ミュージカル『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
お世話係に誘われ、次男と3人で豊島区立芸術文化劇場の公演を観に行った。小学校の学芸会がトラウマで演劇は観るのもイヤな人になってしまったのだけれど、ミュージカルは嫌いじゃないので。アメリカ留学中には、ブロードウェイミュージカルのシーズン券を買って観に行ったくらいで(何本か巡業で田舎町に来てくれたのだ)。
失敗だった。正直なところ、行かなきゃよかったと思うほどに。
セリフというか歌詞というか、聞き取れるのが1%もあるかどうかというていたらく。ひとり静かに歌うところは聞き取れるけど、ひとりでも声が大きいシーンはわんわん響くだけで言葉に聞こえない(たま~に音がひとつふたつ拾えるくらい)。まして、音楽じゃんじゃん、大勢が歌うシーンは、うるさいだけで補聴器外したいと思ってしまうほど(こっちは音ひとつも拾えないと言っていいレベル)。英語のミュージカルだってもっと聞き取れたぞと思ってしまった。
このあたり、私の耳が悪いせいであり、言葉を使う舞台芸術はもう諦めなきゃいけないのかなぁと思ったら、次男も3~4割しか聞き取れなかったそうで。お世話係は過去にも観ているのでもうちょっと聞き取れたようだけど。健聴者のふたりがそのレベルでは、私だと、1%もあるかどうかになっちゃう、当然だわ。
席は2階最前列の真ん中へん。壁の反射で聞こえにくいとかない、条件が比較的いい席のはずだったんだけどねぇ。
嫁さんは、ミキシングが悪い、音量上げすぎ、特に音楽の音量上げすぎだろうと言っていた。役者は鉄板で絶対にいい公演だと思ったのに……とのこと。
まあ、どんなものも当たり外れがあるのはしかたないよな。
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