10,000UPチャレンジ（勝手に増しバージョン）

2022年9月14日 (水)

10,000UPチャレンジ（勝手に増しバージョン）－1日目

6時半前に沼田インターそば、道の駅にあぐりーむ昭和に着くには、野辺山を4時前に出なければならない。3時に目覚ましで起きて、車が走り始めたのが3時50分ごろ。イベントに選ばれたのならこんなぎりぎりはダメだけど、そこは自分ひとりなのでかまわないかと。走り出しは7時に近いかも。（イベントに選ばれたら前泊する予定で宿を手配していた。後泊もするから4泊）

コンビニで朝ご飯用と補給用のパンを買って走り続け、6時20分ごろあぐりーむ昭和に到着。ぱたぱたと準備をして、6時45分ごろ、「赤城山upコース80km」を走り始める。

■赤城山upコース80km

コース確認も完走証明も、ツール・ド・ニッポンのアプリでやるとのこと。これ、前にスマートコーチングの仲間と富士一に参加したとき使ったけど、よくわからなかったのよね～。走りきれるかどうかより、アプリがちゃんと使えるかどうかのほうが不安。ま、完走証明がもらえなくても、走り切れればそれでいいや。

走り始めるとどっかで見たような景色。そっかー、昔、望郷ラインセンチュリーライドで走ったあたりなんだ。

■最初のチェックポイント到着

ここまでなんども止まってコース確認したりとだいぶまごついて先が思いやられるが、それでもなんとかチェックポイントに到着。アプリのチェックインなる機能もきちんと作動しているようだ。スマホの動作がおかしくなったりしなければなんとかなる、かな。

このあとも、慣れないガーミンナビ（コース上なのにオフコースとか出て止まってみたり、またかよと思ったらほんとに道まちがえていたり^^;）、次のチェックポイントが何キロなのかわからなくなったり（これは準備不足。いつもなら一覧をハンドルに貼ってる。ま、ぎりぎりで急に走るの決めたから）。多少のストレスはあれど、山の中を基本的に気持ちよく走る。走れるコースになっている。

というわけで、それなりに景色を楽しみつつ、走って行く。平坦はエンデュランスの下半分、上りは3倍弱を基本にきついなと思ったら2.5倍くらいに落とす。必要に応じて出力上げるときも、なるべく4倍以下に抑える（私のFTPは4倍弱）。

薗原ダムの手前でさっそくミスコースして上り返す(^^;)　もうちょいガーミンを細かくチェックしないといかんな。

■薗原ダム（読めねーよ～）

5番目のチェックポイント、花咲の湯はお休み中。自販機はあったが水が売り切れで、あきらめて先へ。実は、ここ、駐車場の反対側にも自販機あって、そっちには水がたっぷり売られていたのに。時間内に走りきれるのかちょっと心配で気が焦っていたのかもしれない。

ここから400m強の上り。それを上りきったトンネル手前にトイレがあったので休憩。ついでにコース確認。え？　チェックポイントすぎてんじゃん。あわてて戻る。戻ったら、なんか、花咲の湯の直後に見たあたりに出てしまった。もしかして、地図、見まちがえた？？？

気を落ち着けて地図を見直す。そうか、コース上、進んでいる向きを勘違いしたんだ。チェックポイントのマークをタップするとそこの名前が出るから、いる位置の前後とも確認するようにしたほうがいいな。

それにしても300mは下ったぞ……。

下り含めて30分からのロスか。まにあうのか？　5本走る1本目でDNF決定？　すんげー沈んだ気持ちで上り直す。とにかく走ってみるしかない。

問題がもうひとつ。水がない。さっき上りきったところで飲みあげたばかりなのだ。水なしで上る、は、ぎりなんとかなるし、そのあとの下りもたぶんなんとかなる。下ったあたりで水が買えればいいけど、買えなかったらやばいかも。

とにかく、がまんで走る。上りきり、トンネル通って下りへ。下り途中、山の中にあったチェックポイント、小住温泉も表に自販機はない。中にはあるかもしれないし、宿の人にお願いすれば水くらいもらえるかも……と思いつつ、人家が出てくるところまで下れば自販機くらいあるかも。あわい期待を抱いてさらに下る。

これは失敗だった。そのあともなかなか自販機がみつからない。気温は上がる。やばいなぁ。道の駅川場田園プラザのちょい手前で道の左側に自販機があったんだけど、気づいたときにはすぐそこで、こっちは時速40キロを超えるスピード。とても止まれない。道の駅川場田園プラザなら自販機くらいあるべー……ってなんかめっちゃ大きくて、どこになにがあるやら。おしゃれなお店とかは並んでいるっぽいけど、自販機らしきものは見あたらない。ここ、探して歩いたらえらく時間がかかりそうだ。このあたりは人家も多いし、それなりに自販機くらい、さっきもあったし……と先を急ぐ。

これがまた失敗。このあとすぐ、人家が減って自販機なんてありそうにないところへ入っていく。そのうえ、100m、200mの上りも出てくる。やばい。これはまじでやばい。ペースが落ちてきた。体に力が入らない。脱水だろう。これ、いよいよになったらそのあたりのお宅でお願いして水をもらうのか。脱水進んだら熱中症で倒れる可能性もあるからなぁ。

結局、その次のチェックポイント、原田農園のちょい先で自販機を見つけて水を買う。2本買ってとにかく飲む。一度に飲み過ぎてもよくないんだけどね～。

そうそう、原田農園、望郷ラインセンチュリーライドのときとかお土産買いに来たところだわ。

このあとは基本的に街中を走る消化試合であぐりーむ昭和までかと思ったら、そんなことはなかった。意外なところに意外な道があって、信号が少ない上り下りを通っていく。これはいいかも。このあたり、よくわかっている人がコースを組んでいるようだ。

体のほうも、水を多め、多めに飲んだ結果、だんだんと力が入るようになってきた。

というわけで、そのあとは特に大きなトラブルなく、暑い中それなりに楽しく走って、11時半ごろ、あぐりーむ昭和帰着。

■完走の記録も無事取れたようだ

■赤城山upコース走行記録

TSS 200くらいかぁ。ちなみに、午前中は野辺山のFTP設定で走ってしまったので、実際にはもうちょい低い（189だった）。ここで標高に合わせてFTPを調整。

距離87.6km、獲得標高1973m。距離1割増しで走ってしまった。獲得標高はオフィシャルとほぼ一緒。ということは、オフィシャルの数字が多めなんだろうな（Ride with GPSによる数値とのことだし）。これは、もしかすると、5本合計で10,000mを少し切るくらいしかないかもしれない。

車に自転車積んで、お昼を食べつつ、次のスタート地点、道の駅川場田園プラザへ向かう。やはり、移動は30分というところ。自転車の積みおろしやトイレなども含め、1時間後の12時半に「谷川岳upコース90km」スタート。宿のチェックインが18時なので17時には走り終えたいのだが、企画に比べてスタート15分遅れ、ミスコースで30分遅れ、最後30分早く走り終える……はたぶん無理だろう。ま、最悪、晩飯を自前にすればなんとかなるべー。

■谷川岳upコース90km

距離93.7km、獲得標高2098mとのこと。

こちらは特に波乱なく。緑の中を気持ちよく走る。谷川岳ビューポイントがよかったかな。

■望郷ラインセンチュリーライドでも見た山の中のボート

■谷川岳ビューポイント

いい景色。こういうのを見ながら走るの、大好きなのよね～。

■道の駅たくみの里

ここは道の駅というより街という雰囲気の作りで、いい感じ。今回は先を急ぐのでだめだけど、こんど、ゆっくり走ることにして（1日1コースなら、ね）ここで時間を使いたいと思った。

17時半帰着もむずかしいかと思ったら、最後は快適に走れるところが多く、17時半ちょい前にゴールすることができた。

■谷川岳upコース完走記録

■谷川岳upコース走行記録

うーん、やっぱり、今日1日で400 TSS弱かぁ。明日は400超えるよな。走れるのかな。

チェックインが遅れるむね、道の駅川場田園プラザから宿に連絡。晩飯は大丈夫らしい。よかった。というわけで、明日の朝飯などを買って宿に向かう。宿着は18時半をゆうに周っていた。

さっと温泉に入って汗を流してから晩飯。

■晩飯（1トリップめ）

ビールはオクトネエール。小麦を使ったウィートエールとのことでちょっと警戒したのだが、これはおいしかった（小麦系のビールは好みに合わないことが多い）。IBU 28と苦味抑えめ。副原料としてはちみつも使っているらしい。

オクトネのサイトを確認するとヤマビト・エール（ペールエール）とかモリノ・ポーターなるものもあるらしい。ホテルに用意されていたのはオクトネエールのみ。オクトネエールはけっこう好みだっただけに、ほかのも試してみたい。どこかで買えるなら買って帰りたいところだけどなぁ。

■晩飯（2トリップめ）

部屋に戻って、ローソン＆ゴディバのノワアマンドショコラサンド。今日はたっぷり走ったからね～。

■ローソン＆ゴディバのノワアマンドショコラサンド

ゴディバコラボのローソンスイーツは我が家のお気に入り。どれもおいしいのだ。今回は、これとマフィンがあって、だいぶ迷ってノワアマンドショコラサンドにした。さすがにおいしいわ。最終日にはショコラクロワッサンマフィンを買ってこよう。

（調べてみると、スイーツとパンで合計4種類が今回発売になったらしい。スイーツ2種は売り切れだったんだろう）

■部屋、広い！

和室12畳に4.5畳くらいの洋室がついている。前日に予約が取れて高くなければいいと選んだんだけど、当たりだったかも。連泊プランなるもので、2食付き3泊で23,000円弱なのだ。ランドリーがないのはちょっと、かな。しかたないので、ジャージは風呂場で洗う。バスタオルにくるんで踏んで水分取ってから干せば翌日までには乾いている。一応、そういうこともあるかとバスタオル1枚も持参してきた。備えあれば憂いなしっと。

■ざっと絞ったものを並べて