沖縄ワーケーションモニターツアー day 6(DNF)
沖縄ワーケーションモニターツアー、沖縄市で離脱することになった。DNFである。コロナ陽性が判明したのだ。
day 5、寝ようとしたら、「スタッフに陽性者が出た。抗原検査キットを配るので、参加者も全員検査してくれ」との連絡が入り、検査したら陽性。あらららららら。結局、スタッフひとり、参加者3人の合計4人が離脱することになったらしい。自転車乗ってるあいだは外だし風もあるしでたいがい大丈夫だろうけど、ご飯とか一緒に食べるし、そのあたりで広がった、のかな。これだけ蔓延していればどこかで拾ってもおかしくないと覚悟はしていたけど、そうか、やっちまったか。翻訳者・通訳者で集まってご飯ということも多かったので、私経由でそっちの人たちに広がっていなければいいけど(この日の検査では、みんな、とりあえず陰性だったらしいが、感染しただけの段階かもしれない)。
■くっきりはっきり陽性
あと二日で沖縄市~糸満市~那覇市と距離も短ければ獲得標高も少ないので、電動アシスト自転車のアシストオフで沖縄本島を1周、完遂できると思っていたのになぁ。残念。
それ以上に残念なのが、打ち上げにも参加できないし、沖縄に住んでる友だちと何年ぶりかで会う話もあったのにそっちも参加できないこと。参加者もずいぶんと打ち解けてきたし、1周完遂の達成感に包まれての打ち上げは楽しいだろうなぁと思っていたのに。沖縄の友だちも、day 6の夜、ツアーに参加している翻訳者・通訳者みんなで会いに行くはずだったのに。
まあ、ジタバタしても始まらない。
幸い、症状らしい症状はない。熱、ない(レストランとかで体温測るけど引っかからない)。倦怠感、ない(今回一番きつかった国頭村~宜野座村を走れと言われても走れる気がする)。ご飯、おいしい。ついでにお酒もおいしい(^^;)
ワクチン5回フル接種の効果なのか鍛えてきたおかげなのか(後者はたぶんない。私以上に鍛えてる人が倦怠感はんぱないとか書いてるから)、はたまたたまたまなのか。理由はわからないけど、とにかく、無症状に近いのは不幸中の幸いである。
陽性だってことを念頭になにかなかったかよくよく思い出してみると、ちょっと前から、朝起きたとき痰が絡むというのはあった。年とって冬場はよくそうなるので、ああまたかくらいにしか思わなかったんだけど、あれが発症だったのかも。
いまの対応だと、私はいわゆる「発生届対象外」なので、各自、自宅などで隔離・療養しろ、だ。ただし、希望すれば行政による支援が受けられる。旅行者はこっちしか選択肢がない。というわけで、沖縄県抗原定性検査・陽性者登録センターに登録し、療養ホテルを手配してもらうことにした。
朝一、陽性者登録センターに登録したが、お昼になっても登録手続きがすまない。沖縄市で泊まったホテル(オキナワグランメールリゾート)はけっこういいところで快適は快適だけど、朝昼晩のお弁当も含めると1泊3食で1.6万円とお値段もかなりのものになってしまう。
■グランメールリゾートのお昼弁当
おいしいのはすごくおいしく、これで2000円なら高くない。正直、ここまでたくさんはいらないなぁとも思うけど。ともかく、部屋にこもって毎日こんなに食ったら太るぞ。
さてさて、どうせ動くならさっさと動きたいなぁと陽性者登録センターに電話で問い合わせると、その場で申請内容を確認し、登録手続きをすませてくれた。それから30分くらいで療養ホテルの手配も完了。那覇のホテルで、そこまでの搬送もしてくれる(タクシー回してくれる)、と。
グランメールリゾートのほうは、ツアー会社の人に交渉してもらい、延泊ではなくレイトチェックアウトという形で処理してもらうことに。だいぶ安くなった。
3時半ごろにホテルを出て迎えのタクシーに乗り、那覇のホテル(ソルヴィータホテル那覇)へ。入所の手続き中、ゴミ処理の人たちが出てくるとのことで、療養者入り口の外に出て待つことに。
■療養者入り口
ゴミ処理の人たち、すごい格好をしている。そっか、防護服か。そうだよね。私自身はいまのところ無症状に近いけど、死ぬ人も少なくないわけで(交通戦争と大騒ぎされたころの事故死者よりコロナで死ぬ人のほうがずっと多い)。
部屋に入ったら、まず、貸し出しのパルスオキシメーターと体温計で健康チェック。
■正常、正常(^^;)
配布された書類をざっと見始めたら、看護師さんから電話がかかってきた。問診だ。
「体温は?」
「36.7℃」
「SPO2は?」
「99」
「脈拍は?」
「41」
「……え? えっと、なにかスポーツとかされてます?」
「はい、一応、マスターズの選手してます。安静時心拍は38なので、このくらいでふつうです」
「……それはまた……」
がはははは。いつものことだけど、やっぱ、よっぽど珍しいのね。私の周りには掃いて捨てるほどいるんだけど。
ホテルは安めのビジネスホテルという感じで、机もあるしネットも使える。数日程度なら快適に……でもない面が多少。私は旅行中の突発事なわけで、ホテルに監禁されるなら持っておきたいものとかで持っていないものがあるのだ。ふつうなら差し入れてもらったりするらしいけど、それは難しい。
それもあってか、旅行者はネット通販OKだとのこと(酒や生鮮品はだめ)。さっそく何点か発注した。2重チタンのマグカップ、HDMIケーブル、ティーバッグ、コーヒードリップパック、マクロビ。2重チタンのマグカップは、遠征時に持っていってるヤツを買い換えたいなぁと思っていたので、そっちのタイプを。HDMIケーブルが一番のムダかなぁ。荷物に入れようと思いつつ忘れていたのよね。ドリップパックは持ってきてるけど残りが少ないので。これくらいしか楽しみがないのでちょっといいやつを。ティーバッグは家でも飲むやつ。グランメールリゾートにあったティーバッグは持ってきたけど、そのくらい1日でなくなるもんな。
そんなこんなをしていたら晩ご飯の時間になった。
■夜のお弁当
Hotto Mottoのお弁当だった。共用の電子レンジも用意されている。水、緑茶(さんぴん茶ぢゃないのか……)、スポーツドリンクはペットボトルが用意されていて、必要な分、もらえる。なのでティーバッグとかドリップパックとかなくてもいいっちゃいいんだけど、さっきも書いたように、このあたりは嗜好品なので。お酒禁止が一番つらいかなぁ(←幸せな陽性者^^;)。
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