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2022年12月14日 (水)

京都ブリューイングのビール

たまたま見かけていろいろ買ってみた。

■京都ブリューイングのビール

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■裏面

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以下、飲んでみた感想を左から(飲んだ順番はいろいろ^^;)。

●三銃士(木霊シリーズ)-インペリアルスタウト

27カ月、ウィスキー木樽で熟成させたインペリアルスタウトとのこと。副原料に沖縄黒糖とブラウンシュガーを使っている。木樽熟成のビールってめったにないけど好きなのよね。

そうそう、木霊シリーズとは「木に宿る不思議なチカラがビールを特別な物へと変化させる木樽熟成シリーズ」とのこと。

かなり手間暇時間をかけて作られていて、たしかに、そのあたりが感じられる複雑な味にはなっている。ただ、甘すぎるなぁ。甘いの好きなんだけど、これはさすがに。IBUが41もあるのに苦味があまり感じられないし、アルコール度数も12%と高いのに、甘味ばかりがめだつ。なんというか、すべてを甘味がべったりくるんでいる感じ。

今回一番期待したビールで何本か買ってしまっているので、どうにかならないかと考え、甘めのデザートに合わせてみた。トライしたのはチョコ類とデザートチーズ。

■チョコ類

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■デザートチーズ

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食事に合わせるより多少はマシ。でも、やっぱり、甘みが強すぎるなぁ。チョコを合わせても苦しいくらいだもん。私の場合、チョコはビターが基本っていうのもないことはないだろうけど、今回のチョコはそこそこ甘いヤツも混じっていたのに。

これのリピートはないなぁ。

●夜の帳(突破シリーズ)

突破シリーズとは、「設備や酵母、そして飲む人の限界を探りながら、10%を超える究極のハイアルビールを目指すシリーズ」とのこと。

こちらもインペリアルスタウトで、アルコール度数12%、IBUは66。副原料なし。

印象はスタウトらしいスタウト、かな。IBUが66というわりに苦味控えめで、軽い甘味さえ感じる。全体は角がなくまろやかで深みがある。いろんな味わいがうまくまとまっているって言えばいいのかな。12%というハイアルコールだけどアルコールが突出しているということもなく。そういう意味で危ないビールかも。飲んだだけじゃハイアルコールだとわからない。

今回、これはたぶん好みのはずと6本買ったんだけど大正解だったな。

「夜の帳」というインペリアルスタウトは前から作っていて、今回はレシピを変えてハイアルコールの突破シリーズの1品になったらしい。今後も作り続けてほしいな。

●黒潮の如く

「黒ビールの常識を変える京都醸造の定番スタウト」で、「黒色麦芽由来のロースト感とベルジャン酵母由来のフルーツ感がうまくまとまっていて、アルコール度数を上回る深い味わいでしっかり満足してもらえるスタウトです」とのこと。副原料なしでアルコール6%、IBU 35。ブリュワリーお勧めは、バニラアイスクリーム、小倉トーストとの組み合わせらしい。

一口飲んでびっくり。絶妙に甘いわ。砂糖を副原料に使って甘くしているわけでもないのに。今回はご飯と一緒に飲んだけど、甘味と合わせるの、たしかにありかも。幅広い食べ物に合いそうだし、深みのある味わいでこれだけゆっくり飲んでもいい感じ。今回、2缶だけにしたのが残念に思えるほど。

まあでも、定番シリーズということなので、たぶん、いつでも買えるのだろう。機会があったらまた買いたい。

●秋の気まぐれ

「豊かな秋の恵みを感じさせるモルトとホップの芳醇レッドIPA」とのこと。

IBUが56とのことでたしかに苦味が強めではあるが、ボディがしっかりしているし、フルーティで自然な香りだしで、これはいいと思ってしまった。賞味期限があまり残っていないから安売りになっていたのに、IPAだしなぁと1本だけにしたのが惜しいと思うほど。

●新天地(シュバルツ編)

「ドリンカブルで飲みごたえのあるドイツの古典的ダークラガー」、「ラガーらしい軽やかでクリーンな味わいに旨味をしっかり摘出したベースのダークラガーに焙煎モルトのコーヒーやチョコレートのような香ばしさを合わせ、ドリンカブルであり味わい深さを楽しめる設計」とのこと。アルコール5%、IBU 14。副原料なし。

いわゆるシュバルツね。京都ブリューイングはエール中心らしいが、シュバルツということは下面発酵のラガー。京都ブリューイングにとっては冒険だから「新天地」らしい。

これは意外によかった。下面発酵のシュバルツなのであっさり気味なのがちょっと残念だけど、適度に甘みがあって悪くない。まったく悪くない。

●月満ちる

「梨の甘みを引き立てる少しの塩が隠し味のフルーツサワー」、「すっきり爽快な和梨の甘みが少しの塩でいっそう引き立ち、ケトルサワーの程よい酸味とうまくまとまった仕上がり」とのこと。副原料に和梨果汁と塩を使っていて、アルコール6%、IBUはなんと0。サワービールと和梨ジュースが半々近いらしい。

これはジュースに寄りすぎ。ビールだと思わなければ悪くないんだけど、でも、晩ご飯というか、夜、つまみ物と一緒に飲むにはジュースに寄りすぎ。私はやっぱりビールがいい。

●てきか

「青森県もりやま園のふじりんごを使った爽やかなサワービール」、「軽くドライホップ(仕上げに香りづけ用ホップ投入)することで、リンゴのシードルとビールの掛け合いにユニークな柑橘香とフレーバーが加わりました」とのこと。アルコール6%、IBUは5。IBUが低いのは、副原料にリンゴが使われているから、かな。

これもジュースに寄りすぎだなぁ。っていうか、こちらは「月満ちる」からさらにジュースに寄ってると思う。

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