体重コントロール――実例編
競技をするなら体作るのにタンパク質が必要だし、肉や魚を食べれば同時に脂肪もそれなりに摂ることになる。体のバランスを整えるのに野菜も必要。あと、トレーニング時には糖質も必要。要するに、バランスよく食べないといかんわけだ。
そのなかでなにを減らすのか。
まず、基本として、炭水化物や糖質と言われるものは少なめにしている。一時期、いわゆる低糖質ダイエット的なこともしてみたが、その後、糖質を少なめというか、取り過ぎないというか、くらいに戻している。糖質を限界まで減らすと、やはり、トレーニングで体が動きにくくなる、力が出にくくなると感じたので。
具体的には……朝はそのままで、昼はご飯大盛りだったのを普通盛りにした。夜は、綿にとって減らせないビールが糖質の塊なので、ご飯などは基本的になし。イモ類もたまにしか使わない。ニンジンやダイコン、ゴボウなど根菜類はそれなりに使うが(根菜類は糖質が多い)。最近は、夜8時からZwiftで仲間と模擬レースをすることがあるのだが、そういう日は例外で、6時ごろ、カレーや丼物など、糖質が多い夕食にする。
減量期には、食べる総量を少し減らす。どのくらい減らすのかというと……1カ月で体脂肪率1~1.5%、体重500g~1kgを減らす通常ペースなら、心持ちという程度、「お腹空いたなぁ」と次の食事前に思うくらいまで。具体的には、夕飯を少し絞る、だ。
私の場合、ふだんから、お昼ご飯前や晩ご飯前には「お腹空いたなぁ」と思うくらいしか朝昼は食べていないので(←とは言え、ふつうの人に比べれば量多め)、そこは変えない。で、夕飯だけ、心持ち絞る。目安は、翌朝、目が覚めたとき、最初に、「あ~、お腹空いたぁ」と思うくらいまで。(逆に言えば、減量期以外は、朝、そこまで思わない程度に食べている)
体重を落とすペースにもよるが、夕飯を多めに絞ると、朝昼食をふつうに食べていても、昼間にお腹が空いたと感じることがある。そういうときは、ちょこちょこおやつをつまんでお腹をごまかす(←食べ過ぎ注意。夕飯減らした以上に食べたらなにをしているのかわからなくなる)。
減っているかどうかは、体組織計で確認する。ただし、日単位ではなく、週単位くらいでデータを見ること。日単位だと体重もその他の計測結果もけっこう乱高下するからだ。コロナの感染者数と同じで、上下揺れている幅がなんとなく下がりつつあるか、上がりつつあるか、横ばいかを見る、と言ってもいいだろう。パソコンに取り込んで移動平均線を出せばそれが一番だが、手間かけると続かなくなるので、私はやっていない。
■朝食の例
パンは12枚切りくらいに薄くスライスしたものが3枚、1/4斤分。左に並んでいるのは各種ジャムに蜂蜜。これをつけて食べているので(だって、おいしいんだもん^^;)、ぜんぶでパン半斤分くらいの糖質を摂ってるんじゃないかと思う。
ジャムなどは糖分が多いので、これもやめられるならやめたほうがいいのかもしれない。私の場合、そこも含めて「糖質」をどれだけ摂っているかをちゃんと意識してコントロールできていればいいんじゃないかってことで、ここは楽しみを優先している格好。
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