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2020年10月25日 (日)

星のや軽井沢

金土日で軽井沢に行ってきた。最大の目的は、前から一度泊まってみたいと思っていた星のや軽井沢だ。

実は、何年か前からいつか行こうという話になっていて、予約を取ろうとしたことも何度かあるのだけれど、毎回、なんだかんだで実現できずに来てしまった。ここ、人気で早くに予約しないと泊まれないのに、予約のキャンセルができないので(キャンセル料金が100%)、共働き夫婦には厳しいところなのだ。今回も、どうなることかと言いつつ、確実にとか言っていたらいつまでたっても行けないからと、春先に予約したような次第で。

宿泊料金はホテルのスイート並みという感じでかなり高いのだが、今年は、結局、Go Toキャンペーンで宿泊料もかなり安くなったし、地域クーポンもかなりの額がもらえたしで、結果として、試してみるにはいいタイミングだったかもしれない。

星のやの前身は星野温泉。実は星野温泉には、40年くらい前、高校生から大学生の時代になんどか入ったことがある。連盟の役員さんが別荘のかわりに合宿所を建ててくれ、そこで夏とか冬とか合宿をしていたからだ。4~5日の合宿が2回、続けて行われ、両方とも参加していると、メンバーがごっそり入れ替わる中日に星野温泉に連れて行ってもらえた。まあ、大昔のことで、覚えていることと言えば、浴場が広かったことと、サウナでやる踏み台昇降がきつかったこと(^^;)くらいなのだが。

チェックイン前に、まずは、万平ホテルカフェテラスへ。ケーキ好きの自転車仲間に「軽井沢でアップルパイと言えばどこ?」と尋ねたら、まずはここと言われたので。

■万平ホテルのアップルパイ

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「クラシカルなアップルパイでおいしい」とは、アップルパイに目がないお世話係の評。

ここ、ジョン・レノンが通ったお店としても有名で、なんでも、ジョン・レノンがいつも座っていた席なるものがあり、お店の人に聞くと教えてもらえるらしい。

窓の外の紅葉を眺めながらゆっくりとお茶をしたら、いよいよ、星のや軽井沢へ。

■懐かしい星野温泉の看板

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「星のや」という案内標識に従うとそれらしいものがないし、ナビは違うところを指すし、ナビが指すほうに行ってみると駐車場が見あたらないしで少々迷ってしまった。案内標識が出ている駐車場に車を止め、電話で連絡して迎えに来てもらうというのが基本らしい。我々は、結局、星野温泉の看板がある道を入ってホテル玄関まで行き、そこから送迎の車に先導されて駐車場に向かうということをした。

■ロビーから

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■ロビー脇の階段

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内装は木がたくさん使われていて好み(*^o^*)

ロビー脇階段の手すりは、左右で高さが違っている。上りは低いほうが使いやすく、下りは高いほうがいいから、らしい。

■中庭

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ロビーなどがある建物の裏側には中庭が広がっており、そこを歩いて自分の部屋へ行く。

半年も前にえいやっと取るしかなく、紅葉がどうなるかと思っていたのだが、それなりになっていて、悪くないタイミングだったようだ。なお、例年、紅葉のピークは11月に入ってから、らしい。今年は、このところ急に寒くなったおかげで紅葉が早まったらしい。

■中の様子

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泊まるところはコテージ型。敷地中央の流れに面した水波の部屋(上の写真に写っている部屋)、その奥、細い路地を隔てた山側にある山路地の部屋、広めの一戸建てという雰囲気をもつ庭路地の部屋というのがある。今回、我々は、山路地の部屋をチョイス。2階の部屋だったので、見晴らしがとてもよかった。

■部屋のベランダから

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今回は素泊まりにしたので、夕食などは外で。というわけで

■村民食堂で夕食

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■食後はハルニレテラスへ足を伸ばし、丸山珈琲へ

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Book & Cafeで本がたくさん並んでいた。それぞれ、自分好みの本をピックアップしてのんびり。

夜は、メディテイションバスへ。温度低めなので、夜、寝る前がおすすめらしい。暗いところが作ってあって、そこで気分を落ち着けてうんぬんという話もあったが、ちょっと暗すぎて怖いほどだった。というわけで、広い浴室でひとりのんびり(貸し切り状態だった)。

■土曜朝は、ハルニレテラスのベーカリーレストラン沢村にて

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おいしかったけど、選択としては失敗だったかなぁ。せっかく「ベーカリー」レストランなのに、これだとパンそのもののおいしさがよくわからない。

■午前中に乗馬体験

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小諸の山側まで、送迎の車で20分。荷物などはロッカーに預け、場内でごく基本だけ教えてもらって道に出る。ある程度まとまった時間、馬に乗るというのはアメリカでしかしたことがないので、両手で手綱を持つのは初体験である(^^;) アメリカ式は片手でまとめて持つので。

心配していた天気は回復し、木漏れ日が気持ちいい。

我々は90分コースをお願いしたので、林の散歩道を中心に1時間ほど歩いてきた。それでもあっという間だった。60分コースとかだと、ほんとにすぐ戻らなきゃいけなさそうだ。

■戻って丸山珈琲でお昼

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週末になって人が増え、あっちもこっちも混んでいたので、早々に引き上げ、星のやでゆっくり過ごすことにした。

■部屋のヒノキ風呂

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ヒノキの香りがすごい。ヒノキ風呂って、香りはいいけど、きれいに保つのが大変で、とてもじゃないけど自宅には据え付けられないのよね。

■中庭の棚田テラスでお茶やお酒のサービスがある

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こちらは午後だけだが、ロビー的なスペースでは、コーヒー、紅茶、お茶にお茶菓子がセルフサービスで楽しめる。ソファに座って本を読んだりするとなかなかにいい感じだ。

夕飯を沢村でとったあと、特設バーへ。

■暖炉のそばに陣取る

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飲み物は、夫婦とも、クルミのリキュールを使ったホットカクテルなるもの。かなり甘いので左党な人にはいまいちかもしれないが、こうして、寒い夜に暖炉脇でゆったりするのにはよく合うと思う。

■日曜朝食は、沢村で買ってきたパンなどをテラスで

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沢村のパンはおいしい。特に、あれこれ入っていないシンプルなものがおいしいと思う。友人によるとアップルパイもおいしいとのことだったのだが、残念ながら、店頭にもレストランにも見あたらなかった。時期的にはやっていて当然なので、売り切れだったのかなぁ。

コーヒーは、部屋に置かれていたもの。丸山珈琲の星のやブレンド。淹れ方は、当然、フレンチプレスである。

朝食後はトンボの湯へ。こちらは湯温が高めで、朝風呂におすすめ、だそうだ。ということだからかなのか、朝一、一般公開前の1時間は宿泊者専用になる。おかげで、多すぎず少なすぎずとほどほどの混み具合で、のんびり温泉を楽しむことができた。これはいいわ~。

この時期は、リンゴ湯とのことで、ものすごい数のリンゴが浮かべられていた。まあ、リンゴの香りがすごいとか、そういうことにはならないのだけれど。

一般公開の時間が始まるころ出てきたら、入り口は長蛇の列になっていた。

中庭などの紅葉を楽しみつつ、のんびりと散歩して部屋に戻る。

制限時間のぎりぎりまでのんびりして、チェックアウト。

駐車場まで送ってもらい、荷物を車に積んで、ホテルプレストンコートや石の教会のほうに行ってみた(車は、そのまま駐車場に置いておいていいと言われた)。

紅葉を眺めながらゆっくりと散歩。石の教会は、ちょうど結婚式が行われていて入り口までしか行けなかったが、そこはしかたない。

車に戻り、裏道を通って旧軽井沢銀座へ。部屋に置かれていたお菓子がおいしかったので、フロントで尋ねたら、旧軽銀座のちもとで売られているもの、と言われたからだ。電話で尋ねると、駐車場はないが、ちもと餅を買うだけなら前に止めても大丈夫とのこと。念のため、私は車に残り、お世話係に買ってきてもらう。

旧軽銀座は人も車もとにかく多かった。お菓子を買ったら早々に退散し、ツルヤへ。後輩の合宿やグランフォンド軽井沢などで軽井沢に来ると必ず寄る大型スーパーだ。

駐車場に車を止め、ちもとの焼き団子とそば団子をいただく。焼き団子は醤油味で甘くないし、そば団子も甘さ控えめの餡でくるまれている。我が家好みかも。

お世話係が会社へのお土産を買っている間に、私は、フードコートでお昼。

東京への戻りは、まあ、それなり、かな。高速がところどころ渋滞していたが、完全に止まることはほとんどなかったから。

■感想

自然を感じながらのんびりするにはいいところ。今回、乗馬体験にでかけた以外は、結局、ずっと、星野エリアですごしていたわけだが、もう何日かはこんな感じですごせるなぁと思った。便利さという点では近代的ホテルのほうがいいというか、そういうところとはまるで違う方向性というか、なので、万人向けとは思わないが、好きな人には好かれるところだと思う。

星野リゾートとしては、小淵沢のリゾナーレには何度か立ち寄っているし、泊まったこともある。あそこも大まかな方向性は同じだが、もともとあったホテルが星野リゾート傘下に入ったこともあり、星のや軽井沢に比べると、若干、ふつうだった。

ここ、1週間の長期予約を早い段階ですると、大幅割引きになるんだよなぁ。お世話係の仕事がなんとかなるなら、1週間くらいのんびりしてみるのもいいなと思ってしまった。

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