コロナ隔離@那覇のホテル
「沖縄ワーケーションモニターツアー day 6(DNF)」にも書いたように、コロナ陽性となってしまい、那覇のホテルに缶詰となっている。幸いなことに症状はないに等しいので、部屋にこもって仕事三昧である。
ホテル療養3日目には「心の健康チェック」なるものをやることになっている。監禁状態なんで精神的におかしくなっちゃう人もいるんだろうけど、こちとら、ふだんとなにが違うわけでもなく、おかしくなりようがない。きつい症状が出ていればこれからどうなるのか不安を覚えたりするんだろうけど、幸い、それもないから。
いつも自宅に缶詰で仕事をしているわけで、そういう意味では、ほんと、ふだんと変わらないのよね。友だちともいつもどおりネット経由でわいわいやっているし。心が不健康になる要素がまるでない。これで不健康になるならとっくの昔に廃人になっとるな(^^;)
パソコンがノートでキーボードが打ちにくいとかモニターが小さいとか、椅子や机がいまいちだとか、いろいろあるのはあるけどね。逆に、なにもしなくても3食出てくるとか楽な面もあるし~。
今回ラッキーだったのは、ワーケーションのツアーということで、デュアルモニターにできる装備やマウス、テンキーなども持ってきていたことかな。これだけでもだいぶ違うから。
ちなみに、3食はこんな感じ。
■朝食
■昼食
■夕食
もちろん、メニューは毎日変わる。途中で悪化しなければホテル療養は長くて1週間くらいなので、1週間もしたら同じものが出てくるのかもしれない。
朝は地元のお弁当屋さんっぽい。これ、もうちょっと野菜があればなぁ。昼・夜はHotto Mottoで、バランスは悪くない。ただ、味付けがすごく濃いのよね。付いてくるソースもドレッシングも使わないのに濃すぎるなぁと思ってしまう。ビールなしではちょっとつらいと思ってしまうほど(アルコールは厳禁で、ビールは飲めない)。お弁当の横に置いてあるスープも、お湯160mlで作ることになっているけど、250mlくらいで作っても味が濃すぎると感じてしまう。
まあ、我が家が昔っから薄味だってことなんだろうけど、みんな、いつも、こんなに味が濃いもの食ってるの?
ホテル療養中、外出は当然に禁止。ふつうはネット通販なども禁止で、必要なものは家族や友人に差し入れてもらえとのこと。差し入れが難しい私みたいな旅行者は例外で、生鮮品やアルコールなどでなければネット通販OKなのだそうだ。というわけで、チタンのマグカップやコーヒー、ティーバッグ、おやつのマクロビを買った。
■届いたもの
紙コップは配布されてるんだけど、お茶を入れると熱いし、手に持つとカップがゆがんで中身がこぼれそうだしで、今後長く使えそうなチタンマグカップを買うことにした(イベントなどに持っていっているものがあるのだが、形が気に入らなくて、前から買い換えようかどうしようかと迷っていたのだ)。
コーヒーはワーケーションツアー中に飲もうと成城石井のドリップパック(12gとコーヒーが多いヤツ)を持ってきたのだが、残りが少ない。こちらは小川珈琲店のヤツを購入。これちょっと高いんだけど、飲み食いくらいしか楽しみないんだから、おいしさ優先だ。
そうそう、このコーヒー、淹れようとして愕然とした。ドリップパックの外袋が開けられないのだ。切れ目が入ってなくて、はさみで開けろ、と。飛行機に乗ってきたから、はさみも含めて刃物は持ってないのよね。フロントで借りるとかもできないし。万が一にはペーパーナイフがついてるかもと、栓抜きがついてるマルチツールを引っ張り出してみたけど(瓶のクラフトビールが飲めるように持ち歩いている)、刃物になってる部分はなかった。買うときの私、しっかりしていたらしい(^^;)
荷物ひっくり返したら爪切りが出てきたので、それで切れ目を入れ、無事、外袋を開けることができた。そんな話をFacebookに書いたら、十円玉2枚で袋を開ける技を友だちが教えてくれた。これは覚えておくのがいいだろう。
ティーバッグも、コロナ陽性が判明したオキナワグランメールリゾートにあったものは持ってきたけど、それじゃとても足らない。というわけで、伊藤園の緑茶、玄米茶、ほうじ茶のアソートパック。60袋もあって余るの確実なんだけど、家で飲んでるやつなので、余ったのは持って帰ればいい。
コロナは呼吸器系をやられるのではぁはぁするような運動は当然に厳禁だ。ただ、ずっと座っているとさすがにエコノミー症候群で足がむくむ。なので、部屋の中を歩き回るくらいはすべきだろう。私はほぼ無症状なので、息が上がらない程度の筋トレもしている(^^;) プランクとか腕立てとか、片足スクワットとか。ものによっては手に若干の重りを持って。
■手に持つ重り
重りは、飲み上げたペットボトルに水をいれたもの。これを袋にまとめて手に持つ、と。で、筋トレ途中のレスト1分は部屋の中を歩き回る。それとお弁当を取りに行くのとで、1000歩にさえ達しないけど、それでも、1日何百歩かは歩けているはず。これだけでもだいぶ違うはずだ。
自宅療養ならローラー台が使えるんだけどな……(*.*)\(--;)
ちなみに、ホテル療養中の費用は行政が持ってくれる(最終的には国持ちなのかな)。でも、帰りの飛行機をキャンセルした費用とか、新たに取る飛行機チケットは直前で高くなっちゃうとか、予定外の出費があることはある。まあ、そのくらいはしかたない。
そうそう、今日、ツアー会社から「敢闘賞」なるものをいただいた。
■敢闘賞~
走りきった人には完走証が出たようなので、それをアレンジして作ってくれたのだろう。「その健闘をたたえると共に、またの挑戦と完全制覇の成功を祈念し、これを賞します」だって。はは、いいじゃん。
それにしても、症状が軽いのはほんと助かる。今回のツアーで陽性が確認できた人のなかには、しんどいし、味覚・嗅覚なくなるしで、かな~りつらいことになっている人もいるらしい。私の症状が軽いのは、ワクチン5回のフル接種だからか、体鍛えているおかげか(←これはない。私以上に鍛えていてひどいことになってる人がいくらでもいる)、たまたまか。とにかく、ラッキーだ。
あとは後遺症がなければ、ね。無症状でも後遺症が出ることはあるらしいので、安心はできない。後遺症で心肺機能が落ちたら、競技としての自転車はおしまいだろう。まあ、いいかげん年なんで、そのときは潔くレースは引退し、ロングライドをのんびり気味に楽しむほうに切り替えるんだろうな。後遺症うんぬんが世間で話題になったころからそう思ってる。ニセコで年代別の表彰台に上がったし、UCI世界戦も走るのは走ったし、ツール・ド・おきなわは市民210kmも完走したし、デスライドも走りに行ったし、The PEAKSもド変態設定であちこち走ったし。やれることはたいがいやっただろう。あ、エベレスティングができてないか。去年、ニセコのあとにやるつもりが肋骨ヒビであきらめたからな(^^;)
まあ、このあたりは心配してもはじまらない話で、様子を見るしかないだろう。
もうひとつ、今回、これだけ軽いと、ここまでに何回かかかっていて気づいてないだけって可能性が否定できないなぁとも思う。陽性だと思うから、体調が微妙に悪い気がしないでもないけど、このくらい、普通に生活しているなかでいくらでもあって、コロナかもと疑って検査なんて絶対するはずないもん。
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