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2020年8月30日 (日)

高回転トレーニング

去年、セミナー合宿で、下りや平坦は踏んだら進まない、回さないと進まないと新城さんに言われたので(「新城幸也トレーニングキャンプ」)、最近、長くてゆるい下りではギアを軽めにし、高回転を保つ練習をしている。出力的には3倍前後。ギアが軽すぎると足が空回り気味になって回転が乱れるし、逆に重すぎれば回転が上がらない(いや、短時間なら上げられるけど、それはさすがにきつすぎる。練習の目的からすればこんなもんかと)。

時間的には1~2分。130rpm前後ならなんとかなるようになった、かな。120rpmなら楽勝、135rpmくらいまではなんとか使えそう、140rpmを超えると自転車が暴れ始める。これなら、レースの下りとかで、130rpm前後までは使えそうだ。アウタートップ(フロント52、リア11)の120rpmなら72km/hr、130rpmなら78km/hr近くまで出る。昔、ニセコの下りは60km/hrを切ったら踏むとしていたが、これを70km/hrくらいになったら踏む、でもいい感じ、かな。もちろん、体力とも相談しなければならないわけで、常に使えるとはかぎらないのだが(^^;)

年取ると神経系が衰えて高回転は厳しくなる、だから、ケイデンスは低めにしていくほうがいいと、昔、なにかで読んだ記憶がある。長年選手をしていた人が自己改造で、基本のケイデンスを90くらいから80くらいに落として、上りのケイデンスも昔より落としてって話だった。

ケイデンスを高くすると筋力より心肺に負担が行くわけで、若ければ、持久力の高い心肺側に負担を持っていくのがいいけど、年取ると、心肺がすぐ限界を迎えてしまうし、そういう意味でも、だんだんケイデンスは低めにしたほうがいいという話もある。

ま、私みたいにトシ取ってから乗り始めた人間だと、神経系なんかも、もともと、めいっぱいまで開発されてないはずだから、回転だって、もう一声、二声、伸びるかもしれない。限界が伸びた上で、実際にどういうケイデンスで走るかは、また、別の問題として考えれば、それが一番だろう。

ということで、山にいるあいだは、高回転のトレーニングを続けてみるつもりだ。

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