『アップル 驚異のエクスペリエンス ―顧客を大ファンに変える「アップルストア」の法則』

先月末の1月24日、日経BPさんから表記の『アップル 驚異のエクスペリエンス ―顧客を大ファンに変える「アップルストア」の法則』が刊行されました。

著者はカーマイン・ガロ。『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則』、『スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則』に続く驚異シリーズ3弾目です。

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2013年2月27日 (水)

分納や部分翻訳について

産業系では分納を求められることが珍しくありません。このごろは納期が厳しくなっているため、翻訳と平行して後工程を進めたいと翻訳会社が考えることも多く、増える傾向にあると言えるでしょう。概要を早く知りたいからExecutive Summaryだけ先にちょうだいと言われることもあります。書籍でも、どうしてもこの時期に出さなければならないなどの場合に分納せざるをえなくなる場合があります(『スティーブ・ジョブズ』の場合もそうでした)。

産業系の場合、部分翻訳を求められる場合もあります。こことここだけ訳してとマーキングされた原稿が届いたりするわけです。前後処理で翻訳メモリーを使うのか、文単位でまだらにマーキングされていたりします。

こういう要望にはそれなりの理由もあったりはするのですが、翻訳をする人間からすればなんともむちゃな要求だったりします。「機械翻訳に関する天動説と地動説、そして解釈学的循環」に書いたように、解釈という作業は(実は表現側の作業も)循環的であり、ある部分だけを取りだすことが不可能だからです。

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翻訳百景ミニイベント

明日の2月28日、翻訳百景ミニイベントに登壇します。

翻訳百景 第6回ミニイベントの概要

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2013年2月13日 (水)

自分の翻訳の市場価値

自分の翻訳、市場価値はどれほどだと考えていますか?

あまりに漠然としているので、もう少し具体的にしましょうか。

いま、翻訳会社への売値が英日15円/wordだったとしましょう。その翻訳の「市場価値」はいくらでしょう?

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2013年2月12日 (火)

収入を目標に展開したら……

先日、ツイッターで関根マイクさんが(↓)のようなツイートをされました。

僕はずっと前に客単価を上げて、払える客だけを相手にする決断を下しました。体を壊さずに長く活動していくにはそれしかないと悟ったからです。ツールで作業効率化といっても、この仕事で大量生産は無理。だから戦略もなく低レートで淡々と翻訳してる人をみると大丈夫かなあと思います。

マイクさんはこういう破壊力抜群のツイートをすることがときどきあります。このときも、通翻クラスターで意見が飛び交ういい意味で大騒ぎになりました。

詳しくはツイートまとめ(↓)を読んでいただくとして……

このブログ記事では、収入を目標に展開するとしたらツールや展開方法などをどう考えるべきなのか、検討してみたいと思います。

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2012年12月 3日 (月)

『レスポンシブル・カンパニー』

今月、12月7日に訳書が出ます。アマゾンなどではだいぶ前から予約が始まっていたのですが、いろいろと忙しくてブログで紹介できずにきてしまっていました。

本書は、パタゴニアという、衣料品などアウトドア系グッズの製造・販売をしている会社の創業者、イヴォン・シュイナードが書いた本で、地球環境に対する責任なども全うする形で事業を進めようと呼びかけるものです。

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2012年12月 2日 (日)

SimplyTermsアップデート ver.0.11.1 β

SimplyTermsアップデート

自作して公開している翻訳支援環境、SimplyTermsのver.0.11.1 β を公開しました。
Buckeye's Software Library
http://homepage2.nifty.com/buckeye/software/

動作期限を延長しました。

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2012年11月11日 (日)

『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』-誤訳の指摘

恒例という感じになってきましたが、アマゾンのカスタマーレビューで、『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』に誤訳の指摘がありました。先日の「『リーダーを目指す人の心得』-誤訳の指摘」に引きつづき、丸出だめ夫という方からです。

指摘の順番とは異なりますが、わかりやすいものからコメントを書いてみます。

■1点目

p173
「しかしバーティカルネットはアマゾンと違う。2000年問題に伴うごたごたから回復できず、2007年、イタリアのセメント会社に買収されてしまった。」
the Y2K fiascoを「2000年問題」と訳しているが、Y2K bugでなく、直前にある「recession deepened in 2000」のことを指しているのが自然。そもそもY2K bugで潰れた会社があったか?と考えれば自明だと思うが。

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2012年11月 7日 (水)

ノンフィクション出版翻訳忘年会2012

今年も、ノンフィクション出版翻訳忘年会があります。先日幹事会をおこない、今日、案内メールが発送されました。日時・場所は12月3日、月曜日の夕方から、東京都心です。

趣旨は、例年どおり(↓)。

日ごろ、なかなか顔を合わせる機会のない編集者、翻訳家が集まる場として、2012年のノンフィクション出版翻訳忘年会を企画しました。

短い時間ではありますが、単なる名刺交換の場ではなく、今後の糧になるような集まりにしたいと願っております。実力と実績のある翻訳家に、志のある編集者に、ぜひ声をかけていただき、お誘い合わせのうえお運びくだされば幸いです。

「例年連絡が来ているのに今年は来てないぞ」という方、あるいは、「いままで出たこともなく、案内メールももらっていないが、自分は出る資格があると思うし出たいとも思う」という方がおられましたら、ブログ右側の「メール送信」から私までご一報ください。案内メールを送らせていただきます。

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2012年10月24日 (水)

『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』

今月18日に訳書が出ました。このところばたばたしていてブログが書けておらず、この本を紹介するのも遅くなってしまいました。アマゾンから日本向けキンドルが出るとのニュースが流れたので、あわてて書いたような次第でして。

それはともかく。本書は、ジェフ・ベゾスとアマゾンに関する本です。

ジェフ・ベゾスは表に出る部分をしっかりコントロールしており、アマゾンの経営に関する部分以外はあまり知られていません。『ワンクリック―ジェフ・ベゾス率いるAmazonの隆盛』は、そのベゾスについて、コンパクトによくまとまっている本だと思います。

この本は訳すのにかなり苦労しました。原著者の英語と私の相性が悪かったのか、すなおに訳すとどうも収まりが悪いところが多く、あちこちで、ああでもない、こうでもないと、いろいろな訳し方をしてはどれにしようかを選んだものですから。英語で読んでいる分にはさらっと読めてしまいますし、文単位で訳すだけなら特にどうということもなく訳せたりするのですが……もっと大きな流れを作るのが難しくて。

今年は、もともと、一通り詰まってはいるけれど、特に大変ということないはずのスケジュールだったのですが、この1冊が、予想をはるかに超える手間がかかってしまったもので、そのあとのスケジュールが全部狂ってしまいました。英語を読んだとき、ここまで手間がかかるとは思わなかったし、それなりの余裕はみていたつもりなのですが……。

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