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2005年6月15日 (水)

翻訳の品質とは?

「翻訳に品質なんてものはない。クライアントの気に入るか気に入らないかだけだ」と、セミナーなどでよく主張する、わりと大手の翻訳会社のえらい人がおられた。「トライアルお見合い論」というのもよく耳にする。こちらも、翻訳は品質より相性であって、客観的な品質評価はないに等しいという文脈で使われることが多い。

私は、翻訳の品質というものは歴然と存在すると考える。

たしかに、100人に聞いて100人が「いい翻訳だ」と答える翻訳はほとんどないかもしれない。いや、100人に聞いて100人が「これなら許容範囲だ」と答える翻訳だってなかなかないかもしれない。

でも、100人に聞いて30人が「いい翻訳だ」と答え、50人が「これなら許容範囲だ」と答える翻訳ならあるだろう(80人が合格点をつける翻訳)。一方、100人に聞いて5人が「いい翻訳だ」と答え、10人が「これなら許容範囲だ」と答える翻訳だってある(15人しか合格点をつけない翻訳)。トライアルだって、10社受けて9社、10社とほとんど通る翻訳がある一方で、10社受けて1社しか通らない翻訳だってある。

もちろん、10社受けようが、100社受けようが、トライアルにまったく通らない翻訳だってある。

こういう違いも全部、「好み」「相性」で片づけられるのか? 片づけてしまうのか?

ここには大きな違いがあり、その違いが「翻訳品質の違い」だと考えるのが論理的だろう。少なくとも、ここに違いがあると考え、差別化のポイントとするのが、翻訳を生業とする者にとって得策だろう。

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コメント

はじめまして。
かなり日付が以前のもので恐縮ですが、
トラックバックさせてくださいね。

>わりと大手の翻訳会社のえらい人

「あぁ、あの人のことだなぁ」って思いました。

投稿: まな! | 2005年9月26日 (月) 11時43分

日付がどうこうなんて気にせず、トラックバックしてくださいませ。ブログといっても、私の場合、日記的なものではなく、あくまでウェブサイトを構築する手法として使っていますし。

>> 「あぁ、あの人のことだなぁ」って思いました。

たぶん、同じ人でしょう(笑)

投稿: Buckeye | 2005年9月26日 (月) 11時46分

私の品質の定義は単純です。英語を読んで理解したこととAと、その訳文を読んで理解したことBがA≒Bなら品質の高い翻訳です。だから、品質をきちんと定義することは結局、理解とは何ぞやという問題に帰着します。

言霊を信じるかどうかは別として、近代合理主義の世界だけを相手にするなら、理解とは言葉で世界を切り取ること(分節化)と定義できます。例えば、ここに本があるとき、それに「本」とラベルを付ければ本を理解したことになります(もちろん、本の内部構造や外延関係は無視しての話ですけど…)。実際の世界はもう少し複雑で、そのために言語はsyntax、tense、moodとった概念を発展させてきたわけですが、ここではそこに深入りしません。

理解の定義に関連してもう1つ決定的に重要が概念があります。それは「目的」です。我々は常に何らかの目的の系列に沿って世界を切り取ります。つまり、目的次第で理解の仕方が変化するということです(では、目的とは何かとなると、これは実にとらえどころのない概念で、「目的とは別の目的を実現するための目的の系列」と再帰的に定義するしかないようです ^^;)。

以上のことから翻訳の品質は次のように定義されます。

(1)その訳文から原文の目的を知ることができるか?
(2)その訳文は原文の目的系列に沿って分節化されているか?
(3)原文の分節化の数と訳文の分節化の数は一致するか?

ここから先はオペレーショナルな話になります。具体的には、

(4)原文の格構造ネットワークの中でpredicateの位置を正確に特定したか?
(5)格構造を連体修飾構造に無理のない形で変換できたか?
(6)訳文の主題空間が原文の目的系列に沿って展開されているか?
(7)その他諸々…
....(実は以下に延々とリストが続く ^^;;;)

投稿: GrepGrief | 2005年10月 5日 (水) 05時33分

マツゴロです。

翻訳の品質について

翻訳の品質は、「翻訳者にとっては常に意識して向上させる努力目標であり、一方、翻訳会社、依頼主にとっては相性の目安にすぎない」と考えています。

「翻訳者」を「飲食店主」に例えると、

料理の品質は「飲食店主が常に意識して向上させる努力目標であり、客が用いる相性の目安にすぎない」

ということになるのではないかと考えています。

飲食店主のほとんどは、遜色のない品質の料理を提供しているはずです。もちろん、だれもがまずいと評価する料理を提供する飲食店主は論外です。ところが、飲食店主がどんなすばらしい料理技術、食材を駆使しても、それを理解することができる客は、その店の常連になるでしょうが、そうでなければ常連にはならないでしょう。

上の例の「翻訳者」バージョンとなると、
翻訳者のほとんどは、遜色のない品質の翻訳を提供しているはずです。もちろん、だれもがまずいと評価する翻訳を提供する翻訳者は論外です。ところが、翻訳者がどんなすばらしい翻訳技術を駆使しても、それを理解することができる翻訳会社、依頼主は、その翻訳者のお得意さんになるでしょうが、そうでなければお得意さんにはならないでしょう。

もう少し話を進めると
飲食店の中には、高級料理を専門とする飲食店もあれば、一般大衆を主とする飲食店もあります。高級料理を専門とする飲食店の中には、一般大衆を主とする飲食店よりも常連客の総数は少ないものの(実際にはかなりの常連数の場合も)、料理の値段が高く、その意味で効率よく売り上げを上げ、一般大衆を主とする飲食店の中には、高級料理を専門とする飲食店より料理の値段は低いものの、そこそこの売り上げを上げる店があるでしょう。しかし、飲食店の場合、食中毒などが発生すれば命取りなる恐れがあるでしょう。また、一時的に高い売り上げを上げることができても、それぞれ、独自の営業戦略を駆使することが息長く営業していくために必要でしょう。

上記の「翻訳者」バージョンであれば、
翻訳者の中には、高単価で仕事を請ける翻訳者もいれば、低単価で仕事を請ける翻訳者もあります。高単価で仕事を請ける翻訳者の中には、低単価で仕事を請ける翻訳者よりも対象となる翻訳会社、依頼主は少ないものの(実際にはかなりの依頼主数の場合も)、高単価で、その意味で効率よく売り上げを上げ、低単価で仕事を請ける翻訳者の中には、高単価で仕事を請ける翻訳者より単価は低いものの、そこそこの売り上げを上げる翻訳者がいるでしょう。しかし、翻訳者の場合、訳抜け、誤訳などが発生すれば命取りなる恐れがあるでしょう。また、一時的に高い売り上げを上げることができても、それぞれ、独自の営業戦略を駆使するが息長く営業していくために必要でしょう。

上記はあまりいい例えではありませんが、翻訳者の場合は、品質以外の努力が必要ではないかと考えています。

品質以外の努力には、専門とする分野の確立も考えられます。そのほかに、営業的な配慮もその1つではないかと感じています。

1.納期1日前の納品(納期厳守は当たり前)(新人時代には効果絶大)
2.訳抜け、誤訳などのトラブルへの早急な対応。
3.雑談ができるコーディネータ数の増加
4,上記のコーディネータへの市場動向などの情報収集。
5.半端な仕事の快諾。(頻繁な快諾は逆に不利益)
6.意識的、定期的なコーディネータとの連絡(メール、電話など)。
7.時々仕事を断る(「状況により」請けることができる場合でも)

東京などの大都市では「直」請けの仕事の機会は多いかもしれませんが、そうでない場合にはさほど望めません。ほとんど翻訳会社との付き合いになり、そのためにコーディネータとの付き合いは極めて重要になると思われます。

一部のベテラン翻訳者の弁では、「品質もさることながら、コーディネータとの付き合いを含め営業戦略は無視できない」といっています。

また、経験的には、翻訳市場は常に変化しており、また、大手翻訳会社に登録されても力があまりなければ「いつ仕事が来るかわかりません」ので、常に、新規登録先を増やしていくことも重要ではないかと感じています。

ご参考になれば幸甚です。

投稿: マツゴロ | 2013年5月 4日 (土) 14時27分

マツゴロです。追記です。
【引用】---------------------------------------------
ここには大きな違いがあり、その違いが「翻訳品質の違い」だと考えるのが論理的だろう。少なくとも、ここに違いがあると考え、差別化のポイントとするのが、翻訳を生業とする者にとって得策だろう。
【引用】---------------------------------------------
「大きな違いがあり」と考えるのは、あくまでも「翻訳者サイドの見方、考え方」であり、その違いを「理解することができる」翻訳会社、依頼主が居てはじめて、その大きな違いが評価され、更には、評価されたとしても、その違いは、「理解することができる」翻訳会社、依頼主にとっては、評価基準である、違いレベルA、レベルB、レベルCの1つにすぎないということが考えられます。

そこで、『「翻訳の品質は差別化のポイント」にはならない』のではないかという気がしています(その翻訳会社の誰が評価してもレベル超々Aであれば、差別化のポイントになるでしょうが)。翻訳者の品質は、あくまでも翻訳者サイドの『努力目標にすぎない』という気がしています。

さきほどのように、飲食店の話で例えれば、それぞれ異なる(作り方、食材など)カレーライスを盛った皿が何百、何千も超大テーブルに並べられて、『他と大きく違ううまいライスカレー』を特定するのは容易ではないような気がしますが、.....。

ご参考になれば幸甚です。

投稿: マツゴロ | 2013年5月 4日 (土) 23時16分

マツゴロさま、

私は、翻訳者は飲食店主ではなく料理人なんじゃないかと思っています(↓)。

翻訳者を料理人になぞらえると……
http://buckeye.way-nifty.com/translator/2010/12/post-61da.html

もちろん、経営的な才覚も発揮して飲食店主として成功する人もいるでしょうが、料理人としてどこかの飲食店に雇われて仕事をする人もたくさんいると思うからです。前者の典型例は直受けで成功する翻訳者、後者の典型例はマツゴロさんが書かれているような工夫を特にしない一般の翻訳者で、その中間に、マツゴロさんが書かれた工夫をしつつ翻訳会社という飲食店のもとで働く翻訳者がいるという感じでしょうか。

このあたりについて、マツゴロさんと私で認識が大きく食い違っているのは(↓)についてでしょう。

>翻訳者のほとんどは、遜色のない品質の翻訳を提供しているはず

翻訳者から提供される翻訳は、人によって品質が大きく違うと私は思っていますし、翻訳を受けとる立場の人からもそういう話をよく聞きます。

>翻訳者がどんなすばらしい翻訳技術を駆使しても、
>それを理解することができる翻訳会社、依頼主は、
>その翻訳者のお得意さんになるでしょうが、
>そうでなければお得意さんにはならないでしょう。

お得意さんにならないところがあるのは問題なのでしょうか? 私は、お得意さんにならないところがあるようでなければダメだと思っています。翻訳者のように零細な事業者は差別化で強みを作るのがいちばんであり、差別化とは、一般受けと逆行することを意味するわけですから。

すばらしい翻訳を提供し、その価値を理解してくれるお客さまにお得意さまとなっていただき、そのようなお客さまとwin-winの関係を作っていく。それがいちばんだと私は思います。そういうやり方で100人とかの会社を成り立たせるのは難しいでしょうけれども、ひとりならできる仕事の量も高が知れていますから十分に実現可能です。

>東京などの大都市では「直」請けの仕事の機会は多いかもしれませんが、
>そうでない場合にはさほど望めません。

いまどき、大都市にいてもいなくても同じですよ。私がいままで直受けしてきたところは、別に近所だからというわけでもありませんし、日参して仕事を取ったというわけでもありません。最初に一度くらいは顔を出すことが多いのは事実ですが、北海道や九州・沖縄などからでも上京すれば同じことです。平均すれば年に1回にもならない頻度ですから、やろうと思えば十分に可能でしょう。

もちろん、マツゴロさんが指摘されている「コーディネータとの付き合い」も大事ですよ。というか、直受けだろうと翻訳会社経由だろうと、仕事というのは結局のところ人なので、仕事相手との付き合いは大事です。ちなみに、付き合いの難度という意味では、直受けのほうがコーディネータさん相手よりも格段に難しくなります。

投稿: Buckeye | 2013年5月 8日 (水) 14時07分

マツゴロさま、

『「翻訳の品質は差別化のポイント」にはならない』という考え方はありますし、マツゴロさんがそのようにお考えなのであればそれはそれでいいのではないでしょうか。私は「翻訳の品質は大きな差別化ポイントになる」と考えていますが、全員がそう考えなければならないというものではありませんから。

私の考え方に共感し、努力した結果、品質を差別化ポイントとして飛躍したという方もおられますが(お礼を言われたりするので、そういう方が何人かおられることは確認できていない)、もちろん、その裏には、努力したが差別化できずに失敗したという方もおられるはずです。いろいろな意見があるなか、各自が「自分はどうするのか」を選択して前に進んでいくしかないのだと思います。

>それぞれ異なる(作り方、食材など)カレーライスを盛った皿が
>何百、何千も超大テーブルに並べられて、
>『他と大きく違ううまいライスカレー』を特定するのは
>容易ではないような気がしますが、.....。

このお話を読んで、この連休中にとあるお店の人から聞いた話を思い出しました。田舎の小さなケーキ屋さんで、パンも作っているところです。もうすぐ恒例のパンフェアに出店するとのことで、いろいろとお話を伺ったのですが……最初、パンフェアへの出店を要請されたとき、「ウチのパンは高いから売れず、出店しても無駄足になるだけではないのか」と心配したけど、みなさん、意外なほど買ってくださるし、毎回、そのフェアを楽しみにしてくださる方や、田舎のお店までわざわざ足を伸ばしてくれるようになったお客さんなどもおられるということでした。

ちなみに、そこの食パン、1斤で500円だか600円だかします。スーパーならヤマザキあたりの食パンが1斤150円前後、サンジェルマンやリトルマーメイドなど店内で焼いて売ってるパン屋さんでも食パンは1斤250円~300円くらいなものです。

そこ、我が家がわりと行くお店で、そこの食パンも何度か食べていますが、たしかにおいしいのはとてもおいしいものです。でも、たかが食パンに500円も600円もなんてありえないっていう人も少なくないでしょう(っていうか、それが普通でしょう。パン好きの我が家もたまにしか買いません)。でも、作る分はいつも売り切れてしまうわけで、そのお店としては、その値付けでまちがっていないと言っていいはずです。

ボリュームゾーン(150円前後)の倍くらいという値段のパンならそこいらにいくらでもある、3倍、4倍という値段のパンもあるところにはある、そして、どれも、作る側にとっては十分と言える量が売れているわけです。個人のお店は接客による違いが多少はあるかもしれませんが、サンジェルマンやリトルマーメイドなどはスーパーと同じようなシステム(客が商品を選んでレジで精算)となっているわけで、この値段の差は品質の差によるものだと言っていいでしょう。

投稿: Buckeye | 2013年5月 8日 (水) 14時46分

Buckeye様

早々のコメント、ありがとうございます。
認識の違いはさておき、
【引用】---------------------------------------------
お得意さんにならないところがあるのは問題なのでしょうか? 私は、お得意さんにならないところがあるようでなければダメだと思っています。
【引用】---------------------------------------------
まったく同感です。
【引用】---------------------------------------------
翻訳者のように零細な事業者は差別化で強みを作るのがいちばんであり、
【引用】---------------------------------------------
これにも同感。ですが、
【引用】---------------------------------------------
差別化とは、一般受けと逆行することを意味するわけですから。
【引用】---------------------------------------------
これについては、差別化とは、one of them的な翻訳者になる「一般化」ではなく、something different的な翻訳者になることを意味するのではないかと感じています。「特化」の方法はいろいろあると思われます。Buckeyeさんの場合は、「翻訳の品質」の向上、また、「直請け」中心という特化の方法を選択されたものと理解しています。
【引用】---------------------------------------------
付き合いの難度という意味では、直受けのほうがコーディネータさん相手よりも格段に難しくなります。
【引用】---------------------------------------------
このコメントは、意外でした。直請けのclientだと、直に自分の事を売り込むことができ、また担当者との付き合いの関係ができてその分有利だと思っていましたが、...。
【引用】---------------------------------------------
-----お客さまにお得意さまとなっていただき、そのようなお客さまとwin-winの関係を作っていく。それがいちばんだと私は思います。
【引用】---------------------------------------------
まったく同感です。
私の場合、「直請け」につきましては
【引用】---------------------------------------------
最初に一度くらいは顔を出すことが多いのは事実ですが、北海道や九州・沖縄などからでも上京すれば同じことです。平均すれば年に1回にもならない頻度ですから、やろうと思えば
【引用】---------------------------------------------
これが、会社員時代に営業の経験がありますが、「面倒」なので「翻訳会社」中心にしています。この方が「気が楽」というのが一番の理由です。「電話」、「メール」、たまに「ファックス」を使いさえすれば、自宅にいながらにして仕事が全てできますので楽です。

私の場合は、分野の特化、作業方法と利用できる作業道具の工夫による「作業効率化」という差別化の方法を採りました。
その他には、
1. Trados系のソフトの使用を指定する翻訳会社、
2. 特定の翻訳仕様(「あーせい、こーせいのルールなど」)のある会社、
3. 支払い時期が60日以上先の翻訳会社、
4. 納品後の修正を求める翻訳会社、
5. 仕事により単価が異なる翻訳会社
は対象外とみなしています。過去には、「納品した仕事のページ数をごまかす」、「『いちゃもん』をつけて翻訳料を下げる」など、「三下り半」を送りつけた「とんでもない」翻訳会社もあります。

業界に長くいると、「おいしい仕事」の機会が少なくなり、逆に、「難しい」仕事が増えてくるという嬉しくないことを経験したりしますが、他の翻訳者の話を聞くにつけ、「差別化」の必要性を感じることも増えてきています。

ご参考になれば幸甚です。

投稿: マツゴロ | 2013年5月 8日 (水) 19時51分

Buckeye様
早々のコメント、ありがとうございます。

「件のケーキ屋さん」の場合は、賢い営業方針だと思います。「高品質のものを高い価格で」という「このケーキ屋さん」」と、「高品質のものを高い単価で」という「高品質志向の翻訳者」は、「高品質のものを高い価格で」という点でよく似ています。しかし、「このケーキ屋さん」と、「高品質志向の翻訳者」には、立場に大きな違いがあります。「ケーキ屋さん」は、「自分の作品を評価する」相手(お客さん)が来るのを「待つ」立場であり、「翻訳者」は、「自分の作品を評価する」相手(翻訳会社、依頼人)を「探しに行く」立場にあります。

高品質を差別化の方法にする翻訳者も、高品質以外を差別化の方法にする翻訳者も、高単価、低単価を問わず、評価してくれる相手を見つけることができて、の話しとなるかと思います。

そこで、翻訳者の場合、差別化とともに、恋人さがしならぬ「評価人」さがしが不可欠で、この「評価人」さがし如何で、その先の流れが大きく変わることがあるのではないかと感じています。

ご参考になれば幸甚です。

この連休中に、偶然、このサイトを見つけてお邪魔させていただきましたが、また、寄らせていただきたいと思います。また、当方のコメントにお時間を割いていただきありがとうございました。では、また。

投稿: マツゴロ | 2013年5月 8日 (水) 20時57分

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