2024北欧旅行――ベルゲン→東京

今日は東京に戻る日。パッキングで睡眠不足だけど、2～3時間は寝たかな。

朝７時、アパートのご主人が手配してくれたタクシーに乗る。

■十二分に大きいタクシーだった

アパートはBooking.com経由で予約していて、そちらからタクシーも予約できたのだが、ご主人が手配してくれたタクシーのほうがだいぶ安かった。

ベルゲンの空港では、セルフチェックイン機がエラーを吐いて荷物を預かってくれない。自転車も、オーバーサイズのカウンターに行くとKLMはまだオープンしてないと預かってくれない。

■タグは付けたんだけど……

お世話係が有人窓口をみつけてきて、そちらで預かってもらうことに。なんだけど、まずは、自転車積載の料金をもらってないとか言われる。成田でも似たようなことを言われたが、結局、払っていたことが確認されてそのまま預かってもらったって経緯がある。今回もそうだろうと「いや、払ってある」と押し返す。なんかぶつぶつ言っていたが、そのあといくら払えという話もなく処理が進んだので、たぶん、払ってあると確認が取れたのだろう。だったらそう言えよって話なんだけど。（最悪、二重払いでもしかたないとは思いはした。まさか自転車を置いて帰るわけにいかないので）

オーバーサイズの預けもなんかごちゃごちゃして時間がかかったが、最後はどうにかなったようだ。

荷物預けにずいぶんと時間を食ったので、急いでゲートに向かう。

セキュリティはけっこう並んでいたが、杖を見ると係員がこちらへと優先的に通してくれる。おかげで長男と私は待つことなくセキュリティを抜けられた。

……なんだけど、セキュリティを抜けたあたりから足の調子がすごく悪くなってしまった。ってか、ほとんど歩けない。セキュリティ抜けたときなんて、まじで動けない状態。でも道をふさぐわけにもいかず、椅子まで歩くのは歩いたけど、一歩20センチずつ、歯を食いしばって進むのがやっとという体たらく。ここ何日か、毎日2万歩近くも歩いたので、使いすぎたのかもな。最後の方は、痛みこらえて歯を食いしばりつつ歩いてたりしたくらいだから。

ゲートまでは、車椅子を借りて息子に押してもらうことにした。なんともはや。私が出たのって、パラの世界選手権だっけ？？？

さて、これ以上行くと戻れなくなるポイントまで来ると、ゲートの裏側からピアノの音がする。当然、お世話係はそちらに引き寄せられる。ストリートピアノだった。

■ベルゲンの空港に「さくらさくら」が流れる

海外で弾くならこれだろうって出発前に練習していたもんね～。

長男はここで我々と別れ、少しあとの便でマニラに向かう。我々はゲートへ。

■ビールの棚があったのでヌグネエウのインペリアルスタウトを１本だけ買う

飲みそこねたリングネスが買いたかったのだが、なかった。残念。

■ベルゲン→アムステルダムの機内食

ビールはハイネケン。ま、そうなるよね。

■アムステルダムのスキポール空港でパスポートコントロールを抜ける

■タックスフリーでオレンジ成分多めの買物

さすがはオランダでオレンジ成分多め。私にとってはうれしいかぎりだ。

■スキポール→成田の機内食

これを食べたあとは、とにかく寝て過ごす。

KLMのシートがぼろくて、最初は背もたれが倒れない、なんとか倒せたと思ったら、こんどは途中でも一番倒したところでも固定できない、さらに、一番立てた状態でも固定できなくなってしまうとさんざん。加えて、後ろに座っていた人が背もたれを押し返してくるというおまけ付き。最初は、そんなにバネが強いのかと思ったんだけど、そういう話ではなかった。

それでも、なんだかんだ、成田が近づいて朝メシが提供されるまで、基本的に寝て過ごすことができた。日本時間の朝までこんだけ寝れたら時差ボケは一発解消できそうだ。

成田でお昼を食べるかという話もあったが、全員、お腹が空いていない、なにか食べたいとは思わないということで、そのまま解散とした。というわけで、成田で次男と別れ、我々夫婦は、成田エクスプレスで東京駅、そこから中央線で帰宅。無事、7泊9日の旅を終えた。楽しかった～。

■お待ちかねで甘えまくるゆきの