テーパリング
ツール・ド・おきなわに向けて今週はテーパリング。トレーニングは刺激を入れるくらいにとどめ、量を落として疲れを抜く。目標はTSB二桁。先週がんばりすぎたのか、ゲンさんから来ているパワトレメニュー(←目標レース前なのでテーパリング用メニューになっている)をそのままこなすと、日曜日のTSBは0でさすがに低すぎる感じ。月曜と金曜は完全休足日なのになぁ。
■Performance Management Chart
(Performance Management Chartについては「TrainingPeaksのPerformance Management Chart」参照)
というわけで、昨日はエンデュランスライド2.5時間を1.5時間に短縮した(強度は指定ママ。質は保って量を落とす)。今日はVO2maxとtempo/SSTをおりまぜたエンデュランスライド2.5時間を時間も短くするし、VO2maxもtempo/SSTも最低限にとどめる(メニューは回数も強度も幅で指定されている)。明日はエンデュランスライド2.5時間をアクティブリカバリー1時間、くらいかなぁ。それとも完全休足にしちゃうか。
落とすとこのくらいになりそうというTSSをTrainingPeaksのサイトに入力し、日曜日のTSBをチェックすると……木曜アクティブリカバリー1時間でTSBが12、木曜完全休足でTSBが14。いずれにせよほどほどになりそうだ。
■トレーニング量調整後のPerformance Management Chart
そうそう、今週に入って、やはりおきなわに向けてテーパリングなんだけど、トレーニング量を落とすとCTLが下がって不安になるってSNSに書いてる人がいたりした。私としては不思議でしかたない。
目標は、レースでいい走りをすることだ。本番でいい走りをするためには「体を鍛える」(「CTLを高める」にニアリイコール)のは1週間前くらいにおわりにして、直前は「体を整える」時期にしなければならない。だから、この1週間、私はTSBしか見ていないし、体感も疲れ具合しか考えていない。TSBの数値と体感の疲れで体調を見るわけだ。
CTLを高めることが目的なら(←そういう時期もある)ぎんぎんに乗り込めばいいわけだが、そんなことをしたら本番はぼろぼろになる。だから、直前1週間は、トレーニングすればするほど、疲れて本番どうなるのか、むしろ不安になるくらいだったり。
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