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2021年6月 6日 (日)

Mt.富士ヒルクライム2021-当日

朝は4時ごろ起床。同室の3人は、全員、速いので第4ウェーブでスタートが早いのだ。

■朝飯

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朝飯を食べながら準備をする。同行の人がタイヤに空気を入れていたら、なにやらすごい音と声が……どうしたのかと思ったら、チューブラーのエクテンションが折れたとのこと。ネジがなかに残った状態なので、ちょっとやそっとでどうにかなりそうにない。しかたがないので、念のためと車に積んでおいた私の予備ホイールを使ってもらうことにした。多少重くなるが、DNSよりはマシだろう。

■スプロケを私の予備ホイールへ

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■同室の3人を見送って……

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のんびりと最終準備をすすめる。

服装は、夏用アンダーに夏用上下、アームウォーマー、レッグウォーマー、夏用長指グローブ、薄手のシューズカバー。朝は気温がそれほど高くないし、気温が上がってくるころには標高も上がるので、防寒側に振った。途中でちょっと暑いと感じるときがあったが、アームウォーマーをおろすほどではなく、選択は成功だったと思う。

自転車は、軽量ホイールに14-28のジュニアスプロケット。フロントが52/36なので、30まで欲しい気もするが、リアの11~13が不要なのはまちがいないし。こちらも、インナーローに入っている時間が長めだったけど、まあ、こんなものかと。ゴール前平坦区間も最大スピード時速45kmくらいだったから、ケイデンス100行かないくらいですんでるし。

6時50分ごろ宿を出発。検温などをクリアしてスタート位置についたのが7時半すぎ。今年は、7時45分~8時15分のウインドウであればいつスタートしてもいいという形。傾いているところで遅れまくる私としては、ウインドウの後半でスタートし、中盤の緩斜面あたりで後ろのウインドウの速い人に追いつかれてドラフティングを利用するっていうのがよさそうだが、それをやると、最後、雨に降られるおそれがある。今回は、タイムより雨対策が優先(^^;)

というわけで、てきとーに列に並び、合図からすぐにスタート。

いつもどおり計測区間まで抜かれまくるんだろうなと思ったら、今回は落ちついている。計測区間に入ってからも、そんなにがんがん抜かれる感じではない(抜かれるんだけど、さ)。

目標は1時間20分だけど、パワーなどのメモはなし。メモっておいても踏めないものは踏めないので。後半タレないよう、序盤は無理せず230Wくらいにおさえる、だけ頭にいれておく。あとは、いつもどおり、斜度が緩むところは踏む、だ。

心拍が安定していたので、ペーシングはうまくできたんじゃないだろうか。残念だったのは、最後の平坦区間が完全に一人旅だったこと。

タイムは、結局、1時間24分くらいと最低記録を更新(--;)

ゴール後、チップを返して下山荷物をもらってカッパ上下を着る。雨がふったり大汗かいたりしたとき用にタオルや着替えも入れていたが、幸い、雨がぱらついた程度で濡れたというほど濡れていない。だったら、着替えの時間を節約して早めに下山したほうがいい。

下山の列に並ぶあたりから雨が降りだした。予報どおりだ。気温も急激に下がった。カッパに加えてもう1枚、中に着ておきたかったと思うほど寒い。後ろのスタートでこの中を上る人は大変だ。

チップは五合目で返しているので、下山後は会場にも寄らず、まっすぐ宿へ。ふたつ前のウェーブで走った同室の3人はすでに乾杯などしている。自転車を片付け、着替えて、オギノで自分へのおみやげ(ビール)と家族へのおみやげ(シャインマスカットとさくらんぼ)を買ってから帰路につく。戻りは、時間が早いこともあり、スムーズだった。

■帰宅したところでビールの予習

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■晩飯では自分用みやげのラオホ

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■家族用みやげのシャインマスカットとさくらんぼ

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■感想

なんか、久しぶりにいらつかない富士ヒルだった。コロナで人数が減ったこと、進め方が変わったこと、どちらもいい変化だと思う。下山荷物の前日預けもいい。DNSしにくいって問題はあれど、当日朝、自分のスタートに合わせて会場に行けばいいので。全体の人数もこのくらいなら、会場もコースもそんなに混まなくていい。下山の待ち時間も短かった。このくらいの運営なら、また走ってもいいなと思う。

■結果

1:24:08、60~69歳クラス14位/出走209人。8位は1:20:01(予想どおり)。

タイムも順位も目標未達。年代別8位入賞のラインは1時間20分だったので想定は正しかったが、単純に力が足りなくてそこまでタイムを伸ばすことができなかった。

特にタイムは、ロードバイクに乗り始めて1年強で走った2014年の1時間21分57秒さえも下回って最低記録を更新。

ふがいないと言えばふがいないのだけれど、正直なところ、トレーニングによる向上より加齢による衰えが支配的になってきたのかなと判断している。自転車に乗りはじめたのが遅かったので、50代は基本的に伸びていたのだけれど、そろそろ、ここが伸びられる限界っていう天井の近くまできちゃったんだろうな、と。フィジカル勝負の側面が大きいヒルクライムでも違いが出るくらいに走りはうまくなっていると思うのだけれど、トシには勝てない世界に入ってしまったというか。

ここから先は、下がってくる天井にどこまで張り付けるかの勝負かと。

■5kmごとの平均出力、タイム、平均心拍
226W, 19:05, 151bpm
217W, 16:18, 153bpm
211W, 17:53, 151bpm
207W, 17:21, 151bpm
207W, 12:06, 150bpm

ペーシングは悪くなかったと思う。2年前は序盤で平均心拍155bpmくらいで走っているので、もうちょっとがんばってもよかったのかもしれないが、2年前は後半タレているので、今回くらいがいいところなのかもしれない。

■タイム、NP、ダンシング率の推移
2017年 1:20:13, NP 228W, 5.6%
2019年 1:22:34, NP 213W, 7.5%
2021年 1:24:08, NP 216W, 11.3%

50代に入ると年に1分ずつ遅くなるって説もあって、なんか、そのとおりになってる気がしないでもない。

今回の敗因をひとつ上げるなら、体重、だなぁ。体脂肪率のコントロールに失敗してるのよね。4月頭までは順調だったのだけれど、車にぶつかられてメンタル的につぶれてしまい、体重・体脂肪率ががくんと上昇。そのまま、ほとんど落とせずに富士ヒルを迎えてしまった。予定では、体脂肪率7%台、体重61kg台と史上最低レベルのはずだったのに、体脂肪率10%、体重63kgなんだもん。体重だけで2分違う計算(体重1kgで1分違うと言われている)。

来年以降、どうしようかなぁ。

1年たつごとに年代別入賞はしんどくなるし。きちんと体絞れたとしても、来年、4分縮めるのはきつそう。いや、ダンシングがちゃんとできるようになったら、ワンチャン、ないことはないかもしれない。

ニセコとか優先したいやつとバッティングしなければ、かつ、運営が今年みたいな感じなのであれば、走ってみてもいい、のかなぁ。

ちなみに、70歳以上クラスだと、1時間30分のブロンズ取れたら表彰台、1時間45分くらいで8位入賞、らしい。あと9年。年に1分ずつ遅くなっても1時間33分と万が一には表彰台が狙えるくらいか(←すんげー取らぬ狸)。でも、それまで元気でレースに出るような走りを維持できるとはかぎらないんだよね。年取ったとき体がいつどのくらい衰えていくかは個人差が大きいから。

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