未訳)cutecutecutecutecutecutecute


ワードの「マクロの記録」機能を使ってマクロを記録しておけば、★は、ボタン1つでできますし、全文書にわたって★★を行うのも、ボタンをしばらく押しているだけで完了します。

以上は、一例ですが、いろんな工夫がワード内だけでも可能だと思います。原始的な方法なので、状況に合わせて、いろいろな手順で作業できるのが一番のメリットかもしれません。(実は、この方法で一番ありがたいのは、未訳部分がどの程度残っているから一目で分かることかもしれません^^;←ナマケモノなので^^;)。

何かのお役にたてば幸いです(ちなみに、色文字を使ったのってはじめて、というのが、私のテクニカルスキルの実態だったりします)。

投稿: Sakino | 2008年7月19日 (土) 13時50分

TRADOS でできることと他のツールでできること、の流れを見ていてふと、「タグがあるファイルには TRADOS の方が便利だな」と思いついて、さらにそこから思い出した話があります。
ただし流れに棹を差してしまうので、TB して拙ブログのエントリとしました。

投稿: baldhatter | 2008年7月19日 (土) 22時19分

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