ツール・ド・ふくしま2024――初日85km: 山と鉄馬とDIYと

2024年9月14日 (土)

ツール・ド・ふくしま2024――初日85km

この週末は第１回となるツール・ド・ふくしま。二日間で240kmのステージレースである。

■前日、自転車屋さんでバイクのチェックをしてもらう

ハードケースとはいえ、海外まで飛行機輪行したんだから。

朝５時ごろに起きて、６時半ごろ出発。13時半開会式の14:30スタートだからゆっくりでいいのだが、３連休で道が混みかねないのと、高速道路を時速85～90kmでのんびり走って行きたいのとで早めに出発することにした。

■初日のタイムテーブル

松屋で朝ごはんを食べ、和光ICから外環。ところどころ混んでいるところもあるが、全体としては、そこそこ順調に流れている。お昼は、スタート地点最寄りの広野ICで高速を降り、近くのコンビニでおにぎりにした。

現地についたのは12時すぎだった。

レース参加者の駐車場は受付などの本部からちょっと離れているので、着替えてから自転車で行くことにした。歩くには遠すぎる。

受付をすませ、ゼッケンや計測チップをもらって車に戻り、最終準備をする。そして、泊まりの荷物を背負って（ドイターのレースエア、17リットルに収めた）また本部に行き、荷物を預ける。

■運営に関わっている安藤さんとばったり

ここからしばらくはウォーミングアップ。85kmは最初から高速レースになるはずなので、序盤から体が動いてくれないとつらい。

整列時間より前に整列場所に行って待機。いっちゃん前はさすがに気が引けるが、あんまり後ろにはいたくないので。

■整列。真ん中あたりになった

招待選手の紹介があったけど、トップアマがずらり……。いや、まあ、わかってはいたんだけどね。出走は二日組が84人、この日の85kmのみが54人、リレーが4組。合計140人くらいか。

スタートから2kmはパレードでゆっくり。集団も大きくないし落ちついている。

リアルスタート後は時速50km近くまで一気に加速。そらそうなるよね。そして、標高差で40m弱、時間にして2分の上りに入る。はぇぇ。5～6倍で遅れ気味になる。スマートコーチングでよく一緒に走る女性のすぐ脇を通ったが、声をかける余裕がない。

なんとか集団にとどまってピークを越え、下ったらすぐまた40m強の上り。休む時間がない。この2分が耐えられず早くもオールアウト。私のところで中切かい！　後ろをふり返ると、後ろも切れている。うーん、直後の人とふたりか……。

大集団を追ってもしかたない。後ろを待つしかないな。少ししたら後ろからふたり合流し、もう少ししたらもう何人かが合流。10人近い集団になった。この集団で行くしかない。みんな思うことは同じだろう。

そのあとは、なるべくローテを回して、先頭集団からこぼれた人をひとり、ふたりという感じで拾っていく。最終的には、20人を超える集団に成長した。

ただ、ねぇ、ローテがどうにもうまく回らない。ローテに参加せず、付き位置で走っている人が半分近くいるし、ローテを回しているメンツの半分以上はローテの練習をしていない感じだしなのだ。上りで上げてしまう人もいるし、人数からして2列で回し続けるのが楽だと思うし（下がるときも前に風よけがいるから）、ローテができる人が何人か続くときれいに2列になりかけるのだが、そのあたりでローテを知らない人が出てきて全体が崩れるのくり返し。カオスだ～。

ただ、危ないことは特になく、ある意味、たんたんと走り続けることができた。

ゴールは、みんな必死でスプリントしていたけど、私は後ろからついていくだけにした。どうせ順位は……なので、無理することもないだろう、と。

タイムは2時間20分58秒。61～66位の集団で私は66位(^^;)　そこから6秒差でふたり、さらに6秒差でひとりゴールしている人は、たぶん、最後の最後に我々の集団から切れた人だろう。

それにしても……トップは1時間58分08秒で、2時間切りが50人とは。そのあと、2時間12分くらいに数人、その後ろは我々、その後ろはほぼいないに等しい……。

二日走るツール・ド・ふくしま240は出走84人、完走71人の85％、この日のみは出走54人、完走42人の78％。楽なはずの初日でコレかい。

■ゴール後