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2024年6月 4日 (火)

左鎖骨骨折の処置

自転車仲間に教えてもらって、山崎先生@川崎第一病院に手術をしてもらうことにした。なんでも競輪選手御用達で、鎖骨の手術を年間5000件以上もされているらしい。そう聞いちゃったら、ほかで処置してもらう選択肢はないと思った。嫁さんも同意見。だよね~。

折れた鎖骨の固定は、中に針金を通す方法とプレートで押さえる方法があって、神戸の先生は、針金のほうがいい、プレートはうまくくっつかないことが少なくないと言っていた(鎖骨は特殊な骨で、外側になんかあるからくっつきやすいのに、プレートだとそのあたりをぜんぶ剥がすからとかなんとか)。山崎先生は針金方式。なので、切るのも、針金の入口と出口、それぞれ5~10mm程度と少なくてすむ。

山崎先生が外来を担当されるのは火曜日とのことで、少し待たなければならないが、それでも、ほかに行くことは考えられない。あらかじめ電話で話を聞き、外来で先生のOKが出たらそのまま入院し、水曜日に手術してもらえるよう、いろいろと用意して病院へ。

外来受付は9時からで、8時45分くらいについたらけっこうな列になっていた。また、再診は機械で自動受付、私のような初診は窓口で順番に、なので、結局、28人目ということに。まあでも、受付に30分くらいかかったあと、待ちは2時間ないくらいだった。

水曜日は手術の予定がかなり入っていたようだが、追加で押し込んでもらえた。どうも、先生的には問題ないけど、手術室の回転数が増えるとほかの負担が大きくなるんで、そっちが問題になったりするらしい(^^;)

午後、各種検査のほか、先生から手術の説明があった。

■CTスキャンの画像で手術の説明

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いや~、ぼっきり逝っちゃってるよねぇ。あと、第3肋骨も折れてるようだと先生に確認したら、うん、折れてるね、だった。咳き込んだりすると傷むので、たぶん肋骨も逝ってるだろうと思っていたんだけど、案の定だ。

手術は以下のように進める。

右上、鎖骨の中心に針金を通せるあたりを5~10mm切り、鎖骨中心にドリルで穴を開けて針金を差し込む。左右がずれているので、腕を動かしたり骨に外から力を加えたりして位置をずらし、右側からの針金を全体に通す。左側の奥まで行き当たったら、そこにドリルで穴を開け、針金を反対側に出す。そのあたりの皮膚を切り、針金右側が骨の端に来るまで、体の外へ針金を引き出す。針金左側を骨の端で曲げ、余分を切り落とす。

針金はステンレス。なので、違和感などがなければ、入れっぱなしでもいい。違和感がある、動きが制限されるなどの問題があれば、抜く。私の場合、年齢が年齢で回復が遅いはずなので、抜くなら半年以上たってから、だそうだ。肩鎖関節完全脱臼の手術で入れ、そのままになってるチタンも、外したければそのとき外せるとのこと(今回はやめておいた。なんだかんだ、シーズン中なので、侵襲はなるべく少なくしたい)。

術後1週間くらいは、腕を水平より高く上げたり重い荷物を持ったりはしないこと、1週間もしたら、無理のない範囲で自転車も乗っていいとのこと。手術の11日後となる6月16日のニセコクラシックに向けてトレーニングしてきたんですけどね……と言ったら、出たいなら出てもいいよ、強くハンドルを引いたりすると、今回修復する部分がずれるとかあるから気をつけたほうがいいけど、手術3日後にレース復帰とかもざらにあるし、その程度のもの。ドクターストップをかけるような話じゃない。あと、もちろん、パフォーマンスは当然に落ちるから、そのあたりも覚悟してってことになるね、だそうだ。いや、まあ、肋骨も1本折れてますしね……。

どうしようかなぁ。水曜手術で、木曜退院。で木曜日中に、とりあえずの方針を決めたほうがいい。木曜日中に決断すれば、ニセコ行きのキャンセル費用は事故時と同じなので。

そうそう、今回、隣のベッドもやはり自転車で鎖骨(そちらは右)を折った人が入院していた。高校生。(↓)の記事で、男子4km速度競争で優勝した森下圭祐くん。

山崎先生にってことで、三重からわざわざ来たとのこと。お父さんが付き添っていて、いろいろとお話をした。なんでも、10日後にまたレースがあって、それに出たいということらしい。若いからまだまだいろいろあるじゃんと一瞬思ったけど、高校生としてレースに出られる期間はかぎられているわけで、ある意味、私より残り時間が短いとも言える。そら、出たいだろうな。

■晩ご飯

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お昼もこんな感じだった。なにもしなくても食べ物が出てくるのは楽でいいのだが(左手に力を入れると痛む状態で食事の準備をするのはめっこう大変)、足らん。まるで足らん。食べ終わってもなんか食った気がしないし、それでもしばらくしたら満腹感が訪れるかと待ってみたが、やはり、お腹空いた~って感覚のまま変わらない。持ってきたデイパックに出先でお腹が空いたときのための補食を入れていたので、それを追加してなんとか最低限はどうにかしたが、やはり、お腹は空いたまま。うーむ。ま、しかたないわな。ふつうの人より食べる量が多いんだから。

9時に消灯で就寝。夜中からは水分も禁止だ。

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コメント

私も鎖骨骨折の手術を昨年受けましたが、術後2週間から腕を動かし始めたところ、埋め込んだプレートが金属疲労で折れ、結局再手術となりました。受けられた手術とは術式が違いますので、そのようなことはないと思いますが、あまり無理をされず、ご自愛くださいませ。

投稿: 斉藤完治 | 2024年6月 6日 (木) 10時02分

なんと再手術ですか。私が受けたパターンだと中心に入っている針金が骨に固定されているわけではないので、体を動かす影響で鎖骨が多少動いても、あまり心配はないようです。もちろん、いつもどおりとはいかないし、無理は禁物なわけですが。

投稿: Buckeye | 2024年6月 8日 (土) 11時22分

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