『冷蔵庫で作りおきパン いつでも焼きたて』
なにかでみつけ、トライしてみるかと買ってみた本。これはよかった。夕方、あ、パンが切れてんじゃんと気づいたとき、買ってくるのと変わらない時間で準備完了。翌日朝は焼きたてパンが食べられる。
パン焼きって、いままで、何度かトライしたけど、結局、ベーグル以外は定着しなかった。だって、1次発酵に2次発酵と、そのたび温度とか時間とか、いろいろややこしいんだもん。とてもじゃないけど、ちょこちょこやる気にはなれない。じゃあと、そのあたり簡単にできるよってうたい文句の本も、何冊か買ってトライした。
たとえば(↓)
■『1日5分かけるだけで本格パンが焼ける! 1 ベーシックブレッド編』
アメリカアマゾンで大好評の本らしい。しかも、日本語版を作るにあたり、日本の実情に合わせた調整や、それでうまく行くことの確認などもされているという。そのせいか、日本アマゾンのレビューでも、うまくできた、これはいいと書かれている。
でも、私は、あきらめてしまった。材料になじみのあまりないものが使われていたりするのよね。東京ならまだしも、山に来ているあいだとかは、変わった材料、手に入らないし、ほかのもので代用できるのかどうかも、ド素人には判断つかないし。もとから料理好きでいろいろやっているとか、パン焼きもそれなりに経験を積んでいる人ならいいのかもしれない。(余談ながら、この本、翻訳したのは知り合いだったりする)
やっぱ、もとから日本ベースのものじゃないとだめかと、次は(↓)をトライしてみた。
手抜き料理の大家(←褒めてます)、ヤミーさんの本。パン焼きで唯一定着したベーグルも、ヤミーさんのレシピだったりするし、これならなんとかなんべーと、去年、それなりにいろいろとトライしてみた。
でも、ねぇ、やっぱ、それなりに時間がかかるのよ。ベーグルもほかのパンも、やっぱり、なんだかんだ、30分くらいはかかっちゃったり。あと、ひとりで食べるには量が多い。かといって、毎回、少しずつ用意するのは時間ばかりかかるし。発酵などをしなくていいように、ベーキングパウダーで焼くものもあったりして、そういうのとかは、やっぱり、ふつうのパンとは系統が違い、まあ、悪くはないけど、あくまでそのレベル。正直、ちょこちょこやりたいとは、結局、思わなかった。
で、今回の本。これは、材料を混ぜて軽くこねたら、冷蔵庫で時間をかけて発酵させるというもの(上記、『1日5分かけるだけで本格パンが焼ける!』もそっち系なんだと思う)。とりあえず、全粒粉を使うタイプを何回か作ってみたが、前述のように、パンを買いにいく手間と時間を考えたら、このやり方で焼いちゃってもいいじゃんと思えるくらいの手間と時間で焼けてしまう。本にはアレンジレシピもいろいろ載っているけど、私は、菓子パン系より、どっしりしっかりの食事パンが好みなので、アレンジはなしでいいかなって読み飛ばしている。
そうそう、一回仕込んだら、5回、5日間って本ではなっているけど、私は、せいぜい3回しかもたない(^^;) ま、そのへんは、そういうものよね。
さてさて、この本でパン焼きの味をしめたので、実は、『1日5分かけるだけで本格パンが焼ける!』をもう一度引っぱりだしてこようかと思っている。『冷蔵庫で作りおきパン』のアレンジ版って感じで応用すれば、そっちのパンも焼けるんじゃないかと思って。だって、パンの種類的には、『1日5分かけるだけで本格パンが焼ける!』のほうが好みっぽいんだもん。……というわけで、こないだ東京に戻ったついでに探してみたんだけど見当たらない。今年前半の断捨離で処分しちゃったのかも。ちょ~っと残念。
ああそうだ。このブログ記事を書こうと調べていて気づいたんだけど、標題の本、新しい判というかなんというかが、翌年に出ているらしい。著者も出版社も同じでまた出したということは、内容的になにか新しくなっているのかもしれない。なので、いまから買う人は、こっちのほうがいいかもしれない。
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