スマートコーチング私設合宿@八ヶ岳-2日目(南八ヶ岳反時計回り)
がが~っと下り、国道141号をほんの少し走っただけで稲子湯に向けて上り始める。序盤は劇坂区間。斜度がなかなか一桁になってくれない。ひぇ~と悲鳴を上げつつも、みんな、ちゃんと上っていく。
少し上ると山の中に入り、日陰が多くなる。森に入ると気温もぐっと下がる。ずいぶんとすごしやすい。
とはいえ、上るので暑いのは暑い。オーバーヒートぎみになったので、稲子湯で小休止。お水が欲しいというメンバーに、基本的に山小屋だから水は有料かも……と言ったのだが、そんなことはなかった。飲める湧き水があるらしく、水は流しっぱなしになっていた。
■湧き水のところで記念撮影
というわけで、各自ボトルを満タンにするとともに、頭からかぶったりして体を冷やす。
これでだいぶ回復したのと、ここからレストハウスふるさとまでわりと近かったのとで、思った以上に楽にふるさと到着。
■みんなでソフトクリーム
ここではいつもブルーベリーソフトにするのだが、期間限定ももソフト(初めて見た気がする)があったので私はそちらに。
稲子湯からふるさとが近かったということは、ふるさとから麦草峠まではそれなりに残っているということ。そういうことなんじゃないかと思ったら、やっぱり、獲得標高で350mくらい残っていたようだ。空気も薄くなってきて力が出にくい。
ふと気づくと女性がひとり足りない。昨日も今日も上りはむしろ先行気味で上っていた人なので、ひとり遅れるというのはメカトラかなにかかもしれない。残りふたりに声をかけて先に行ってもらい、私はお迎えに下る。と、ちょっとで上ってくるところとスライド。標高が1800mを超えたとたん、調子が悪くなって力が出にくくなった、と。あ~、それは空気が薄くなった影響だろうねぇ。その標高だと0.8気圧くらいまで空気が薄くなってるから。
■麦草峠(ひとりじゃ撮れない写真!)
今年何回目だろう。5回目くらいかなぁ。私は高地順化しているのかあまり気にならないが、ほかのメンバーはなんか苦しいとのこと。ちょっと調べてみたら、麦草峠の標高で気圧は0.77とからしい。肺活量が1/4ちかく減っちゃった感じ、だろうか。違い、感じるはずだよね。
念のためウインドブレーカーを着て下る。山を抜けたところでお昼。ポールズキッチンへ。
■お昼~
■ジェラート~
ポールズキッチンからちょい下り、エコーラインを少し走って八ヶ岳Serenoでジェラート。はい、ガチグルメライドなので。それにしても暑い。むちゃくちゃ暑い。出力上げるのやめようねって話になるくらい暑い。この中、出力高めで走ったら熱射病になるわ。
お昼をしっかり食べた上、たっぷりジェラートのデザートも食べているので、みんな、さすがにお腹が空かないらしい。小淵沢まで、エコーライン沿いのパン屋さんは基本的にスキップすることになった。途中、ごく短い劇坂なども楽しんだりして、小淵沢に到着(所要40分くらいだったようだ)。
道の駅こぶちざわで小休止。ボトルの減りも早いし、暑さ対策で少し休んだほうがよさそうでもあるし。道の駅そのもので売られている飲み物はいわゆるお土産用ばかりだったが、トイレ脇に自販機数台が並んでいたので、そちらで飲み物を購入。
氷屋さんが出ていて、私も惹かれたし、ほかにも興味を惹かれているメンバーがいたのだけれど、けっこう長い列になっているし列のはけもよくない。標高的には小淵沢が一番低く、ここから戻りは大半が上りであることなども考えると、長時間並んでというのは避けたい。というわけで、あきらめて走り出す。
リゾナーレからいつもの道で甲斐小泉駅を経由して甲斐大泉駅へと上っていく。この道は日陰が多く、暑い時期もそれなりに快適に走れるのだ。
甲斐大泉駅でまた自販機休憩をしたあと、川俣渓谷で清里へ。吐竜の滝に向かう道に入ると森が濃くなり、気温もぐっと下がって快適になった。気持ちいいとメンバーから歓声が上がる。お昼前後が暑かったからね~。
それにしても、仲間と走っていると短く感じるなぁ。あっというまに吐竜の滝の駐車場に到着。こんなに近かったっけ? 昨日の瑞牆山荘あたりも、今日の吐竜の滝も車は少なめ。吐竜の滝から清里も車少なめで走りやすかった。このくらいだったらいいよなぁ。
とはいえ、ここもそれなりに上る。「まだまだ上ります?」という声が上がりはじめたところで清里到着。
上ってキープでジャージーソフトか下ってパレドオールか。どうせ行くならパレドオールをお勧めしたいが、下れば上り返さなければならない。女性陣が選んだのはパレドオール。うん、がんばれるなら絶対そっちだよね~。
■パレドオールで思い思いのものを
私はソフトクリームのブラン(ホワイトチョコのソフトクリーム)。実はお初。車で来たときは体重気にして食べないし、寒い時期はビーントゥココアとかケーキとホットコーヒーのセットとかにしちゃって、またこんどと思っていたらいまだに食べたことがなかった、と。
おいしいチョコを堪能したら上り返し。たんたんと小海線まで上り、清里の森から旧清里有料を経由して141へ。国道はなるべく走りたくないけど、上から学校寮交差点に回ると獲得標高がだいぶ増えてしまう。みんな、いいかげん疲れてきているので、獲得標高を増やさないことを重視した結果だ。
学校寮交差点で道をわたり、141の旧道へ。ここも森が濃いし、空も曇ってきたようなので、とても涼しくて快適。いかにも高原を走っていますって感じだ。
旧道を抜けたところで写真休憩。
■JR最高地点の碑
■動輪神社
前に来たとき、C56の動輪なんてあったかなぁ。記憶にない。鳥居の向こうの車輪は前からたしかにあったけど。
このあと、野辺山駅前を通り、「え、そこ?」とメンバーから思わず声が上がるような道を通って141をわたり、Rapha社長宅を経由して自然郷へ。最後の標高200mがなかなかに試練だったようで、上りきりは4人ばらばら。
■出し切って倒れるメンバー
このあたりから雨が降り始めたので、あわてて山荘に駆け込む。午後2時とか3時とかには降る予報だったので、このタイミングなら降っても御の字だろう。
ちなみに帰着は5時近く。走行時間は6時間くらいなのだが、あちこちでいろんな食べ物をゆっくり楽しんできたからね~。なにせガチグルメライドなので。
118km、up 2500m、TSS 251。ふつか合わせるとTSSは500弱。よく走ったなぁ。
自転車ふいて、シャワー浴びて、荷造りして、6時前に東京組は出発。昨日食べ損ねたロックで晩ご飯とかにするか、高速の渋滞があるからコンビニでなにか買って走り続けるかと尋ねたら、さっさと高速に乗るほうがいいだろうとのことだったので、私は山荘でお見送り。
みんなを送り出して30分もせず、私はひとり打ち上げに入る。
■ひとり打ち上げ
ビールは、1本目がエビスマイスター(のど渇いたので)、2本目がおみやげにいただいたBump in the Nitht。Bump in the Nithtはインペリアルスタウトなんだけど、ババロアフレーバーにバニラを使っているとのこと。そのせいが甘味強め。強めだけだとにかく甘くしました~というものではなく、ビールらしい甘さの範囲にとどまっている。これは危険においしいわ。
■肉モノは格之進のハンバーグ(^^)v
やはりだいぶ疲れていたようで、気づいたら寝落ちしていた。10時ごろ目を覚ましたので、ちゃんと寝る用意をして寝直した。
それにしても……やっぱりみんなで走るのは楽しいわ。1日目も2日目も、ひとりで何回走ったかわからないコースなんだけど、雰囲気がまるで違う。企画してよかった。参加してくれたみんな、ありがとね。
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