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2020年6月19日 (金)

ローラー時の汗対策

Zwiftなどで長時間ローラーをしていると靴までびしょびしょになるという話を、最近、よく聞く。体質的に汗かきなのもあって、昔はそうなっていた気もするのだけれど、最近は、靴が濡れるようなことはない。マット上には、相変わらず、汗だまりができているのだけれど。

というわけで、汗止め対策をざっとまとめてみたい。

■体を冷やす対策

まず扇風機。風量が多い工業用を使っている(↓の旧型)。ローラーは汗だくになるもので、冬でもお世話になっている。

冷却効率としては背中から当てるのがいいという話もあるが、置き場所の問題もあって、私は、前方下から斜め上に向けている。角度は、首から下が中心になるくらいというか、口にあまり当たらないくらいというか。理由は、よく動かす胴体から足にかけてを冷やしたいから。口に正面から強い風が当たりつづけ、口のなかが乾いてつらくなるのを避けたいというのもある。

次がエアコン。最近のように暑くなってくれば、やはり、エアコンで室温も湿度も下げるのが吉だ。

ウォーミングアップ時は温度高めで、あとは、強度が上がるほど設定温度を下げていく。2時間、3時間もレース強度で走るときは、じっとしていたら寒いくらいの気温になっていることが多い。

服(後述)も速乾性が高い自転車用を着ている。速乾性が高ければ奪われる気化熱も多く、涼しいし、乾いた分、したたり落ちる汗の量も減るし、なので。

■汗が下に落ちにくくなる対策

まず、ステムからトップチューブを覆う汗止め。「自転車のローラー環境」でも書いたけれど、ステムキャップをビニールで覆った上で、タオル、スウェットカバーをかけている。タオルは吸水性の高いスポーツタイプ。これがぐっしょりになるくらい汗がしたたり落ちるのがふつうだ。

●ステムキャップをビニールで覆った上で

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●タオル、スウェットカバーをかける

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スウェットカバー、私はミノウラを使っているが、いま、少なくともアマゾンでミノウラのカバーはばか高い値段がついているので(私のは2000円しないくらいだったはず)、ほかの安いものを買ったほうがいいだろう。ただし、手前部分の幅が広いと膝の内側がすれて痛くなったりするので、その点だけは注意が必要だ。

(2020年9月追記)
スウェットカバーはなしにした。ペダリングでひざが開き気味とスマートコーチングで指摘されたので。引き上げたときひざが開かないようにするとスウェットカバーに内側がすれて痛くなるのだ。というか、それを避けるためにひざが開き気味になっていたらしい。

■ステム全体をラップで覆って……

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■タオルを置き、マジックテープで止める

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スウェットカバーがないとトップチューブにも汗がたれるが、ぽつぽつのレベルで大きな問題はないようだ。Halo IIヘッドバンドで汗が基本的に両脇に落ちるから、かもしれない。私は前傾がきつく、汗の大半がかなり前のほう、ステムあたりに落ちるというのもあるかもしれない。

■服装

服装は、下はレーパン、上は夏用の長袖アンダーにグローブ。頭にはHalo IIヘッドバンド。

上にも書いたが速乾性が高ければ奪われる気化熱も多く、涼しいし、乾いた分、したたり落ちる汗の量も減るし、なので、多少高くても、速乾性が高い自転車用を着ている。

レーパンにしているのは、たぶん、短パンなんかより速乾性が高いであろうことがひとつ。パッドがないと2時間、3時間はつらいというのがひとつ。パッドがないと、その分、シート高が下がるに等しいということがひとつ。

シャツは袖なしや半袖を使っていた時期もあるが、長袖のほうが汗が落ちにくくていいようなので、最近は、もっぱら長袖(↓)にしている。

ちなみに、上半身になにを着るかは、靴に汗が落ちるかどうかを大きく左右するように思う。体にぴったりした速乾性のものを着ていると、流れ落ちる量が格段に減るのだ。服にしみこんで蒸発、という経路をたどる汗が増えるのだと思う。逆に、ゆったりしたTシャツなんて着ていて服と体にすき間があったりしたら、汗がレーパンなりなんなり、下半身側に流れ、そのまま足を伝って靴に流れ込むのではないだろうか。

グローブも、基本的に汗対策。しないでいると、グリップが滑るくらい汗でびしょびしょになってしまうので。特に、シャツが袖なしや半袖だったときはひどく、1時間乗ったら絞れるくらい、グローブが濡れていた。この点からも、上半身を速乾性の服でぴったり覆うと汗が落ちにくくなることはまちがいないと思う。

頭にはHalo IIヘッドバンド。靴とは関係ないかもしれないが、これしていても、前が見えにくくなるくらいめがねに汗がしたたるので、してなかったら大変なことになるのはまちがいない。

乗ってる最中にタオルで顔をふくなどのことはしない。っていうか、レースなんかでは、そんな余裕ないのがふつうだし。なので、タオルを準備しておくこともしていない。

■乗ったあとの床は海

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いくら対策をしても、2時間、3時間と長時間乗れば汗の量はすごいことになる。というわけで、よく海になる。ステムに載せていたタオルでふくのだが、1回ではふききらず、絞ってはふくをくり返すことになる。

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コメント

こんにちは!
偶然こちらのページを目にした者です。

わたくしはZWIFTをやる時は、
床にゴミ袋を敷いてやるようにしてます。
ZWIFTをやり終わったらゴミ袋を裏返して、
普通のゴミ袋として再利用してます。

汗の管理が楽になって良いです!
失礼しました!

投稿: きょう | 2022年4月21日 (木) 16時11分

そういう手もありましたか。たまにならいいかもしれませんね~。私は週に3~4日はZwiftなので、ゴミ袋として消費が追いつきません~(^^;)

投稿: Buckeye | 2022年4月22日 (金) 12時12分

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