アマゾンの『スティーブ・ジョブズ II』のカスタマーレビューに、古本一番堂という方から、訳に対する疑問点が列挙されていました。
なお翻訳については突貫工事であったことを考慮してもあまりほめられたものではない。以下、気づいた箇所のごく一部を挙げる。
とのことで、全部で16点の指摘がありましたので、それぞれについて、簡単にコメントしたいと思います。なお、結果として、指摘どおりでなにがしかのミスがあり要修正なところが4点、あと、指摘そのものではありませんがこれを契機に見直したところ改良の余地ありでせっかくならと直すところが4点、残り8点はさまざまな理由から私としてはいまのママにすべきだと思いました。
この段階にきて直すべきと思ったところがなんだかんだでこれだけあるというのは、私としては多いなぁという印象です(『スティーブ・ジョブズ』が全2巻で通常の3冊分くらいある分厚い書籍だとはいえ)。6年前の『偶像復活』では出版された時点で訳を間違えていたのが1点、一応、意図があってやってみたけどイマイチ失敗だったとあとから改善したのが1点ありましたけど、そのあとは、あまりなかったのに……「『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』-誤訳の指摘」でも書いたように、人間がする以上、いくら注意してもミスをゼロにすることは不可能で、解釈間違いという狭義の誤訳さえやってしまう可能性も常にあるのは確かなのですが、それでもやってしまうと気落ちしますね。
ともかく、ご迷惑をおかけした読者のみなさまには深くお詫びします。また、今後はさらに精進していかなければならないなと改めて気を引き締めております。
以下、古本一番堂さんに対する回答という形でコメントを書いてみます。
今回は回答といえるようなコメントを書いていますが、今後、似たような指摘があった場合にも同じことをするとは限りません。指摘に理があるか否かを検討し、必要があればどう直すのかを考えるだけならそれほどの時間はかかりませんが、回答コメントを書くとなると格段に長い時間がかかってしまいます。頭の中で瞬間的に考えたことをトレースし、それを他人にわかる形で文章にするというのは意外なほど時間がかかる作業なのです(なんだかんだで今日、ほぼ1日がつぶれました)。ですから、今後、同じようなことがあってもコメントまでは書かず、直すべき点があれば直すだけにとどめる可能性が高いと思います。
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