スマートコーチング河口湖合宿－2日目（富士山3ピークス－α）

2日目は、スバルライン、スカイライン、あざみラインも上りつつ富士山を周回。全部上るのは大変すぎるので（前日も翌日も走るのだから）、スバルラインは4合目までなど、それなりのところで折り返す。足の違いは、先頭が降りてきたら後ろはそこでUターンという形で吸収する。

富士山3ピークスはそのうちやってみたいと思ってはいる。やろうとしたとき問題になるのは（↓）。

• 時間がかかる→日照時間が長い時期にやりたい。夏至前後？
• 夏だと暑い。雨を避けるには梅雨明け後だが、そうなると暑くてばてる。
• スカイラインでは水の補給が不可。上りはじめの交差点に自販機があるが、そこから五合目まで自販機さえない。暑いとロングボトル2本でも不足するのに。

特に最後が致命的。今回はサポートカーが出るので水不足の心配がない。自分でやる場合は、夏至前、天気がもちそうな日を直前に選んでゲリラ的にやる、スカイラインはボトル2本＋ペットボトルを自販機で買って背中に入れて、だろうか。

朝飯は各自用意したものですませ、5時半スタート。スタート場所がスタート場所なのであざみが最後だというのが……疲れた状態であざみの劇坂を上れるのだろうか。あまりに不安だったので、スプロケットを念のためには買っておいた34-11Tに換装した。ディレーラーのキャパシティが心配だったが、アウターローも使えることが確認できたので一安心である（だめならDi2をフルシンクロモードにし、まちがえてアウターローに入れるのを防ごうと思っていた）。

■スプロケが異様にでかい

ロー側2枚はあざみ以外で使わないだろうし、走りにくいかと思ったら……スバルラインからしてインナーロー（フロント36T、リア34T）使いまくり(^^;)　で、思った。ケイデンスに余裕があるっていいな、と。富士ヒル、もしまた出るなら、28Tじゃなくて30Tか32Tのほうがいいかもしれない。

それにしても……斜度きつめの序盤で遅れ、緩斜面が出てくると追いつくといつものパターン。ま、しかたないわな。

スバルライン降りて、樹海から奇石博物館のあたりは気持ちよく飛ばす。いつ走ってもここはいいわぁ～。大好き。で、足をがんがんに使うから、なおさらスカイラインで死ぬわけだ。

今回も、最後の自販機をすぎ、スカイラインに入ってすぐから遅れ始める。まあ、上れないものは上れないのでしかたない。後半のアップダウンでどのくらい前まで追いつけるか、だな。案の定、第２グループには追いつき、追い越す（第1グループは速いメンバー2人＋プロ2人だったらしい）。いや、集団で走ったほうが楽だろうし、斜度が緩むところでついてきてくれよと思いつつ軽めに踏んでいるだけで先行してしまったので……。

料金所手前で水をもらい、ついでに一休み。あとはたんたんと。6％以上はじっとがまん、4％切ったらがんばるって感じかな。考えているのは……先頭降ってこい、先頭降ってこい、先頭降ってきたら降りられる、である(^^;;;

水ケ塚公園から滝ヶ原駐屯地先のセブンイレブンまでは各自。補給後はパックに分かれてあざみラインへ。

初あざみ。10％超の道がま～っすぐ伸びているのはきつい。さすがに疲れたのか2.5倍しか出ない。インナーローでとぼとぼと。ケイデンス60もいかない。最初からこれで馬返しとか上れる気がまるでしない。

つづら折りになると斜度が少し緩む。ケイデンスも上がり、そのせいか、出力も3倍強が出るようになった。

で、先頭が降りてきたので折り返すと、すぐ後ろにメインのパックがいて、そこはまだ上っていく。もしかして、そろそろ馬返しでそこまで行こうとしている？　ひとりがんばってみんなを待たせるのはまずいけど、みんなで上る分にはいいか。というわけで、またもUターンして上り始める。この先が……と言われたあとは、たしかにすごかった。一応、蛇行はせず直登できているけど、フロント36T、リア34Tのダンシングで止まりそう。足も腕も限界で、前を行くふたりに「あきらめます」と言おうかと思いながら後ろをふり返ったら、もう何人かいたはずなのに3人だけになっていた。改めて前を見ると、なんか、斜度が緩むらしいところが見える。結局、なんとかがんばってしまった。

最後は籠坂峠を越えて山中湖へ。山中湖畔は大渋滞。河口湖に向けて下りていく道も大渋滞。ナンバーを見ると、いろんなところから来ているようだ。県境を越える移動は自粛をってことになってるんだけどな（って、県境越えてる人間が言っても……）。

山中湖畔くらいから雨がぱらついた。そして、宿についた直後、土砂降りに。あぶないところだった～。

166km、up 4000m、380 TSS。いや、よく走ったわ。階段上がるのがつらい。それどころか歩くのさえつらい。

風呂に入ったあと、サポートカーの安藤さんが買ってきてくれたビールをいただく。うまいわ～。