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2022年7月10日 (日)

北アルプス山麓グランフォンド2022

一番距離が長く(160km)、獲得標高も多い(3500m)スペシャルクラスにソロ参加できるようになったので、今回はソロで参加。前に参加したときはグループのみで、一緒に行ってくれる人をみつけるのが大変だったのだ。見つけられずにあきらめたりとかあったもんな。

■160kmスペシャルクラスのルート@Strava

それはいいのだが、今回は、エントリーしたあと肋骨にヒビを入れてしまい、ニセコはたった85kmで後半ボロボロの惨敗、その後もまっとうに乗れていなくてCTLが60前後まで落ち込んでいる。レースじゃないから無理せず走ればなんとかなるかなと思うが、ニセコ並みにおかしくなったらいくら時間がたっぷりあるとはいえ、完走さえおぼつかない。

もちろん、ヒビのほうはだんだんよくなってはいる。この2~3日前から、ようやく、思いっきり息を吸ったくらいなら痛みは感じないくらいになった。木曜日の実走でもまだときどきは痛みがあるが、でもずいぶんと減った。

ま、とにかく走ってみよう。そうすれば回復度合いもわかるだろうし。

朝5時半スタートと早いので前泊する。いつもどおりスタート脇の鹿島槍スポーツヴィレッジだ。前日受付などないので行って泊まればいい。だったら、期間限定シャア専用マックで晩ご飯にしてと思ってのんびりしていたのだが、念のためと確認したら1泊2食で予約してるじゃん。2時半にあわてて飛び出し、5時半着。6時からの回にまにあうことができた。

■晩飯

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そのあと風呂、ストレッチで9時前に寝てしまう。

朝、3時15分にめざましで起床。ゆっくり準備して、ジャージ姿で朝飯。

■朝飯

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コロナ対策なのだろう、朝飯はお弁当形式になっていた。野菜があまりに少ないのはがまんするとして、足らんよな。というわけで、このあと、自転車の準備をしながら、朝飯追加ようにと買ってきた牛乳パン@高原のパン屋さんを食べる。これ1個で400~500kcalはあるならなんとかなんべー。

4時半ごろ車に行くと、すでにスタートグリッドに何台か自転車が並べられている。だったらと、空気圧の確認がすんだ時点で私も自転車を並べてしまう。2列目の端っこ。

■スタート1時間前から自転車が並べられていた

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朝から雨の予報だったが、とりあえず曇り。とはいえどこかで降るのは覚悟だろう。気温はスタート18℃の最高気温25℃。スタート場所が標高1100mとコースの最高地点くらいなので、朝の体感から暖かくなっていくと思えばいいだろう。

というわけで、薄手アンダーに夏用ジャージ上下、アームカバー(迷いに迷ったすえ、念のため。どうしても安全サイドに振ってしまうタイプなので)。ボトルは1本でパンク修理などはツールボトルに。雨対策でチューブとCO2ボンベは2セット。サドルバッグにゴアのウインドブレーカーとシューズカバー。バックポケットには補給食(7/11のチョコチップメロンスティック、大福)。

そうこうしていたら、チャリダー取材班が集まった用なので(←今回、チャリダーの取材が入っていた)、ご挨拶に行く。南アルプスロングライド2017のとき、朝比奈さんと二日間走るという取材チームで走り、その後もほかのイベントでご一緒したとき、「あのときの人ですよね」などと言っていただいたりしているので。

ご挨拶直後から撮影が始まった。タイミングはよかったな。撮影のじゃましちゃ悪いので。

■撮影開始~

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■スタートまでの時間にいのさんとツーショット

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最初のご挨拶したときには遠慮したんだけど、スタートグリッドそばに来てからほかの方々が次々一緒に写真をってやっていたので私も(^^;) いの×いの、である(^^;;;

5時半少しすぎにスタート。4人ずつ10秒間隔とのこと。暑くなく寒くなくのちょうどいい感じだ。スタート直後、小熊山の上りはウォーミングアップで無理しない(いやいや、今日は無理しない、だろ)。この上りで1~2分後ろからスタートしたはずのいのさんに追いつき、追い越された。まあ、そらそうだよな。そのあとのアップダウンで抜き返し、小熊山ビューポイントには私が先着。

■小熊山ビューポイント

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残念ながらガスっていてほとんどなにも見えない。なにせ雨予報だったくらいだからね~。

ここの下りもゆっくりと。っていうか、もっと飛ばしたい(っていうか、ブレーキあんまりかけたくない。そのほうが楽なんだもん)けど道が細くて曲がりくねっているもので前が抜けない。まあ、無理することもないからなぁ。

降りきって木崎湖、青木湖と湖畔を走る。このあたり、気持ちいいのよね。

途中、知り合いに抜かれた。初参加のとき一緒に走った人。なんでも、今日何時かまでに東京に戻らないといけないんだとか。ついて行こうかなとペースを上げてみたら、4~5倍。まっとうにトレーニングできていない状態でこれは無理しすぎになる。ま、もともと向こうのが速いんだし。というわけで、あっさりあきらめて見送ることにする。

■北アルプス

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桜のアルプスあずみのセンチュリーライドのときは雪があったけど、さすがにもうほとんど残っていない(残っているところもまだある)。

■白馬岩岳AS

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白馬岩岳ASには7時ちょうど着。提供物は全粒粉の冷麦だ。うーん、いくらなんでも少ないよぉ~。おかわり自由と言われたけど、食べてマスクして列に並んでってそれはめんどい。特に、私のちょい後にいのさんが大集団連れて到着したし。

ちなみに、今回、調子悪くて時間かかること前提で、エイド間に走りながらちょこちょこと追加で補給をしている。各回150kcal見当。

■食べてるあいだに大集団が到着

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■川下側も山

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あちこちに橋があり、川の向こうに山がある。川上側だけでなく、川下側も山だったりする。要するに山間部ってことね。山好きとしては楽しいコースだ。

■鬼無里AS

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白馬岩岳ASの直後から標高差で300~400mを上り、鬼無里ASに8時ちょいすぎ到着。提供物は野沢菜おやき。おやきがあんまり白くないので、こっちも全粒粉使っているのかも。うん、おいしいわ~。そうそう、そろそろ出ようと思ったらいのさんたちが到着した。集団が小さくなっているのは上りでばらけたのだろう。

この少し後、130kmと分かれて160kmは戸隠方面へ。ここもまた標高差で300~400mを上り、戸隠ASに到着。こんな感じで、標高差300~400mの上りがあちこちに合計5回。その他を合わせると獲得標高が3000mを越えるわけだ。

■戸隠AS

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戸隠ASには9時18分着。ここは天ぷらそばにまんじゅうの天ぷら。どっちもおいしい。事前に準備しておかなきゃいけないから天ぷらは冷たかったけど、でも、そばの汁が少なめにしてあるおかげでサクサクなのだ。量もほどほど。このくらいは欲しいよなぁ。

ここではトイレ休憩も。かなりの軽量化になった(^^;) 自転車に乗っているとお腹周りをよく動かすので。これで後半の劇坂に向けた準備は万端???

鬼無里の分岐まで戻ると1時間あとにスタートした130kmの人たちもいるようになる。我々は戸隠方面へ標高差300~400mの上り1本含む30kmを追加で走っているからそのくらいでちょうどだよな。

■大望峠

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大望峠には9時50分着。晴れたじゃん。ここからの眺め、好きなので、うれしいわ~。気温も上がってきているが暑すぎるというほどではない。上りで前を大きく開け、下りで閉じればすむ感じだ。

■小川AS

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小川ASには10時半着。提供物は漬物各種。天気が回復して暑くなってきたので今日にはぴったりのチョイスかも。

■アルプス展望デッキ

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ここからはアルプスがよく見える。というわけで、みんな、アルプスを眺めつつ漬物をほおばる(^^;)

ここでも出発しようとしたらいのさんたちが入ってきた。ここまでほぼ毎回。たぶん、上りはいのさんのほうが速く、下りは私が速くて、全体としてペースがほぼ同じということなのだろう。

このあたりからはエイドの間隔が狭くなる。後半疲れてくるだろうから頻繁に休めってことなのか、90kmも一緒だからそちらのペースに合わせてあるのか。

というわけで、わりとすぐにぽかぽかAS到着。ここはあずみのでも出てくるねぎ味噌おにぎり。やっぱりおいしいのよね~。

■ぽかぽかAS

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■ねぎ味噌おにぎり

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腹ごしらえをして走り出したら、すぐ、劇坂区間である。130kmの人は蛇行していることも多い。スプロケも大きいのをつけてきたし、特に問題なく直登。出力は多少落ちてきているが、ニセコみたいにとぼとぼというほどではなく、これだけ走ればこのくらいは落ちてもしかたないかなと思えるくらいだ。

途中、130kmとおしゃべりをしたりしながら鷹狩山ASへ。この最後が、ねぇ。ほんと劇坂。道も細いので、途中で止まったら再スタートはできない。ダンシングで上りきったけど、最後は息が切れて大変。そこそこ長いのよね。

■鷹狩山AS

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上りきったら、小さい子どもがアイスを渡してくれた。

ここ、展望がいいので、アイスを食べながらのんびりと景色を楽しむ(写真撮り忘れた^^;)。

鷹狩山ASから下ると、しばらく街中の平坦基調。お昼過ぎだし標高下がるしで暑い。信号も多くてあちこちでストップ。北アルプス山麓グランフォンドで一番ストレスが多い区間だ。

そして最後の温泉郷ASに到着。

■温泉郷AS

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130kmの人もけっこう抜いてしまったからか、このあと、人はまばら。最後、ゴールに向けた上りもたんたんと。そして、14時ちょい前にゴール。5時半ちょいにスタートしたから8時間半弱か。まあまあ走れたと言えるだろう。

鹿島槍スポーツヴィレッジに泊まった人はゴール後にも温泉が使えるとのことだったので汗をながしてさっぱりしてから、安曇野のペンションに移動。

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