体重コントロール――その他
■体重の多寡と食べる量の関係
体重を減らせないと言っている人は、ずっとがまんするのはつらい、と心のどこかで思っていることが多いようだ。そこは誤解というか……いったん体重を減らしたら、しばらく横ばいに保つわけで、そのとき、食べる量は元に戻る。
こう言うと驚かれたりするのだが、考えてみれば当たり前の話なのだ。
いま、ある体重で横ばいだとすれば、それは、「摂取カロリー=消費カロリー」だから。そこから体重を落とすなら、「摂取カロリー<消費カロリー」としなければならず、しばらくは、多少なりともガマンが必要。でも、いったん体重が減ったら、また横ばいで保つ、つまり、「摂取カロリー=消費カロリー」に戻すことになる。だって、「摂取カロリー<消費カロリー」だったら、体重は落ち続けるのだから。
筋肉が落ちてなければ、体重が何キロか減っても消費カロリーは変わらない。つまり、体重減らす前も減らした後も、体重を横ばいに保つなら摂取カロリーは変わらない。(実際には、筋肉がまったく落ちないということはないし、脂肪の厚さが変われば体の保温性が変わって体温維持の代謝も多少は変わるはずだけど、まあ、誤差範囲の変化でしょう^^;)
ふつうの範囲を超えて体脂肪率を減らすと体の防衛反応で活性が落ちて消費カロリーが減るとかもあるだろうが、プロ選手じゃあるまいに、我々アマチュアの場合、そこまですることもないはずで、大まかにはこんな感じだと思っていればいいはずだ。というか、私はそんな感じでやっている。
あ~、こういうことを書くと、いや、体重減らしたあと食事を元に戻すと体重も戻っちゃうよって言われそうだなぁ。でも、それはありえない話。体重が戻るのなら、絶対、食べる量が、体重重かった時代+αになってる。体重落としたから、少しくらい増えても大丈夫になったからって気持ちが心のどこかにあり、こっちでラーメン1杯、あっちでお菓子1個をくり返してるんじゃないかと。で、体重が戻っちゃうと、さすがにまずいと多少は摂生するんで、摂取カロリーが減ってまた横ばいになるんじゃないかと。
集団で走っているとき、前目で展開したほうが楽なのはわかっているのに、つらくなると、つい、足を緩めてずるずると下がってしまう。で、これ以上遅れると切れて一人旅になる、それはいやだと必死で踏んで、集団のお尻あたりを切れ気味になりながら走る。そして、頭のほうがペースアップしたとき、対応しきれずに切れる。これと同じなんじゃないかなぁ。つい、ずるずると限界まで行ってしまい、さすがにまずいと思うと、そのあたりにとどまる、という意味で。
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