スマートコーチング・サイクルスクール@向ヶ丘自動車学校
連休最終日は、スマートコーチングのサイクルスクール。コロナで国から緊急事態宣言が出たが、自転車は外だし、密に集まらずにできるので、いろいろと気をつけながら開催、ということになったらしい。
サイクルスクール、実は4年以上も前以来という久しぶりの参加。前回はサイクルテクニックスクールという名前で、午前・午後とも講習だったが、いまは、午前中にスクール、午後に練習レース(クリテリウム)という形式になっている。
午前の講習は、初心者向けのほか、シクロクロス、M1~M3とたくさんわかれている(Mはマスターズの略らしい)。私は、今回、M2を選択。M2はレース中級。スマートコーチングのキャンプや合宿にはよく行っているので、上級のM1でもいいのだけれど、M1の岸さん、M3の福田さんには習ったことがあるので、習ったことのない小笠原さんが担当のM2を選んだ次第。一番興味を引かれたのは新設のシクロクロスなのだけれど、軽トラとの事故で左膝の靱帯が1本なくなった関係から、走れないのでパス。いや、まあ、シクロクロスに出なくても、テクニックだけ習うといいかもなと思わないでもなくて迷ったんだけど。
午後のレースはM2クラス。トシヨリにM1はきついかな、と思って。なのに、結局、人数の関係からM1・M2はまとめてになってしまい、どっちでも同じだったんだけど(^^;)
4年前は天気も悪かったので車で行ったが、今回は自走で。途中、なんどか地図を確認しながらだったが、1時間弱で到着。多摩川沿いの道は信号が少なくて走りやすいわ。予報によると、気温は、朝、-2℃(実際には-4℃だったという情報もあり)、最高気温で6℃とくっそ寒いし、スクール中はそれほど運動量が多くないはずなので、冬用ジャージ上下に一番厚い冬用アンダー、冬用シューズカバー、冬用グローブに加え、薄いダウンジャケットを着込んだ上からウインドブレーカーと完全防備にした。最初はスニーカーでという話もあったので、それと、汗をかいたときに着替えるアンダーなどをバックパックに入れて持っていった。
■開校
みんなもっこもこだし、口元も隠れているしで誰が誰やらわからない。私はいつもの目立つジャージなのですぐにわかり、あいさつとかしてもらえるのだけれど、じっと見て「え~と、どなたでしたっけ?」となることも少なくなかったm(._.)m
我々のグループは、最初がバスの死角体験。どのあたりが見えないか、説明を聞いたあと、運転席に座って確かめてみる、というもの。バスの横にロードバイクが写っているが、あのあたりは死角でまず見えないらしい。
■バスの死角体験
そうそう、あいさつに出てきた人が、よく知ってる人にしか見えなくて、二度見、三度見したんだけど、やっぱり、よく知ってる人にしか見えなくて。って、本人なんだから、そら、そうとしか見えんわな(^^;) ついこないだの東京湾一周を企画してくれたりした人で、あちこちでご一緒している。そっか、仕事はバス会社だったんだ。
バス、真後ろが見えないのはわかっていたけど、横も意外なほど見づらい。乗用車はガラスが多いので、ちゃんと首を振って確認すれば、右ピラー以外、気にしなきゃいけないほど大きな死角はそうない(対自転車という意味では)。でも、バスは、ガラスじゃない部分がけっこうあって、首を振って見ても見えない場所がけっこうある。さらに、ミラーが7個くらいと見なきゃいけないところも多く、全部の確認は難しそうだ。さらにさらに、「発車時には、当然、右を確認するのだけれど、実は、一番注意しているのはルームミラーだったりする。足下に不安のあるお年寄りなどが立っていたりすると、その人が転んだりしないかを確認しながら発車することになるので」(運転している人の説明)という話は目からうろこだった。そら、バスとしては、そこ、気にしなきゃいけないよねぇ。
■バス運転席。右横が壁で振り向いても横は見えない
バス停に止まっているバスの左をすり抜ける人がいるって話もあった。それは言語道断だよねぇ。っつか、いるんだ、そんな人。
バスとロードバイクって、バス停に止まったバスを抜くとしばらくして抜かれ、次のバス停で止まったバスをまた抜くという感じで抜きつ抜かれつになっちゃうことがけっこうある。私は、それが嫌なので、バスを抜いたら、赤信号かバス停でバスが止まるまで抜かれないように必死で走るようにしている。運転している人にそのあたりを聞いてみたところ、「運行の問題があって、抜いていった自転車の後ろをずっと走るわけにはいかず、抜いたらバス停とかけっこうおきてしまう。抜かずに後ろを走るか、抜くなら、どんどん先に行ってしまってほしい」とのことだった。
ちなみに、このあたりとか、初心者向けクラスとかは、NHKの取材が入っていた。
■取材風景
今回は神奈川県警も協力とのことで、白バイのデモンストレーションなんかもあった。
■白バイのデモンストレーション
1300ccの大型バイクなのに、ちょっと広めの2車線道路という幅で、楽々と8の字を描いてしまう。やろうと思えば、アクセルワークの右手1本で……。私のバイクはハーレーでホイールベースが長いことを割り引いても、あのコントロールはすごい。あとで話を聞いたら、配属になった最初のころは、練習で何回転んだかわからないくらいらしい。そうですよね、ふつう、あんなことしたらこけますよね。
さて、スクールそのものについては……
M2クラスの内容は、スマートコーチングのキャンプとか合宿とかでずいぶん教えてもらっているから当然ながら、知ってるものが多かった。ただ、コーンを置いてのコーナリングで自分が思ったとおりのラインにならないことが何回かあったりして、まだまだだなということの確認はできた。あと、コーンを置いてS字カーブを描くにあたり、コーンのあたりから曲がったりコーンのあたりでカーブが終わるように曲がったりのデモがあり、「一番速いライン取りだけでなく、ふつうなら取らないライン、取るべきじゃないラインも練習しておくべき」というアドバイスをもらえたのはよかったな。その発想はなかった。この一言で、午前クラスの元は取れたと思う。いや、このあと練習しなきゃだめだよな。
そうそう、M2は一応中級となっているからか、集団走行にあまり慣れていない人が多かったように思う。先頭交代するのに、足を緩めてから横に動く人も多いし、どーんと横にずれる人も多い(あいだにバイク1台が十分入れるくらいずれる人多数)。常にふらふら走っている人も。そんな中、後ろを走りやすいなぁと思った人がいたら、休憩時間にあいさつされた。キャンプなどで何回かご一緒し、2019年のツール・ド・おきなわ140kmでも最後にトレイン組んだ佐々木さんだった。やっぱ、走りがまるで違うんだよな。
お昼は、午後にやるレースのコースを試走後、そのまま自転車で近くのセブンイレブンまで買い出しにでかけた。朝、パンでも買ってくるのが簡単だが、とにかく寒いので、温かいものが食べたくて。で、肉まん2個をバックポケット左右に入れて帰ってきたんだけど(その上にダウンジャケットとウインドブレーカー)、いや、腰が暖かくて気持ちよかったわぁ(^^;)
初心者やM4、M3などのレースを見ていると、ホームストレッチ後の直角カーブ、曲がり始めが早すぎてカーブ出口でふくらみそうになり、ふらつく人が多い。この点については、安藤さんや、一緒に走ってるスタッフからくり返しアドバイスが飛んでいた。なのに、みんな、ついつい、早くに曲がりはじめるのよね。まあ、エンジン付きバイクでも、クリッピングポイントを奥目に取れっていうのはよく言われるけど、これまた、最初のころはなかなかできない人ばかりだもんな。
■M1・M2クラスのスタート
M1・M2合わせて10人くらい。目標は……こけずに最後まで集団についていくこと。いや、だって、このコース走るのも初めてだし、どころか、クリテを走るのも初めてなんだし、このなかならおそらく私は最弱クラスのはずだし。
レースは、10分+3周とのこと。M1クラスだと、1周1分前後らしい。寒い中、いきなりがつんは苦しいというか、スタートと同時に切れるかもと思ったら、最初3周くらいはコーチが先導し、ローリングスタートにするらしい。それなら、少なくとも最初は大丈夫かも。
強度が上がる分、暑くなるはずだ。だから、少し薄着にした。具体的には、ダウンとウインドブレーカーを脱ぎ、手袋も薄手の冬用に替えた。
1回目は、予定どおり10分+3周(2周はリードアウト。3周目はレース強度になっていたと思う)。2回目は、少し気温が下がってきたのでアップをたっぷりにとのことで、最初3周リードアウトから10分+3周。
1回目、2回目とも、基本的に、集団のお尻で切れ気味になりつつ、カーブなどで前が緩むと追いつくをくり返す走りだった。いやぁ、まあ、そんなもんだよねぇ。それでも、1回目はゴールも集団の最後だったのに対し、2回目は、たぶん、ビリではなくゴールできている。2回走って少しは慣れたということかもしれない。一応、1回目の反省にたち、2回目はいろいろと工夫してみたので、それがよかったのかもしれない。
ちなみに、レース部分は、1回目が9分51秒、NP 235W、2回目が13分4秒、NP 242W。2回目のほうが体感的にはずっと楽だったのに、NPは高いし時間はのびてるのか。最大ペダリングパワーも2回目のほうが出ているから、2回目は上げ下げがあんまりなかったということではないと思う。うーん、やっぱ、そういう体質、なのかなぁ。
感想は、なんといっても、「若い人とクリテはきついなぁ。最大出力の差が響くから」だ。もともと瞬発力はないほうで、しかも、年取ると瞬発力から衰えるらしく、そのせいかなぁと思うのだが、コーナー立ち上がりの加速がまるで違う。コーナー曲がりきるまではいいのに、そこから同時に踏み始めても、どころか、タイミングよく前より先に踏み始めても、前とは切れる、後ろには抜かれる、だもんな。今回のコースだと、ホームストレッチ後の直角カーブ、ヘアピンからの上りの2カ所はほぼ必ず遅れるし、ヘアピン後の複合コーナー立ち上がりも遅れ気味になりがち。「このコースは抜けるポイントがあまりない」と走り慣れている仲間が言うコースなのに、遅れるポイントが1周3カ所もあったらどうにもならない。最大出力は、私としてはいい値が出ているので、踏めていないわけではなく、出せる最大出力が違いすぎてどうにもならないということなのだと思う。
ちなみに、一番抜きやすいのは、ホームストレッチ後の直角カーブを抜けたあと、だそうで。道がゆる~く曲がっている状態でインコースが空くことが多く(そのあと右に曲がるから)、踏めさえすれば前に出られる、と。あとは、上記複合コーナー立ち上がりのあと、ホームストレッチに向けてもそれに似た形で、踏めさえすれば前に出られそうだ。
もちろん、あくまで「踏めれば」であって、私は、そこで踏めない(そんな余裕ない)からどうにもならない。っつか、そこは、切れかけですむように、完全には切れないように必死でついていってる場所だよ。
力では抜けるはずがないので、コーナリングで抜けないかと何カ所か試してみた。
ホームストレッチ後の直角カーブ。アウトインアウトのインをぎりぎりまで内側にして半径を大きくする。内側を通るほど走行距離も縮むし、半径が大きいほどコーナリングスピードも高く保てるはずだからだ。実は、年末の袖ケ浦サイクルマラソンでは、このパターンでかなりの人数を抜いている。でも、これはうまくなかった。コースのせいかメンツのせいか、むしろ切れ気味になり、ついていくのが大変。それより、前とラインをそろえたほうがついていけたと感じる。ここ、けっこう高速で曲がるから、前とラインがずれてスリップから外れることのデメリットが大きいのかもしれない。(スリップから外れるデメリットは袖ケ浦もあったはずだが、あちらはコース幅が広く、人が多いので、コーナーでごっそり抜けた)。
ヘアピンに向けた直線に曲がる右折。曲がったあと、左車線まで膨らむように大きく曲がる人が多いのだが、ここをアウトインインのイメージで曲がって内側につく。ここの場合、すぐあとがヘアピンで立ち上がりをみんな踏まないので、どういうカーブで走っても遅れる心配はない。で、少し後にみんな減速するので、タイミングよくいい場所にいると、足を使わずブレーキングを遅らせるだけという感じで、すっと何人か抜けたりする。ただし、みんな、ヘアピンに向けて右端に寄ってくるので、無理に突っ込むと縁石側にはじかれる恐れがあるかも。回りの動きと位置には十分に注意が必要だと思う。
ヘアピン。カーブがきつくなるので、みんな右端一列で減速し、曲がっていく。前のほうにいればこの列に並ぶのが一番いいのだろうが、後ろだと、ヘアピンまでまだまだ距離があるところから減速しなければならなくなる。それならと、その列の左側を前に出てみた。10番手くらいからなら、これで2~4人、抜ける。ただし、ヘアピンのカーブがきつくなり、ヘアピン後の上りは遅れ気味(そうでなくてもここは遅れ気味になるのに)。それでも、3~4人抜いて2人に抜かれる、なら、1~2人前に出られることになる。逆に、コーナー前に1~2人しか抜けないと、立ち上がりで足を使って元に戻る、で終わってしまう。
■コーチ陣からのアドバイス
1回目も2回目も、レース後にコーチ陣からアドバイスがあったのでメモっておく。
先頭走って強いところを見せたい人が多すぎ。先頭交代してうまく走ることも考えたほうがいい。そのなかで、番手をあげすぎずに走り、最後にどんと出た人なんかは、うまく立ち回ったと言える。
前方2人の間など、狭いところに入っていくのも技術。ハンドルが前に出ればこっちのもの。逆に、隣の腰とか後輪のあたりにハンドルがあるのは最悪。ただし、そういう走りをするには、最低限、自分に必要な幅の感覚とまっすぐ走る技量が必要。それなしに突っ込むのは自殺行為。
コーナーで足を止めるとき、外足荷重ばかりではなく、前後ほぼ水平(若干前上がり)で曲がるほうがいいケースもある。ヘアピン前などは、その形にしておき、前に置いている内足をカーブの終わりで踏み込むと、バイクが自然に起きる。この形なら、ペダルをかく心配をせず早めに踏み出せる。外足荷重からでも同じことになりそう、というか、そのほうが内足のストロークが長くなってよさそうだが、その場合、外足の荷重を抜いた瞬間にバイクの挙動が不安定になりがちだとのこと。たしかに、足前後の均等荷重に比べて体重移動が大きくなるので、バイクが倒れた不安定な姿勢だと影響がありそうだ。
↓
足水平でコーナーを曲がるとき、内足が前、かつ、若干前上がりがいいとどこかで読んだことがあり、曲がることだけ考えるなら外足が前のほうがいいんじゃないかと不思議に思っていたのだが、今回、その理由がわかった。ぎりぎりまで倒していて、曲がり終わったとき外足から踏み出したら、そら、こけそうだ。ちなみに、このアドバイスは1回目のあとにあっので、2回目にはトライしてみた。その成果なのか、ヘアピン後の遅れが小さくなった、ように思う。
M1・M2クラスの練習レースに参加した人が撮った動画を紹介してくれた人がいた。
■20210111 サイクルスクール 練習クリテM1クラス2レース目
2回目、ヘアピン前にするするっと抜いてわりと前目に上がれた少しあとあたりからの動画なので、前半には私もけっこう映っていて、いろいろと参考になる。これはうれしい。
■反省点
まず、コーナー立ち上がりなど、ダンシングをもっと使うべきだった。特に1回目はシッティング中心で走ってしまったように思う。1回目は、ヘアピン後くらいしかダンシングを使っていなかったように思うのだ。2回目は、ホームストレッチ後の直角カーブなどもダンシングで立ち上がるようにしたら、前との切れ具合が小さくて楽だった。たぶん、私の場合、もっといろんな場面でダンシングを使うべきなのだろう。
上記の動画を見るとよくわかるのだが……上りのダンシング、ケイデンスが遅すぎる、つまり、ギアが重すぎる(岸コーチからもアドバイスが飛んでいる)。ヘアピン前に2速、ギアを軽くしていたが、3速軽くしてよかったようだ。
1回目レースの中盤、ヘアピンで左ペダルを一度かいている。ごく軽くだったのとしっかりBBに乗れていたので、足裏にいやな感覚があっただけでこけたりせずにすんだけど。足を前後にして曲がり、内足から踏み込むというのができていれば(このアドバイスをもらう前の1回目だから、外足荷重から内足を踏み込んでいる)、このミスはしなくてすんでいたはずだ。
■走行データ
レース部分の時間と出力
1回目:9分51秒、NP 235W
2回目:13分4秒、NP 242W
ラップ | 1回目タイム | 1回目平均出力 | 2回目タイム | 2回目平均出力 |
---|---|---|---|---|
1 | 1.25 | 145 | 1.26 | 126 |
2 | 1.08 | 174 | 1.09 | 142 |
3 | 1.02 | 204 | 1.07 | 167 |
4 | 0.58 | 213 | 1.02 | 164 |
5 | 1.02 | 162 | 1.02 | 211 |
6 | 1.00 | 218 | 1.04 | 172 |
7 | 0.59 | 212 | 1.03 | 166 |
8 | 0.59 | 179 | 1.04 | 178 |
9 | 1.01 | 221 | 1.04 | 153 |
10 | 1.01 | 176 | 1.00 | 203 |
11 | 0.59 | 201 | 0.59 | 222 |
12 | 0.59 | 201 | 1.01 | 163 |
13 | 0.59 | 188 | 1.04 | 173 |
14 | - | - | 1.00 | 170 |
15 | - | - | 1.00 | 188 |
16 | - | - | 0.56 | 208 |
クリテを走っているあいだ、メーターなんて見ている余裕はない。まして、ラップボタンを押すなど不可能。なので、上記はオートラップによる記録。ラップそのものはきちんと取れているのではないかと。
詳しい分析は難しいと思うが……ぱっと見ただけで、タイムが同じで平均出力が30~45W(15~20%)も違っていたりするのが目につく。どういう位置でどういう走りをしたのか、集団がどう動いていたのかでこんなに違うということだろう。いろいろ工夫して走り、経験を積んでいけば、かなりの省エネができそうだということでもあるんじゃないだろうか。
■M1・M2クラスの表彰式
■関連動画
実は、この練習レースについては、スマートコーチングから解説動画がいくつか公開されている。前に見たときは、いまいち、実感をもって理解したとは言いがたかったのだけど、今回、走ったあとに見直してみると、どういうことなのか、腑に落ちることばかり。やはり、自分で走ってみると違うわ。
■【こんなスゴテクで走ってるの!】プロコーチのブレーキングコーナーリングテクニック サイクルスクール 練習レース編
■【落車したくない人必見!】ペダル掻き落車分析とコーチの落車回避テク、コーナーリングスキル解説
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