袖ケ浦チャレンジ200km

迷いに迷ったし紆余曲折もあったが、とにかく走ってみることにした。ローラー台でVO2maxくらいは踏める、ダンシングもできないことはない。ただ、動きによってはにぶい痛みがある。そんな状態。サーキット周回だから、しばらく走って、だめなようならDNFしてもいいやというくらいのつもりで。

4時発、4時10分に販売店チームでもご一緒してる人を拾い、その1時間後にスマートコーチングの仲間をひとり拾ってから、袖ヶ浦フォレストレースウェイに向かう。現地到着は6時半くらい。

意外に寒い。気温一桁。でも、昼間は20℃弱まで上がる予報。どういう服装にすべきか悩ましい。悩みに悩んだ末、夏用上下、夏用アンダー、アームウォーマー、レッグウォーマー、ごく薄いシューズカバーとかなり着ておくことにした。手袋は、指切りの上にオーバーグローブでスタートし、暖かくなったらオーバーグローブを外す。結果としては正解だったんじゃないだろうか。朝型は寒くてウインドベストくらい着ておけばよかったかと思ったが、日が照ると暑めに感じたりもしたし。

補給は、大福5個、すあま2個（1個はスタート時）、ジェル2パック。ボトルは2本差し。予備の1本もピットに用意しておく。

試走でウォーミングアップし、9時にスタート。

■ホームストレッチを走る私

はい、だめだめでした。ニセコやおきなわで何度もご一緒した内川さんも走っていたんだけど（160km）、何周もラップされちゃうし、スマートコーチングでご一緒していて私のほうが速いはずの人がついていってる集団から切れちゃうし……。84周回、202kmのはずが2周回不足の82周回で終わってしまった。

■シクロスフィアのデータ

1時間くらいで力尽きてどんどんタレているのがわかる。60kmか70kmくらいでは、ああこりゃDNFだな、どこでやめようって思っていた。力入らないし、ダンシングもできなくなっていくし。どうにもならない。4時間すぎたあたりから、すこ～し回復しているけど。

160kmも途中投入の50kmも前のほうはみんなゴールしたあと、サポートで走ってる埼玉ディレーブの藤田くんに「あと何周ですか～」と聞かれた。「時間の最後まで。周回不足なんで」と答えなきゃいけないってのが、ねぇ。

そんなだから、一番の大集団にはついていけるはずもなく、てきとーな小集団をみつけては一緒に走る。そういう小集団でも、上りのたびに切れそうになるのよね。ゆるい上りのホームストレッチからちょっと上るところで切れ気味になり、下りで追いついて、次の上りにかかる急カーブで先頭かもうちょい前まで出て、上り終わりで集団のしっぽにぶらさがる、をくり返した。

ちなみに、急カーブのところ、大集団なら左端の大外を回るのが正解のはず。なんだけど、小集団で、私は、ほぼ毎回、右端のインぎりぎりをついていた。外側回るひとたちがブレーキしてくれるんで、足止めてインを回るだけで前に出られるので。いや、別に前には出てないな。みんなが後ろに下がってくれるんで、だな。同じ集団にいたスマートコーチングの仲間から「スゥーと前に出ていく綺麗なコーナーリングに見惚れていました」と言ってもらったのだけれど、ほんと、なにもせずに前に出られるのでずいぶんと楽をさせてもらった。

コーナリングって、ちゃんと習って練習するとうまくなるのに。もったいない。

6時間、NP 186Wの309 TSS。NP 186Wって、まっとうな調子ならのんびりってペースなはずなんだけど、きつかったのなんの(T_T)

終了後、片付けて完走証の類いをもらい、仲間のインポッシブルチャレンジ表彰を祝ってから（チャレンジしただけで表彰されるらしい。あそこ100周って、さすがにやる気にならんもんなぁ）、帰路に。補給は1500kcalくらい取ったけど、かなりお腹が空いている。お昼食べてないしね。というわけで、高速に乗る前にインター近くで穴子天ぷらの定食を食べる。

■あなご屋さん？

インター近くで穴子天ぷらの定食を食べてから高速に乗り、同乗の人たちを順次降ろして帰宅。疲れ切っていたし渋滞もあったけど、さすがに3人でなんだかんだと話をしていると眠くならない。

■完走証、じゃないな(^^;)