ソルダムのジャム

山ごもり中は果物をよく食べる。だって、安くておいしいんだもん。定番はシャインマスカットとながのパープル。あと、あればソルダム。

ソルダムというのはプラムの一種。果肉が赤く酸味強め。プラムは基本的に好きなのだけれど、なかでもソルダムが好きなのだ。実はジャムもソルダムが好き。なのに、ここ何年か、清里ジャムさんにソルダムのジャムがない。今年も作らないらしい。

しかたがないので作ってみることにした。

■煮詰めているところ

■完成～

レシピはクックパッドからで、赤ワインを入れて煮込むやつにしてみた。プラム500gにだいたい砂糖100gぐらいが標準のようなのだが、このレシピは50～70gで、低糖度なので甘味が足りなければ蜂蜜などで調整をとあった。個人的には超低糖度が好きなので（清里ジャムはどれも超低糖度）、プラム600gにグラニュー糖50gで作ってみた。レモン汁は手元にあったシークワーサーで代用。

いや、それにしても……そうとうに煮詰めても（体積で1/3くらい？）ジャムらしくならず、どうなるんだろうと心配したのだけれど、用事で外出せざるをえず、火を止めて出て戻ったらジャムらしくなっていた。冷えたら粘度が上がるのね。

というわけで、レシピにあった「最後にシナモン」は入れそこねた。試しに、これをパンに塗った上からシナモンふりかけてみたけど、シナモンはなくてもいいかなぁという感じ。

味見をしてみたところ、超超低糖度の酸味たっぷりジャムという感じ。これはよさげだ。これだけ砂糖が少ないと痛みやすいはずなので、たっぷり塗って食べてしまおう。糖度が低ければたっぷり塗れるし。

■朝食

ジャムを塗ってある2枚は、片方が自家製ソルダムジャム、もう片方がスウェーデン、トルフォークゴードのブルーベリージャム。塗ってる厚みがまるで違う(^^;)　まあ、トルフォークゴードのブルーベリージャムは我が家的には甘すぎるってのもあるんだけど（一般的にはこれでも甘さ控えめなんじゃないかと思う）。

ともかく。

思っていたより簡単にできたので、今後もときどき作っていいなと思う。ソルダムは出回る期間が短いから年に2～3回が限界かもしれない。ちなみに次回は来年だな。そもそも、ソルダムってこのあたりじゃ7月で、8月入るとなかなか買えなくなるものなので。プラムのなかでも最初のほうで出てくるのよね。今年はなんでいまごろ買えたのか。ここ十何年でこんなことなかったと思うんだけど。