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2024年6月 9日 (日)

鎖骨と肋骨が折れたわけだがニセコはどうするか

今年は年代別ブラケットがひとつ上がり、60代後半クラスの最若手になるので、ニセコクラシックは表彰台、それも前より上の2位か、それこそできれば1位を狙うつもりでトレーニングをしてきたし、仕上がりも上々だと感じていた。なのに、ニセコまで18日の5月29日、アワイチ中に飛び出してネコを避けられず転倒し、鎖骨と肋骨が折れてしまった。そして、鎖骨は、6月5日、中にワイヤーを入れる手術で修復し、執刀していただいた先生からは、走りたければ走ってもいいよ、ドクターストップかけるほどのものではないと言われたわけだ。

どうするかを判断したいというのもあって、6日(木)、退院し、帰宅してわりとすぐ、30分ほど固定ローラーに乗ってみた。翌日になると、航空券やホテルなどのキャンセル料が跳ね上がるのだ。

ダンシングをしたら痛みそうだが、シッティングならふつうに力が出る。一番怖いのは乗り降り。どうしても腕に力が入るので。足を回し始めれば手は添えているだけだからなんともない。レースだとなんだかんだハンドル操作や補給時の片手など、腕に負担がかかることもしなければならないし、首を大きく動かすと手術したあたりが痛むので、このままでレースは厳しいが、レースまであと10日あるわけで、そのくらいは回復しそうな気がする。実際、7日(金)には、軽いダンシングならローラー台でできることを確認した(前日は、絶対痛むと思ってできなかった)。

というわけで、とりあえず、走る方向で考えることにして、航空券などのキャンセルはやめておいた。

CTL、アワイチで95くらいになっていて、それをキープした上で、最後の1週間にテーパリングで少し落とし、90弱で本番を迎えるんだろうと思っていた。もちろん、骨が折れてからは乗れてないので当然にだだ下がりで、すでに80を切っている。本番は70台半ばがいいところか。まあ、ニセコは80km、2時間半強だから、CTLのレベルとしてはそのくらいでもなんとかなるだろう。

問題は、やはり、手術したあたりと折れてる肋骨1本のあたりをかばって使える筋肉が限られてしまい、後半、タレまくる可能性が高いことだろう。2年前、肋骨にヒビ入れたときがまさしくソレだった。あのときも、ヒビ入れちゃったのが2週間前なんだよな……。

ローラー台に乗ってるデータが飛んでいったからだろう、パワトレコーチのゲンさんからいろいろとアドバイスが来た。傷を治すには休むのが一番。ただ、理由があって乗るなら、出力をエンデュランスに抑え、時間も2時間くらいを上限に考えろ。ハンドルを少し高くする、ステムを短くするなども考えたほうがいいかも。大ざっぱにまとめるとそんな感じだ。なんとなくこんな感じかなぁと思っていたパターンでいいらしい。

レースまでにどの程度回復するかはわからないので、一応、走るつもりで現地に行き、最終的には直前に判断することにしようかなと思っている。まあ、現地に行ってしまえば、(いまより回復しているのはまちがいないんだし)出走はしちゃいそうな気がする。ただ、痛みが出たりしたらその時点でDNFにしようと思っている。タレてふがいない走りになっただけなら、最後まで走るだけ走っていいだろう。

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