ねこズの介護
最近、ねこズの体調がよくない。まあ、元ノラの3匹を我が家に入れて15年近くもたち、3にゃんとも17~18歳になっているわけで、ここまで医者いらずで来れたのを驚くべきではあるんだろうけど。
なつきは去年から、かりんも今年春ごろから甲状腺機能の亢進で投薬が必要になった。薬、最初のうちは砕いてチュールに混ぜれば食べてくれたのだが、だんだんと食べなくなってしまってので、最後は、捕まえて口に薬を放り込むという形で飲ませるしかなくなってしまった。
また、かりんは、夏になったころから慢性腎不全で、毎日、皮下点滴が必要になってしまった。クレアチンの数値が点滴前は10超、点滴をしても4.0前後までしか下がらず、中程度の腎不全とのこと。要するに、腎臓が痛んで機能しなくなった部分が増えてしまったということらしい。腎臓は機能回復しない臓器なので、点滴で脱水を防ぐとともに尿量を増やして老廃物の排泄をうながす対症療法になる。腎臓療法食は、尿毒症を引き起こす老廃物を体に貯まりにくくするものとのこと。
腎性貧血が疑われるときは連れてこい(←耳の内側、毛細血管が透けて赤いところが白くなったら貧血が疑われるとのこと)という話もあったな。
■点滴
■投薬
投薬も点滴も対処療法なので、これからずっと続くわけだ。ということで、今年は、山ごもりをあきらめて東京へ戻ることにした。甲状腺の薬をチュールに混ぜて食べさせるくらいなら嫁さんにもできるが、捕まえて口に薬を放り込むのは一騒動だし、皮下点滴は注射器の操作にけっこう力が必要で、嫁さんにはちょっと無理なのだ。子どもたちが独立し、山ごもりができるようになったと思ったら、ねこの介護が始まってしまった……。
もうひとつ、ねこズで困るのは、最近、なつきが外でトイレをするようになったこと。それもまだ、ネコトイレが置いてあるエリアならリノリウム張りなのでまだしもだが、廊下ですることも少なくない。廊下だと、フローリングの継ぎ目を伝って広がってしまうし、木に染みこんでしまう。もちろん、掃除の手間がすんごいかかる。
これはトシ取ってぼけてきたのか、トシ取ってワガママになり、人間に十分構ってもらえていないと抗議しているのか。
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