骨伝導イヤホンがよくなっていた
八ヶ岳周回でしばらくご一緒した方々のおひとりが骨伝導イヤホンで音楽を聴いておられた。骨伝導って、実は、登場したころすごく期待して買ってみたのだけれど使い物にならず、以来、ずっと避けてきた。なんだけど、最近のは音楽聴こうって思えるくらいになっているのかと、ちょっと調べてひとつ買ってみた。
びっくりするくらいよくなっていた。このくらいちゃんと聞こえたら音楽だって聞く気になるよな。
個人的にうれしかったのは補聴器と併用できること。私の補聴器は耳穴型だけどマイクがひょろっと飛び出していて耳たぶのひだに挟み込む珍しいタイプ。これだと骨伝導の音を拾えないかと思ったらそんなことはない。これなら、家で音楽聴いたりテレビ見たりするとき、嫁さんに話しかけられて気づかないとか、気づいてもイヤホン外して補聴器入れたりで待たせずにすむ。
最近の補聴器はiPhoneと直接つながるしテレビとの接続用機器もあるので、そちらを使えばいいって話もあるのだけれど、これはこれで、補聴器が完全にiPhoneやテレビに取られちゃうのが問題。横から話しかけられても気づかない恐れがあるし、気づいたら気づいたで話をしたければ補聴器を操作してiPhoneやテレビとの接続を切らなければならないのだ。
今回買ったヤツには低遅延版(AS801)があるので、そちらなら、テレビの音をスピーカーから出しつつイヤホンも併用ってできるかもしれない。家族とご飯を食べながらテレビを観るとき、スピーカーからの音だとなにを言っているのかよくわからないことがけっこうあるんだけど、イヤホンしたら家族と話ができなくなるのでしかたないと思っていた。骨伝導イヤホンで補助的に音を追加すればテレビも見れて話もできる、かも。
問題は遅延。スピーカーからの音は有線接続で遅延なしだけどふつうのBluetooth接続(SBCコーデック)は規格上0.27秒の遅延があるとのこと。これだけ遅れると音がずれて聞こえるはずで使い物にならない。でもaptX Low Latencyなら遅延は0.04秒で有線接続と区別できないレベルらしい。まあ、上記AS801はaptX(遅延0.08秒)までしか対応してないんでどうなるかちょっと心配。でも、試してみる価値はありそうだ。
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